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ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

サヨナキドリ生活スペース

店舗部分から階段を上り二階へ行くと、人が生活する為の部屋がいくつも広がっており、それは外観よりもずっと広く感じることだろう。

その中でもそこは特に広く、普通の家で言えばリビングのような場所だ。

大きなテーブルに複数の椅子。ソファーや本棚、壁を隔てて立派なキッチンもある。

それはちょっと不思議で愛しい、日常の物語。

(書き込みはギルドのメンバー、またはギルドのメンバーが招いた者のみ可とします)
(時間軸は割とふわふわ。雑談場所などとのドッペルも気にしなくてOK)
(まァ、基本ゆるふわだけどね。ヒヒヒ)

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(ソファーに腰掛け書物を読んでいる)
(子狐サイズの白狐が絨毯の上で丸まっている)
(ソレが本を置いてぼんやりと“外”を眺めている)……。
とーさまーっ
(窓から勢いよく飛び込んできてソレに抱きつこうと)
おっ……と。(笑みを浮かべた人形のように微動だにしなかったソレは飛び込んで来た少女を素早く受け止め、幾分か生気のある笑顔に戻り)ヒヒヒヒ……!元気だねえ、ルミエール?
うん、あのね。
窓から父様が見えたから元気になったの。
父様大好き!(ぎゅむぎゅむすりすり
ヒヒ……我(アタシ)も大好きだよぅ、可愛い眷属、我(アタシ)のムスメ。混沌で不便はしていないかナ?いつもより、力を分けてやれないから少しばかり心配でね。(よしよしと撫でてやろうと)
大丈夫よ、父様。私は平気。
父様こそ、混沌に来てからも沢山力つかってるから心配ー…。
…魔力いる?
(大人しく撫でられつつ見上げる)
あァ、そうか。キミのギフトだね。ンー……この間、奪い取った分があるから少しだけ余裕はあるけど…せっかくだからね、貰っていいかぃ?
うん、父様。
その為の私、その為の祝福(ギフト)だもの。
(手を青の薔薇に触れさせれば甘い芳香を持つ特濃の魔力が部屋を満たし)
…真砂さんはお昼寝中?
(真砂は片目を開けてちらりと主人を見たがまた目を閉じる)

ヒヒ……良い魔力だね。(よしよしとルミエールを撫でながら前髪の奥で目を細める)
ありがとう、父様。
…真砂さんは?
何か必要なものがあるなら、取ってくるよ。
地獄の底でも何処にだって行くよ?
(真砂を見てはそう口にし小首を傾げる。
その言葉に迷いはなく、彼が「地獄の底へ迎え」と口にしたならば躊躇いなくソコヘ向かうだろう。)
『……いいえ。今欲しいものは何も。お気になさらず、ルミエール』(白い子狐の方からそう声がして)
魔素を取り込めば楽だが、マナプールは幻想種の専売特許だからね。(ゆったりとソファーに身を沈め、指の先にぼんやりとした青い光を灯して遊ぶ)
そう?
(真砂からすぃと視線を外し)
父様は幻想種に似てるけど違うものねー…。
…幻想種のヒトの中に私達と同じぐらい生きるヒトいるかな?
(ソファーに身を沈め、灯された光をぼんやり眺める)
彼らは隣人に類する存在だからね。とても長生きだろうさ。少なくとも、1つの時代を見聞きできるくらいは。
仲良くなったら今までに聞いたことのない話、聞けるかな。
あのね。夢で私に似た女の子に会うの。
その子とね、物語を交換してるの。
物語の交換。いいね、千夜一夜より夢のある話だ。それで?(優しく続きを促し)
その子ね、時々哀しそうな顔するの。
だから、沢山物語を聞かせて慰めてあげたいなって。
私達と同じでヒトの物語が好きなんだって。
……そう。モノガタリが好きなんだね。我(アタシ)の識るモノガタリも、どんどん聞かせていっぱい話しておやり。不幸な結末を迎える噺も、幸せな結末を迎える噺も、いっぱいあるからね。
うん。不幸な御話も幸せな御噺も沢山沢山聴かせてあげるの。父様は夢で誰かにあったりしないの?
そうだなァ……眠る時は大抵夢に用事がある時だからね。探し物をする時とか。その過程で、誰かに逢うことはあるけれど。
ふぅん。…今度父様とお出かけしたいな。
どこでもいいからお出かけしたい。
何処へ行こうか。幻想、鉄帝、天義、練逹……選り取り見取りだね。(くすくす)
うん、選り取り見取り。行ったことない場所が沢山。何処が一番面白いかな。(くすくすくす
商売人らしくコネを作るなら傭兵……ああ、練逹はいいコたちがたくさんいて面白そうだね。深緑も捨てがたい。今なら引率付きで行けるってさ。(閉じていた本をまた開く)
旅行記。各国の様子を本にまとめたものさ。
そうだね、イレギュラーズが多く集う幻想もなかなか治安が悪い。ルミエールも、我(アタシ)みたいに路地裏に連れ込まれないように注意するんだよ?

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