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ギルドスレッド

Nasty Naga

【1:1】落陽

西の空が真っ赤に染まる夕暮れ時。

男は窓から空を眺め、一人ぼんやりとしていた。

様々な家具が置いてあり、そのどれもが生活感を漂わせている。

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……―ぃ、おー………おーいっ!(窓の外から手を振るかげがあり)
シュバルツさま! あ、間違えちゃった。
シュバルツッ!
ただいま依頼から帰還いたしました、そちらに行っても宜しいでしょうか?
(下の方で手を振る人影が見える。其処に居たのはよく知る彼女の姿だった。あいつ今日来るなんて言ってたっけ?等と思案しようとするが今はそんな事を考えてる暇は無い。窓を開け放ち)分かった!ちょっと待ってろ!今行く!
(数分ほど待つと、目の前からガチャガチャ、と音がするだろう。木製の扉が開き顔を見せる)よう、アマリリス。依頼お疲れさん?今日は一体どうしたんだ?
はい!
なんだか、お会いしたくなって!
最近プレゼントを頂いたので、よかったらと、シュバルツにも見せたくて、つい!
(落として来たのだろうが、血臭と焦げ臭さを纏わせながら満面の笑みを浮かべていた)
一回来た事があるとはいえ、俺の道案内無しによく辿り着けたな。やるじゃねぇか。(……胸騒ぎがする。大体こういう時の予感というものは当たる物だ。悪い意味で。)プレゼントってなんだよ?
ふふ、あれです、ローレットへ行くと割と色々情報があるものですから!
頂いたのです、送られてきたのです。いい香りがするというもので……

(ポケットから取り出したのは小瓶だが、
 取り出したはずみで渇いた血が付着した十字のネックレスと、誰かの顎の破片が落ち)

……。
(ぐりっとアマリリスの目玉がしたを向き、何事もなかったように落としたものを踏み潰した)
ほう、そりゃさぞかし良い香りのモンなんだろうな。んで、ついでに落ちたソレはなんだ?(ジッと目を凝らし)
……ぁ、え、はい、えと。
小瓶の話ですよね、小瓶の話ですよね。多国を渡る商人さまから頂いたのです!
あはははは、はは
ええ、何か落ちましたか、ああ、貴方には不浄なものです。どうぞ、お気になさらず(ざりざりと地面にこすりつけるように靴底を半回転し)
俺相手に誤魔化すならもっと上手くやらねぇと、
嫌でも気付いちまうよ。
不浄な物、か。(ふぅ、と溜息をつくと)
最近天義で大活躍中みたいだな?アマリリス。
誤魔化す?なんのはなし……

!!
ご存知でございましたか!
ありがとうございます!
はい!!
天義のご用命に応えるのが勤めです!
異教徒の魔も人も、不正義の母子も、堕落の村も焼き尽くしました!
このアマリリス、異端はすべて、喰らい尽くしてみせましょう!
生えある、天義の正義と神の名の下に!!
……全く、そう言うと思ったぜ。
しかも、村の件に関しては大成功だったらしいな。
良くも悪くも。(複雑そうな表情で)

……なぁ、アマリリス。正義ってのは一体何だと思う?
天義のお偉方が下した命令は、それ=正義なのか?
村の……方々は、信徒として、神様のお側に逝ったのです!な、っ、何が悪いことがございましょう!
(シュバルツの頬に触れようと片手が伸び)

はい、正義とは、人が人らしくあるための道徳。
天義の政が此れ正義と定めたならば、それは神様の御言葉と同義。
神様が間違えるはずないもの!今までも、これからも、そう!神様が間違えることなんて無い!!

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