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商人ギルド・サヨナキドリ

迷い子だぁれ。


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何か服を用意しよう。こちらへおいで。
ア、はい……(深く俯いていたが、呼ばれたのに気付いてはや歩き)
背筋を伸ばして顔をお上げ。似合う服を見つけてやれないだろう?
似合う服だなんて……そんな良いものじゃなくても良いのですが……(一先ず最低限の衣食住が確保出来れば良かったのだという風。とはいえ、言われたからには仕方ないと高くない背を伸ばして顔をあげる。)
良いもの悪いもの関係無く、飾るという話でもないのさ。(けらりと笑って桔梗色の着流しを洋服ダンスから取り出して手渡そうと)
……では分相応と?(飾るわけでもないならそれだらうかと、僅かに頚の角度を変えた。少し自分には派手そうなそれを、躊躇いながらも手に取る。生地を撫でる)良いお着物ですね
それも少し違う。服さ。服だって気に入ったコに寄り添いたいからね。そのコはシンプルだが着心地はいいと思うよ。
(ぱち、ぱち。表情こそ変わらないが不思議そうに瞬きを繰り返す。視線が着物に落ちる)……君は僕を選んだのかい?
(着物は着物ゆえに答える声はないが、着物は着れば着心地よく暖かいだろう)

さて……立ち話もなんだし座るといい。茶を用意しようじゃないか。この時期は冷えるしね。(ソレは客室の中にあるソファを指差すと、ごぼりと影の中から行李を取り出す)
ア、そうですね。では、失礼してその間に着替えます(くるりと背を向けるといそいそと着替え始める。骨と皮ばかりの肉体)
(着替えを終える頃に行李から湯呑みを取り出し、ついでに真砂が買っていた最中も出してきた)
(着替え終えると着ていた浴衣を手早く畳み、改めて向き直る。今度は足袋を履いた足でソファへ)
はい、お食べ。(湯飲みの縁指でなぞると湧き出るように緑茶が出現し)
すごい……(少し驚きで目が開く。それからいただきます、と飲んだ)
ざんげの方から状況は聞いているかナ?もっとも、その有様じゃあロクに話も聞かぬまま飛び出したのかもしれないが。(くすくす…)
(湯呑みを置く)仰る通り、何かに喚ばれた感覚しかなかったのと、目が覚めたらこのお店の前で状況は分かっていません。
なるほど、旅人は必ずあの庭園に最初出るから記憶が混濁しているのだろうね。夢うつつで、更に此処に呼ばれてきてしまったのだろう。此処は混沌。ありとあらゆる生が許される世界さ。(そう言ってゆっくり昔語をする調子で世界の様相を語り)
混沌……(話をされて、シスターらしき彼女を思い出すに至る。ぱち、瞬きをして切り替え)でも此処に喚ばれた理由は何でしょう? 初対面だのに……(ここまで言ってはたと気付いた)ア、そうです。自己紹介がまだでした
そうか、初対面やもしれないね。我(アタシ)は最近は武器商人と呼ばれる事が多い。なに、しがない旅人だとも。
(不思議な事を云ふ人だ)私は斉賀京司、此処の世界では行く当てすら何も持たない、ただの人です。(座したままお辞儀)
行く当ても無いか。そりゃあそうか、旅人というのはそういうものだからね。当てもなく落ちているだけなら、我(アタシ)が拾ってしまおうか。
全うな旅人でしたら、旅荷物くらいは有りましょうがね。(感嘆の息を吐く)拾って頂けるなら、労働力を提供できます。如何でしょうか?
労働力?そうだねえ、此処は仮の庵とはいえ商人ギルド。人手はあったほうが楽しいね。
得意なことはあるかぃ?何かを作り出せるならそれが一番手っ取り早いが。
祝詞でお守りなら生み出せますが……、(微動だにしないまま遠い目をして考える)…………魔術師としては何故か死に好かれる程度で極々平凡……折紙や手品ですね。手先が器用なので。
あァ、折り紙で何か作ってもいいし、手品で定期的に公演をするのも良いかもしれないね。
そこまで本格的な手品では無いですが、それで良いなら。(子供なら喜ぶかなと付け足した)
おやおや、可笑しなことを。キミには手品を魔法に変えるとっておきの技術があるだろう?(クスクス)
(考える間)わ、かりました……。考えてみます(ぱちぱち、瞬きをして)これで採用ですか?
(ふ、と笑って)もっとも、この世界じゃ魔術自体はそこまで珍しくないからね。何処でどう使うかよく考える必要があると思うけど。……ン?採用も何も、我(アタシ)がする事はギルドに名を連ねるかの意思確認くらいさ。何を売るか、何をするかはキミ次第だとも。
アア、それは是非お願いします。(それまでの怯えた様子と一転して、人間は微笑んだ。目を微かに細めて口唇を少しあげる程度の笑み。これが会心の笑み)手品を生かせるのは、好きです。
ーーようこそ、何ものにも縛られる必要の無い世界へ。(くすくすくす…)

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