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青碧唐紅

狭間の安息 世界の片隅。どことも知れぬ場所の奥。

家屋の至る所まで木で組まれた家屋。
混沌由来ではないであろうその建築様式にはある種の美しさがあった。


「お前に任せる」
悪戯っ子のような声は、男を仲間外れにするように突然に発せられた。

「客人はいつも通りちゃんともてなせよ?」
声の主は一度男に振り返ると、飄々とした口調のまま一度だけ手を振り、姿を消す。

客人など来た試しがあっただろうか。
あるいは自分の知らぬ間に来ていたのだろうか。
男は師の背中を静かに見送った。振り返れば、師が残した木造の家屋がある。
軒先の縁側には金属の鈴が涼しい音色が鳴り、辺りの木々はさわさわと風の行く末を告げていた。

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スレッドタイトル 更新日時 返信件数
縁側からの徒然 2017年08月08日 07時15分26秒 1件
忘備録 2017年08月08日 06時59分11秒 1件

 

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