PandoraPartyProject

ギルドスレッド

潮騒の従者斡旋所

<HERO?>あなたはだあれ?<High or Low?>

あの色の花びらが舞う度に、
また時計の針が回りきったことを感じる。

次の一周は、今迄よりも賑やかに。
それは予感か確信か?
答えを目の前の相手に問うように、
彼女は小さく笑った。


【ルール】
・所謂ハイローです
・自分のダイス目が相手より高いか低いか当てましょう
・当てたら相手に質問できますが、外したら自分が質問される側に
・同じ値の場合は振り直しで、00は0扱い

・どなたでもご自由に

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たまの休日と足を伸ばしてみれば。
人気店というのはかくも不便なものです。
オープンテラスと言えど……
予期せぬ相席というのは窮屈な感じがしませんか?
ねえ。
(帽子のつばを弄びながら)
そうかしら。
大きなからだを持っていると、そう感じてしまうのかもしれないけど。
でも、ほら。わたしはこんなに小さいのだもの。
(混沌では偶にそういうお客もいるのでしょう。店員に用意してもらったらしい、たいへん座高の高い椅子に腰掛けて、お姫様はきりきりと歯車の音を鳴らしておりました)

だからきっと、あまりレモラに窮屈な思いを、させずに済むのではないかしら?
(わずかに跳ね上がる語尾。疑問系。誰もが至極当たり前に発す言葉なれど、これをごく自然に紡げるようになったのは、お姫様の進歩のひとつでございます。)
物理的な意味で言えば、たしかに姫さまの仰る通りです。
私も、どちらかといえば小さな体躯なのですけれど……姫様には負けますね。
例えの話でしたけど、姫様が窮屈に思われないならば一安心です……わ?
(忙しなく動き回る店員を眺める視線が、寄せられた疑問に引き寄せられて)

(丸くなった瞳は少しするとまた満足そうに閉じられました)
ほう、ほうほう。ふふふ。
しかしそうですね、折角ご一緒出来たことですし、ここはひとつ……ゲームでもしましょうか。
丁度色々と伺いたいこともございましたので。
(懐から取り出した巾着より、小ぶりなダイスが天板の上に転がり出して)
普段は主たる方々より出資賜るための道具なのですけれど、
運を天に任せるには最適のものです。

出た目が相手より大きいか小さいか、当てるだけの簡単なゲームですわ。
わたしはもちろん大丈夫よ。
だってこんなに小さいのだから、むしろ広々としているぐらいだわ。
賑やかな場所でひとびとと微笑みかわすのだって、お姫様の義務よ。

(舞踏会というには、いささか地に足ついた喧しさと言えましょうが)
(宝石の瞳がくりくりと動き、机上に転がる玩具を追ってゆきました。)

ゲーム。ダイスを振るの?
ええ。賭け事などで、これを使うことがあるのよね。わたし、知っているわ。
たしか、数の大きい小さいを競う遊びも……ううん。
(きりり、歯車の音)
名前は、忘れてしまったけれど。大丈夫よ。やり方は、知っているはずだわ。

でも、困ったわ。わたし、賭けられるものを持っているかしら。
それは良かった。
円卓には程遠いサイズですが、二人であれば丁度よくもありましょうか。

(ダイスを摘むと、指の隙間に相手の瞳を表情を浮かべて)
ええ、賭け事で。
姫様もご存知でいらっしゃいましたか。
正式名称は置いておいて、ルールさえご存知であれば問題ありません。

ふむ。賭けるものは、そうですね。
お金を賭けてしまうと……真剣勝負になってしまいますから。
ここはひとつ、お互いの秘密などではどうでしょう? またはーー何か簡単なお願いでも。
お互いの、ひみつ。
まあ。勝った方が、相手の秘密を知ったり、お願いをできるということね?
ええ、ええ。それは……それは、とっても楽しそうだわ。
わたし、レモラのこと、もっとたくさん知りたいと思っていたもの。
(カクカク。ぎこちなさの抜けてきた動きで、お姫様がうなずいてみせました。)

やってみたいわ。やりましょう?
(さっそく、ダイスを両手で持ち上げて。今か今かと開始を待ちわびております。)
ふっふっふ。興味津々といったご様子で景品たる私も大変嬉しく思います。
あまりに前置きが長すぎても、お互いに焦がれるばかりでしょう。
では早速。最初に私がこのダイスを振りますね。
姫様はその後に、ひとつ宣言の上でお抱えのダイスをお振りください。
宣言の内容は簡単で、私より高い目を出せるという場合はハイ。低い目であろう場合はローで。

正解したらそのままご質問かご依頼を。
不正解でしたらわたしから質問かお願いをさせて頂きましょうか。

……いざ。
(掌を水平から斜めへと傾けると、静かにダイスは天板へと転がり出て)
57
ふうん……57、ですか。良いところですね。
万が一同値が出た場合は振り直しと致しましょう。
ええ、ええ。前口上よりも行動が大事なことはあるものね。
ことばの大事さは知っているけれど。
ことばだけでは、どうにもならないことだってあるもの。
(ルール説明が耳たぶを打つたびに、カクカクと頷いてみせました。)

それじゃあ、さっそく、振ってみるわね。
ええと。57で。ダイスは、100までだから。
きっとこの場合は、「ロー」ね。
100
……まあ。見て、レモラ!
はじめてのダイスで、100が出たわ。
幸運の女神様が、わたしに微笑んでくれているのかしら。
(どこで覚えたとも知れぬ言い回しと共に、天真爛漫な笑みを浮かべてみせますけれど)

……あら。
けれども、わたしは「ロー」と言ったのだから。わたしの負けになるのね?
幸運の女神様は、困ったいたずら者だわ。

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