PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

狭間の魔術工房

(招いたコ以外、入っちゃダメー)

清潔なベッド、魔術書、いくつかのマジックアイテム…。シンプルな部屋だ。

だが魔術に触れたことのあるものならそこが出入りが困難な魔術的な迷宮の最奥にあるものだと気がつくだろう。

そこはソレのテリトリーとも言える。

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(さらさらと羊皮紙に何かを書いている)
まよった……どこだろ、ここ……(うーんってなってて迷いこんで来る。それは偶然か必然か)
(筆を止めて)ーーやァ、いらっしゃい。
あ、狼主さんっ。(とてとて近づき)さがしてたらきちゃったんだけど……ここはどこ?
我(アタシ)のテリトリーさ。魔術師風に言うなら工房、だね。外からキミを招いたが、無事に辿り着けたようで何より。
あ、じゃああってたんだ、よかった……(ほっ、として。紋章は少し光りっぱなしで)
ふむ。紋章、“視せて”もらってもいいかぃ?
いいよーっ(手を差し出す。フルール・ド・リス……いわゆる百合の紋章がほんのり光っている。リリーがわざと光らせているようだ)
(じぃ、とそれを視て)……よろしい、この紋章自体はかなりシンプルだから多少弄っても問題無かろうね。キミの魔術回路も多少弄るが、いいかぃ?
ん、だしかたをかえるってことだよねっ。それなら、いままでみたいに、なれればいいだけっ!(頷き)>狼主さん
よろしい。じゃあそこにベッドがあるだろぅ?そこに横になってーー(自分に手とリリーの方を見比べて)……お腹出してね。
え、うんっ。(よいしょ、と靴を脱いでベッドに乗ると横になる。そして、言われた通りにおなかを出す。華奢な体に良く似合う筋肉質ではないが太ってもないおなかだ。)
よし、よし。いいコー。(指先で拘束術式を描いてリリーの方を拘束しようとしつつ)
わっ!?……おとなしくしててってことかなっ?(そう解釈して大人しく拘束される)
うン。その気が無くても暴れると危ないからね。なんせ、中身を弄るから。
ん、わかったっ。(じーっとしてる。でも視線は狼主さんに)
じゃ、始めるよー。(気楽な声でそう告げて、人差し指をするりと腹のナカに突っ込んだ。何故か痛みは無いが絵面が大変心臓に悪い)
んっ……んっ!?(目線だけで二度見、しかも驚きよりもなんというか、変な感動、というか、凄い!って気持ちが先だったようで、目が輝いてる)
魔術回路に銀の特性を付加、か。さて、なかなか類を見ない細かい作業になりそうだが……。ま、なんとかするさ。

(かろうじて近しい例えを挙げるなら、文字通り臓腑を丸ごと愛撫され弄ばれるかのような。あるいはその魂を握られ、指先で搔かれ、冒涜されるかのような)

(言葉に到底出来ぬような、その感覚を与えながら“ソレ”は目の前の体内(キャンパス)に魔術を描いていく)

(精緻の極致。“魔法の様に”魔術を人体の内側へ描き込むその所業は、他の魔術師を以ってして「まともな神経ではやらない」と言わしめるであろう)
(リリーのは単純……な、はずだった。探っていくと、何か科学的なもので体を弄られている事、そのせいか魔力回路自体少し変になっている事が分かる。なおリリー自体はおとなしくしている)
なるほどね、妙に歪んでいると思ったら。ついでに直しておくか。ヒヒヒ……。
……ゆがんでる?(どうやら聞こえてたらしい)
あァ、キミの魔力回路ね。そのままでも一応動くんだが……投薬やら科学処置やらで若干歪んじゃってるから、ついでにカタチを整えとくよ。(歪な流れを正す様に魔術回路を身体の中からなぞっていく。若干熱くてこそばゆいかもしれない)
……えっ……?(とーやく?かがくしょち?意味は分かる、けど、誰かに何かされた?リリーの中に謎が広がる。そう、まるで宇宙猫のように。宇宙猫って何)……まあいっか。(こそばゆさをぷるぷる少し震えながら我慢してる)
そうさね、知ってキミの身体がどうにかなる訳で無し。それなら知らなくても問題は無かろう。ヒヒヒ……。

(くちゅくちゅと身体の中を弄る度に小さな水音を立てさせながらソレが笑った。やがて、動かしていた指を鳩尾の辺りまで持ってくる)

さて、此処からが本題だ。覚悟はいいかぃ?
だよね……うん。

って、ほんだい……?(リリーらしくない、少し真面目な顔に)ん、うんっ……。(動けないからそのままで)
ーーおいで、おいで。こちらへおいで。溶け行く命に赫き炉を。白妙の星に運命の輪。我が呼び名を楔に其を満たせ。其は汝の終の住処。四方へ巡り、廻り、栄え、更なる循環を以って其を満たさん。銀の月がとこしえに眠る、その時まで。

("ソレ"が呼びかけるように、唄うように言葉を重ねると、頭からつま先まで身体が燃えるような熱がぐるぐると回って駆け巡る。ぐるぐる、ぐるぐる。腹で、心臓で、身体の節々で、目の前で、熱が廻り身体の隅々を速やかに、満たしていく)
……?……!?(言葉に耳を傾けた瞬間、自らも感じた事ない熱が回る。声にならない声をあげて、体が跳ね上がりそうになる。しかし、拘束魔法のお陰で動けないのでのたうち回れず、ただ終わるのを待つのみだった)
(五分くらいの短い時間か、永遠とも思える長い時間か。ともかく時間がすぎるとジリジリと熱が定着するように緩やかなものへ変わっていく)

ふむ、我(アタシ)の呼び名を使って銀の性質を呼ぶのもなかなか強引かと思ったが、なかなかどうして、上手くいくモノだ。

(くちゅり、戯れるように臓腑を指先でかき混ぜながら)
ぁ……(緩やかなものになっていくと、リリー自体も落ち着いていく。息は少し荒いかもしれないが、それでも落ち着いた方である)

う、うう、あつかったっ……
魔術回路を変質させたからね。熱いだけで済んでるならおめでたい話さ。(くつ、くつと笑って“ソレ”が指を抜いた)
え、すまないことあるの……?(寧ろそっちが気になったようだ)
下手にやれば七孔噴血撒き死ぬだろうねぇ。(けら、けら。人差し指を軽く振って拘束の魔術を解除しながら)
ひえ……あ、うごける(ゆっくり起き上がってみようと)
銀と車輪の属性を付与することでの魔力伝導効率の向上……。さて、お気に召す身体になったかナ?
んーっ……(ぐーぱー、ぐーぱー、と)……ためしてみないとわからないかなっ?
そうかぃ。(けら、けら)じゃあ、何かで試してみる?
まあねっ。……さて、どれでためそうかな……あんぜんなのはちりょーまほーだけど……
ふむ、ではそうしようか。(軽く頷いて、机の引き出しからナイフを取り出すと自分の腕に当てて思い切り引く。鮮血が辺りに飛び散った)
……すぐなおるとはいえそうするの!?(びっくりぃ。とにかくすぐさま治療しようと。ちなみに持ってるのはハイ・ヒール。威力重視で治療魔法を放つ。)
手っ取り早いだろぅ?(きょとん、と痛がる様子もなく。もちろん治療魔法をかけられるのなら抵抗することは無い)
は、はやいけどね!……!(いつもより出る速度も威力も違っている、まだ慣れてないのに、結構な威力の回復魔法になっていて、本人も驚いている)
(傷が消えた自分の腕を見て、満足そうに)上出来のようだね。
……!うん!(さっきのを忘れて満面の笑みである)えへへ、これならもっとたたかえるよーっ♪
ヒヒ……であれば重畳。更なる活躍を期待するとしよう。

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