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ギルドスレッド

イデア総合技術研究所

【RP】ロウの研究室

防音室に換気扇が複数ついている大型の部屋に全長1m程の中型発電機が設置されている。
電力は500kw/h。どれだけ五月蝿くとも余程のことがなければ音が漏れる事はないだろう。

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(隅から隅まで部屋を確認しながら)
広さ良好、発電機良好、防音良好、室温良好、換気良好、清潔さ良好。
室内電灯良好、製図台良好……うん、問題なし。

早速始めましょうか。(運んで来たであろう大袋から、必要な工具と素材を取り出して)
まずは……武器からにしましょう。
いつまでも店売りのスピアでは無理がありますし。
(ぶつぶつと独り言を呟きつつ、一作目「機術槍」の制作に取り掛かる)
【作業其の一、魔力の伝達】

【ベースは高純度の銅棒。有名な鍛冶屋から仕入れた物で、不純物はほぼ無く非常に軽い。
 自身が使う短槍(ショートスピア)には最適の素材とも言えるだろう。】
【また、この銅棒には熱耐性と氷耐性の魔術付与が施されており温度変化に強い。】
【まずは銅棒に小さな穴を開け、計19ヶ所、極小の歯車を差し込んで組み合わせる。
 これは魔術を短槍に通し易くする為だ。】
【極めて精密な作業であり、一つでもミスをすれば不格好な作品ができてしまう。
 ……まあ、性能上にはさほど影響はないのだが、より良い物を作りたいのは研究者の性。】
【慎重に、工具で銅棒に穴を開けてゆく。】
(定規を使い、計算しながら穴を開けて)
やっぱり、これやってる時は心が落ち着きますねぇ。
(部屋内に作業音が鳴り響く)

しかし、鍛冶屋を利用するとは夢にも思いませんでしたが。
職人技って凄い!(誰に語り掛ける訳でもなく、独り言を繰り返す)
(19箇所に穴を開け終えて、再度定規を使って計測していく)
4.4…4.6……4.4…4.9cm。良し。(計測を終え、問題がないことを確信)

次は歯車ですね。順番はDACCBCAABCABBBCACAD。
(アルファベットの羅列を口に出しつつ、歯車を指で4ヶ所に纏めながら)問題なし。
(歯車と部品を穴に挿し込んでいく)
(11箇所目に取り掛かる所で動きを止めて)
ん? 部品が歪んでますね……。(金属のやすりを取り出して、部品の形を整えていく)

うーん、この手作業感。久々過ぎて心が踊ります。(楽しそうに作業を続ける)
(歯車を全て挿し終えると、次は歯車上部に銅板で小さな蓋を作る……)
(とは言え、蓋自体は鍛冶屋に発注して既に完成している。銅棒と同じ性能の物だ)
(後は、定規を使って蓋用の穴を開けていくだけである)
(蓋用の穴を開け終え、部品を挿し込んで)……よし。魔力伝達機能、完成っと。
(槍の使い心地を確かめる為、軽く槍を振るうことにした)さて……。

(魔力を通しながら、槍術を繋げていく)
(直突き、横薙ぎ、振り下ろし、切り上げ、回転切り上げ、切り下げ、石突押し)
(ある程度使い心地を確かめると、動きを止める)ふむ、悪くないですね。
柄の部分は、後はグリップを付ければ完成でしょう。
さてさて。
第一段階も終了しましたし、一服しますかねー。
(完成した機術槍を作業台に置くと、椅子に座って煙草を吸い始めた)
さて、第二段階。始めていきましょうか
【作業其の二、機術矛の作成】

【ベースはチタン合金。強度が高く腐食しにくい合成金属。鉄よりも軽い。
 性能は高いが、値段が高く加工が難しい。特にこの世界では見付けるのにも苦労した。】
【加工が更に難しくなる為、まだ魔術付与は行っていない。】
【第一段階は極小規模の工具であったが、第二段階は大型の工具を必要とする。
 発電機も大忙しだ。】
【やや先端が尖り気味のチタンインゴットを用意し、必要な工具を用意する】
【当然だが、作業は非常に煩い。慣れていれば割と平気だが……。】
さて、と。(チェーンソーを用意して起動する。煩い)

『トー・ブラム』(そう呟くと、チェーンソーの刃部分が赤くなる)
(そして、それをチタンインゴットに向けて斬り下ろす)
(赤くなったチェーンソーの熱は異常に上昇し、チタンインゴットを容易く斬り裂く)
(傍から見れば豪快に、適当に斬り裂いている様にしか見えないだろう。
 しかしその実、緻密な計算の元に斬り裂いているのだ)

『トー・ウル』(一旦静止すると同時に呟くと、チェンソーの色が戻り冷気を発する)
(チェンソーの軌道を大きく変え、また斬り始める)
(二種の魔術を何度か繰り返し、同時に加工も続けていく。
 暫く時間が経過すると、チェーンソーを止めて)

(汗を流しながら、椅子に座る)
せ、精神が疲弊しますねぇ。
やはり炎術鋸がないのはキツい……。(かつての世界にあった機術具を思い出しながら)
(インゴットから斬り落としたチタンの破片の大半を、適当なボックスに収納して)
これは別なことに使うとしましょう。鍛冶屋に頼んでアクセサリーでも作りますかねぇ……。

(インゴットと、極少量の破片を台に移す。そして、第一段階の銅棒を取り出して)
さて、次に行きますか。(やや大きめの電動ハンマーを取り出し、作業の続きを始める)
(固定したインゴットに電動ハンマーを打ち付けて、穴を開けていく)
『トー・ブラム』(先程と同じ様に電動ハンマーに魔術付与をしながら、穴開けを進める)

(暫くの間、騒音が鳴り響く)
(電動ハンマーを止めて)よし、もう良いでしょう。
次は魔術……しっかし、機術具ないとやること多いですねぇ。

『トー・ブラム』『トー・クランチネル』
(チタン全体に熱を加え、溶けて形が崩れないように固定化)
(暫く時間が経過して)
『トー・ウル』(チタンの冷却を始める)

(そう時間が掛からない内に、機術矛は完成した)OK。これで良し。
さて……。
(次は柄と矛を繋ぎ合わせる作業……。
 と言っても、先程開けた矛の穴に柄を挿し込んでチタンの破片で蓋をするだけだ)

(魔術を使い、数分で制作完了)
(第二段階が終わり、一服)
さて、ラストは逆部分。完成は間近ですね。
【作業其の三、機術槍の調整】

【ここまで来たら残る作業は僅か】
【① 柄の2箇所にグリップ。材質はラバー】
【② 矛の逆部分に付け替え可能の簡易武器。
 簡易武器の方は既に完成しているので、後は付け替えさえすればいい】
【③ 試運転。強度、魔力伝達の確認】
(機術槍の柄にラバーを巻き付けていく)
(ある程度巻き終わったら鋭利なナイフで斬り裂いて、複数箇所に螺子を打ち込む)
(そうして、簡単なグリップが一つ出来上がる)

(槍は激しく動かすのでグリップがすぐに痛む)
(その為、簡素かつズレ難いこの方法で作成している)
(もう一箇所も作り終え、グリップは完成)
うん、やっぱりこの作業は楽ですねぇ。
(次は、矛とは逆の部分に簡易武器ユニットを取り付ける)
(幾つか種類があるが、今回は小型のハンマー。一方の部分が鋭く尖っている)
(これはもう、銅棒に挿して軽く捻るだけだ)
(パズルのピースを埋め込むように、ぴったりとハマる)

うーん。鍛冶屋の方々、ほんと見事な仕事ですねぇ。(物凄く感心しながら、機術槍を見て)
(くるくると回転させて)……完成、ですね。
さて、最後の仕上げと参りましょうか。(大型の袋を漁って)

(取り出したるは、真四角のインゴット。熱処理済みのチタンである)
(インゴットを破壊できれば完成、できなければ失敗。実に分かり易い)

(チタンインゴットを机に置いて)
(かなり離れた所から、槍を構える)

……『トー・ザナ』(槍に電気が纏わる) 『トー・ウィン』(槍に風が纏わる)
さてさて、どうなりますかね。(とは言うものの、成功するのは確信している)

いっ、(片足を上げて)せい、(槍を大きく振り被って)のぉぉおお、(溜めて溜めて……)
っでぇぇいっっ!!!(ぶん投げる。所謂、槍投げである)
(軌道は完璧。威力も完璧。魔力伝達も完璧)
(後は機術槍が完璧ならば、何の損傷も無くインゴットを貫ける)
(成功は確信しているとはいえ、やはりこの瞬間を見逃したくはない)
(投げ終わった不安定な動作のまま、しっかりと結果を見届ける)
(「バチィッ」っと甲高い音が鳴り、一瞬だけ辺りが光りに包まれる)
(だが、光の中でも見逃さなかった)
(機術槍が命中した瞬間、チタンインゴットは「溶け消えた」)
(体制を元に戻すと、機術槍の所へ歩いていく)
(机のチタンは無い。また、机は綺麗な直線状にくり抜かれていた)

(壁に深く突き刺さった、機術槍)
(勢い良く引き抜いて、状態を確認する)
パーフェクト。(何の問題もない。矛も、柄も、何一つ欠けていない)
(穿った穴を見ても、チタンの溶け残しはない)
(まさしく完璧である)
とは言え、連続した作業は疲れますね……。
(機術槍を机に置いて、椅子に座り込み)ふぅ、一気にやりすぎました。

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