PandoraPartyProject

ギルドスレッド

美少女道場

美少女花見大会第2回戦 尾形・アヤメvs甘草院・芍

美少女道場。
磨きあがられた広い板張りの床は所々、赤黒い何かがしみ込んでいる。

それを見るのは「美少女」の掛け軸と、床の間に置かれたセーラー服を着たマネキン



(試合中は、尾形・アヤメと甘草院・芍以外の発言を禁じます)

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(静まり返った板の間の中心におかれた座布団が二つ。そのうちの一つに芍は正座し、相手が来ることをただ待つ)
(静々と板の間を歩いてきた。気取ったところのない、シンプルな、まだ洗練されていない歩法でもある。)
お早い、お着きでございますね。(柔らかな笑みを浮かべて、座礼)
ご準備はよろしくて?
(先輩を待たせるなど少々きまり悪い。そういった雰囲気で目を伏せていたが)

ええ、いけます。
では……
(楚々と立ち上がり)

始めましょうか、アヤメ様?
(身体を半身にして、リズムを刻むようにその場でステップ。手は緩く握り、メトロロームのように揺れている)

【先攻後攻判定】
69
(しゃんとした背筋、揃えられた指先。無風の野に立つ菖蒲の葉を思わせる居住まいで相対する。)

ええ、始めましょうか、先輩。
【先攻後攻判定】
65
【先手:攻撃】
(軽やかなステップで距離を取り、周囲を伺うように回り始める。
 やがて……カラスが鳴き声を上げると、そこから一気に突進)

「血刻ッ、血刻ゥ!!」
(両腕を広げての体当たり。広げた両腕が刃のように首を刎ねんとする!)
【後手:防御】
(風がひときわ強く吹いたようでもあった。
 しかしここは屋内であり、実態を持つ突風など吹くはずはないのだ。
 これらは殺気や、闘気の類の齎す錯覚に他ならぬ。
 それに吹かれるように足を溜め、両手で頬を覆うような素振りでもって体前面を庇い反撃の機をうかがう。)
【2ターン目】【後手の攻撃】
(呪詛<らんすうちょうせい>の乗った重く鋭い一撃を防ぎきる。ここに食パンなどあれば、或いは今が午前中であったならば、耐えきれたかどうか怪しい。だが、そうはならなかった。)

ふッ……!
(鋭い呼気とともに一歩を踏み出し、その足は……相手の足の甲を狙っている)

「御免あそばせ……!」
(悪女の如き台詞とともに、である。足を踏みにじって動作を止めたであれば、足腰のバネを生かした手刀がさかしまに相手の首筋を襲うのだろう。)
【修正点+10】
【2ターン目】【先手の防御】
(「殺った!」と心の中で叫べば、足を杭で打ち付けられたような衝撃。
 見れば、足を踏まれ動きを封じられたところで、手刀が飛ぶ)

……いいのよ
間違いだって、誰にでもあるのですから。

(両拳を握り、手甲を相手に向けるようにして顎先に近づけると、頭を下げて首を守る完全防御の構え)
【3ターン目】【先手の攻撃】
ほら――
(上体をウィービングして手刀を回避すれば、身を翻し伸びた腕を自らの肩でパリングし懐へ)

足元が――
(両足を跳ね上げるように爪先を伸ばして、踏み込まれた足を跳ね上げると)

お留守ですわよ
(そのままの勢いで片足を曲げて踵で相手の膝を打ち抜かん。
 ――芍薬端麗猛襲拳が蹴技にして美少女の套路が一つ「武律功」)

【修正点+10】
【後手・防御】
(徹らない……どころか跳ね上げられて体が泳ぐ。蹴技を主体とする相手に足での小細工を弄した報いか。歯噛みする口の端が陰惨に吊り上がる。)

(伸びきった体で咄嗟に動くのは難しいが、無理を通さずして何が美少女か。受けて耐えろ。)
【決着判定】
(強かな踵の一撃に膝の靭帯が嫌な音をさせる。そりゃ痛い。眼が冴える程にだ。確実に入っているが、ただ、子供のようにわんわん泣くほどじゃないし、動かしたら暫く痛むが、まだ動かせないわけでもない。)

――、……!!
(深く早い呼吸が数度。泳いだ数歩の緩慢さを加速したような速度で取り返し、詰め寄る速度が乗った鋭い葉の如き手刀が相手の胸部へと見舞われる。)

【修正点+20】
12
【決着判定】
(確かに膝に叩きこんだ一撃。けれど、それは混沌世界に来る前より遥かに及ばなくて、歯噛みする。
 芍薬端麗猛襲拳という名はレベル1という言葉に全てを消されてしまった。
 けれど、思索にふけっている暇はない。例え力を失っても今も美少女であり、花見の最中なのだから)

――芍薬端麗猛襲拳、甘草院・芍。

(両手でスカートの裾をつまみ、軽くスカートを持ち上げて行う場合がある。その上で腰を曲げて頭を深々と下げ、膝をより深く曲げる……つまりはカーテシーで相手を待ち構える)

…………参ります!!
67
【判定】【尾形・アヤメ:32vs甘草院・芍:77】
(スカートを持ち上げるという事は、蹴り脚を放ちやすくする事。腰を曲げて、膝を深く曲げるのは体重を乗せた蹴りを撃つ為の準備姿勢。
「立てば芍薬」の言葉の通り、立ち振る舞いそのものが技となるのが芍薬端麗猛襲拳)

――――シィッ!

(鋭く息を吐いて、スカートが舞い上がれば。蹴り脚が頭の上から首顎めがけて振り下ろされる。
 ――芍薬端麗猛襲拳「武螺慈理闇」)
(最後に見えたものはひらめくスカートと足。回避や防御はおろか痛いと思う間すらなく一撃で意識を刈り取られ、床にたたきつけられた羽虫の如くに倒れた。)
(振りぬいた足を地面に付ければ、勢いで舞い上がる長いスカートを手で押さえつけて、自然と収まるのを待つ)

あらやだ……ちょっとはしたなかったかしら?
(レベル1とは言え刻まれた美少女という魂が、自分の脚が見えたことと芍薬端麗猛襲拳という名に足りぬ自ら攻撃の未熟さを言葉にし、片手で口元を隠す仕草を芍へと促した)

…………アヤメ様、アヤメ様?
(倒れているアヤメ様の顔を覗き込むように四つん這いになる。
 勿論これは相手の意識と戦意の確認である。ここから奇襲に動くものなら頭突きを落として止めを刺すのが美少女たる礼節だと思うのだから)
(脈はあるが綺麗に意識が飛んでいるようだ。はしたないが白目むいてる。)
アヤメ様、お目覚めになって?
(頬を軽く叩くようにして、アヤメ様を起こそうと試みる)
(しばらくして目を見開いたと思うやいなや、焦点が合い切るのもそこそこにその場にびしっと正座する。)

ひえっ……大丈夫ですまだやれます叔母さ……

ま……。
(寝ぼけてボンクラなこと言ったのに気づいて俯いて赤くなった。まだデビューしたてみたいな16歳とかそこらだからね、仕方ないね。)

あ、いえ、なんでもないデス……。お手数をおかけしまして。
いえ、仕方はありませんわ。
わたくしも幼少のみぎりは同じようなことを呟いてましたもの。

さあ花見も終わりましたし、お茶に致しましょう。
アヤメ様、お茶菓子を用意してくださらない?
(むいむいと頬を抑えて熱を取り)

ええ、苺のタルトが買ってありますのでお出ししましょう。
評判のいい店で見繕ってきましたので。
(立ち上がってスカートを払い、先に立って支度に向かう)
まあ、苺のタルト!
それはまるで、羆を屠って肝を食したときのソースと同じ味なのでしょう、楽しみですわ。
では、わたくしもお茶を用意しないと。
(立ち上がってスカートを払うと付いて行くように台所へと向かっていった)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM