街中にぽつんとたたずむ小さなカフェ。

パラソルの下で雨を見ながらお話しませんか。

ゆるーく雑談RP用

この街も人が増えてきましたね

ひとが増える。賑やかというのは、きっといいことだわ。
たくさんひとがいた方がいいから、たくさんのひとが召喚されたのだもの。
……そうだったわ。わたし、はぐるま姫よ。
ここで初めて会うひとも、いるかもしれないもの。自己紹介をさせていただくわ。

初め、まして。わたしは、クランというわ。ここは、静かで素敵な場所、ね。

初めましてかな？
俺はペーション。ここは雨が良く降るなあ？

雨は好きじゃあ無ェですねエ。湿気が鬱陶しいし、傘で手を塞がれんのも、オレは好まねエ。……此処に居る人らは、雨、お好きデ？物好きデ？

ンで、俺は峠。坂本、峠。どォゾ宜しク。

雨は、この世界でも降るのだね。
降り始める前のあの香りも、変わらない。
……だからかな、少しばかり安心するんだよ。

ふふ、僕も物好きさんということになるのかな。
祝いと呪（まじな）い、を連ねて祝　呪と名乗らせてもらおう。どうぞよしなに。

雨はここに来てからはじめて、肌で感じたわ。
冷たかったり、生温かったり。日によって、ぜんぜん違うのね。
空から降る、不可思議な水。

水といえば、しょっぱい水がたくさんのところ。
海へ行かないかだなんてお誘いが、わたし達のようなひとへ来ているそうね。
ああ、海、うみ。打ち寄せる波と、たくさんの砂。
本物の海は、どんなにおいで、どんな音がして、どんなに綺麗なのかしら。
はやく、見てみたいわ。

雨はもう、躰のあちこちが軋んで困っちゃうさねぇ。
ミリィは何方かというと、雨は好かない方かなぁ。

どうもどうも、ミリィはミリィ＝ミルドリィさ。宜しくなんだよ。