ギルドスレッド
商人ギルド・サヨナキドリ
ん、うんっ。こう……きにしても、いやいやされるか、とか、いやだっていわれるか、ぐらい。(こくこく頷き)
あと、もふもふだから、ついきにしないでさわりにいっちゃった……(鼻の後ろ、口の中ほどあたりをよしよししようと)
檻の獣を傍に置くなら、次の言葉を宣言しなければならない。
「汝、我が許し無くしてその脚が地を駆けること能わず」
「汝、我が許し無くしてその声が空を震わすこと能わず」
「汝、我が許し無くしてその口が糧を得ること能わず」
「汝、我が許し無くしてその意識が微睡むこと能わず」
「汝、我が許し無くして我が手に抗うこと能わず」
「汝、我が許し無くして死を迎え入れることを能わず」
……「とりあえず」、こんなところだね。
「汝、我が許し無くしてその脚が地を駆けること能わず」
「汝、我が許し無くしてその声が空を震わすこと能わず」
「汝、我が許し無くしてその口が糧を得ること能わず」
「汝、我が許し無くしてその意識が微睡むこと能わず」
「汝、我が許し無くして我が手に抗うこと能わず」
「汝、我が許し無くして死を迎え入れることを能わず」
……「とりあえず」、こんなところだね。
……たしかに、もふもふだし、いうこときいてくれるなら……(納得してしまった。何故かは分からないが、腑に落ちてしまった)
……(一つ、息を吸うと)
「汝、我が許し無くしてその脚が地を駆けること能わず」
「汝、我が許し無くしてその声が空を震わすこと能わず」
「汝、我が許し無くしてその口が糧を得ること能わず」
「汝、我が許し無くしてその意識が微睡むこと能わず」
「汝、我が許し無くして我が手に抗うこと能わず」
「汝、我が許し無くして死を迎え入れることを能わず」
(繰り返して。いつもの声色じゃなく、まじめな顔、まじめな声色で。)
「汝、我が許し無くしてその脚が地を駆けること能わず」
「汝、我が許し無くしてその声が空を震わすこと能わず」
「汝、我が許し無くしてその口が糧を得ること能わず」
「汝、我が許し無くしてその意識が微睡むこと能わず」
「汝、我が許し無くして我が手に抗うこと能わず」
「汝、我が許し無くして死を迎え入れることを能わず」
(繰り返して。いつもの声色じゃなく、まじめな顔、まじめな声色で。)
(獣は緑の瞳でリリーの方を見た。とろりと釉薬のように蕩けたそれは大きな親愛とともに伏せられ、明確に少女に忠を示す)
……これで、だいじょーぶなのかな。……まぁ、リリーがいいっていったら、そのときはたくさんあばれてもらわないとね。(物騒なことを言いつつ、瞳を見返して)
(しゃがんで、リリーの方を覗き込む様に)さて、もう二つ忠告をしてあげよう。なるべく自由を与えてはいけない。そしてーー名前を与えてはいけない。名前を付ける行為は、最大の束縛だがそれと同時に愛という呪いでもある。その呪いはそれまでの「愛」を伴ってキミを襲うだろう。自らの傲慢(あい)の重みに潰されぬようゆめゆめ忘れぬことだ。(自分の手首から手枷を外すとその形がどんどん小さくなる。最終的にリリーの方の手首に合うようになったそれをリリーの方前に差し出し)
ああ、ああ。是非とも、我(アタシ)を愉しませておくれ。ヒヒヒヒヒヒ……。(その手首に器用に手枷を付けてやろうと)
うん!……あ、でもひっかかるとこわいし……なんとかこれ……(鎖指差して)……なんとかならないかな……りとるねいばーでつなぐ、とか……(うんうん考えて)
ん、だよねっ。……まあ、かんがえないと……うん、そうだっ、なれるためにも。おりのけものさん、リリーとあそんで?
……あっ(なるほどとおもいつつ)……ぺろぺろしたりすりよったり、していいよ。(もちろん考えつつ、だけど)
ん、よしよし(ぽふぽふ撫でつつもふってる)……(ながらも、やはり考えてるようだ。空間魔術なんか自分は使ったことないしなあ、と。)
(檻の獣と本の傍に空間がヒビ割れる様に穴が空き、リリーの方の腕から枷が外れたかと思うと檻の獣の傍の穴の中へ消え、本の傍の穴から鎖の先が伸びてきて本の背表紙へと繋がった)
……こんな感じ?
……こんな感じ?
これでそのままおそとにもいけるし……これなら、しょーかんにもつかえるかもしれないっ!(目きらきら)
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サイズは馬ほどだろうか。逞しい四肢や鋭い牙はその獣がいかにも肉食獣であることを指している。
赤毛に緑の目をしたその獣は首の後ろを鎖に繋がれ、部屋の中心でじっと座っていた。