ギルドスレッド
商人ギルド・サヨナキドリ
…………。
ああ、そうか。どうやらお手数をおかけしたようですね。すみませんでした
(しばらくぼーっとしていたが、意識が完全に回復すると事情を察して頭を下げた)
ああ、そうか。どうやらお手数をおかけしたようですね。すみませんでした
(しばらくぼーっとしていたが、意識が完全に回復すると事情を察して頭を下げた)
ま、死なない程度には直したけど、それでもまだ休養が必要だね。手紙を置いて事情を説明して来たから連絡は必要無いし、しばらくゆっくりおし。
…………分かりました。
ここのところ掃除ばかりしていたので、たまにはいいかもしれませんね。
(ところであの雷の槍はいくらで売っとるんやろか?めっちゃ高そうやなぁ)
ここのところ掃除ばかりしていたので、たまにはいいかもしれませんね。
(ところであの雷の槍はいくらで売っとるんやろか?めっちゃ高そうやなぁ)
…………。(なん……やと……まさか読心術!)
ええ、まぁ。インドの武器か何かでしたっけ?
(アニメやゲームの知識ゆえに原典が何なのか曖昧らしい)
ええ、まぁ。インドの武器か何かでしたっけ?
(アニメやゲームの知識ゆえに原典が何なのか曖昧らしい)
ンー?じゃあ500円でどう?(ごそごそ)
はい、スタンガン〜。(漫画でよく見る様な黒くてゴツいやつが秘密道具みたいなノリで出てきた)
はい、スタンガン〜。(漫画でよく見る様な黒くてゴツいやつが秘密道具みたいなノリで出てきた)
ド ラ ○ も ん か !
(思わずツッコんだ)
…………いや、まぁ、いただきますけども
(ゴソゴソと財布を出して支払う。というか500円でスタンガンってかなり格安なのでは)
(思わずツッコんだ)
…………いや、まぁ、いただきますけども
(ゴソゴソと財布を出して支払う。というか500円でスタンガンってかなり格安なのでは)
いいよ、元はといえば我(アタシ)が加減を間違えちゃったせいだしね。我(アタシ)が気になるから、此処で養生していっておくれ。
そうですか。ではお言葉に甘えましょう
しかし逆に私も気になるので、代わりと言ってはなんですが掃除で良ければしておきますよ
(臨 戦 体 勢)
しかし逆に私も気になるので、代わりと言ってはなんですが掃除で良ければしておきますよ
(臨 戦 体 勢)
(部屋はどちらかといえば汚い程度)
(客室として特に問題なく、普通に使えるだろう)
(が、有栖にとっては満足出来るレベルではなかったらしい)
(背中の業者用掃除機(わざわざ自腹で発注した)が火を噴く)
(客室として特に問題なく、普通に使えるだろう)
(が、有栖にとっては満足出来るレベルではなかったらしい)
(背中の業者用掃除機(わざわざ自腹で発注した)が火を噴く)
客室はその名の通り外来客を迎える部屋……故に特別綺麗にしておかねばスゴイ=シツレイにあたる
(ガシャコンと細長いノズルが掃除機に接続される)
(掃除機がイィィィィィィィンと甲高い雄叫びをあげ始める)
(ガシャコンと細長いノズルが掃除機に接続される)
(掃除機がイィィィィィィィンと甲高い雄叫びをあげ始める)
天井、床、テーブル……問題なし
目につく場所はすべて綺麗にしてある……流石と言っておこう
だが、目に見えぬところから汚れは侵略してくるのだ!
(まず人の目につかないだろう隙間に掃除機のノズルを突っ込む)
(ザリザリザリと掃除機は塵を食らっていく)
目につく場所はすべて綺麗にしてある……流石と言っておこう
だが、目に見えぬところから汚れは侵略してくるのだ!
(まず人の目につかないだろう隙間に掃除機のノズルを突っ込む)
(ザリザリザリと掃除機は塵を食らっていく)
…………こんなところか。
(すべての掃除が終わると、掃除したばかりの部屋を汚さないよう作業着を脱いで着替える)
(そしてソファに腰かけた)
(すべての掃除が終わると、掃除したばかりの部屋を汚さないよう作業着を脱いで着替える)
(そしてソファに腰かけた)
(扉の外にいたのは白髪の青年だった。柔和な面差しに神社の神主のような格好が不思議とよく似合っている。頭には白い狐の耳が生えており、腰に目をやれば同色の尻尾が生えているのが見えるだろう)
失礼いたします。食事をお持ちしました。
(涼やかな男とわかる声。告げる通り、手には盆を持っていてその上には暖かいビーフシチューが乗っている)
失礼いたします。食事をお持ちしました。
(涼やかな男とわかる声。告げる通り、手には盆を持っていてその上には暖かいビーフシチューが乗っている)
……ああ、これはどうもありがとうございます。
(一瞬警戒したが、すぐにここの従業員か何かだろうとあたりをつけて警戒を解く)
(そして「神主みたいな格好で給仕して動き辛くないんやろか」とかどうでもいいことを考える)
(一瞬警戒したが、すぐにここの従業員か何かだろうとあたりをつけて警戒を解く)
(そして「神主みたいな格好で給仕して動き辛くないんやろか」とかどうでもいいことを考える)
こちらに置いておきますので、どうぞごゆっくりご静養を……くしゅっ。(テーブルにビーフシチューを置いて振り向いたところでくしゃみをひとつ)
ああ、お気になさらず……。少々、氷水をかぶる羽目になりまして、ええ。(ありがとうございます、とありがたくマスクは受け取る)
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呑気に笑いながらソレは、自然回復で治癒できる程度までに修復した彼を客室に寝かせた。