PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

【RP】祝福か呪いか

いつも通りの街。いつも通りの店。
賑わう通りに、幼い声は埋もれる。
静かな店内に、悲鳴は埋もれない?

そんなある日の、サヨナキドリで。

【お呼び出し:アカネ】
【乱入可:武器 商人、鵜来巣 冥夜】

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(真砂から女の子を保護した、と連絡を受けたときはちょっとビックリしたものである。
なにせ真砂なら何とかしてきた実績がある)
なんか様子が変な子なんだっけ。先生?
(からん、ころん。首から下げた木製の鐘が優しい音を鳴らします。)

えー?べるはそうおもう?

(楽しげな幼い声が聞こえるでしょう。まるで、鐘とお話をしているようです。)

ん!せんせぇ、きっとあえるよね!

(ころんと鳴った鐘に、そう答える声音はとても明るいものでした。)
(買い物へ行く真砂と軽く雑談しながらネクタイを引き抜いて仕舞うと、店番用のエプロンを取る)
あ、降りてきた。一体どんな………──

(その姿を、忘れることはなかった。
姉を亡くして篭りがちだった頃、ひょっこり現れた子。
縁側でポツポツと話すようになって、いつしか呼ばれた呼び名を。
ある日、
鮮明に、覚えていた)

……ア、カネ………………?君、なのか…………?
(きょとん。鐘と会話をしながら歩けば、そこにはまた、見たことがない人がいます。アカネをここまで連れてきてくれた人と、もう一人。)

(綺麗な目をまんまるにして、アカネを見る人を、『アカネ』は知りません。何事か呟いた声はアカネには聞こえなかったけど、初めて会う人ならば聞かなければならないことがあります。)

(アカネは走り寄りながらにっこり笑って、その人に問いかけました。)


おにいさんは、『アカネ』のせんせぇですかっ?

(透明な水色の目は、どこまでも透き通っていました)
っ、ぁ…ぁあ………!
(駆け寄ってきたその姿に、視界が歪む。立っていられない)
(言葉が出なかった。代わりに涙が溢れて止まらない)
(生きている君にもう一度逢えた喜び。こんな所に喚んだ世界への嘆き。色んなものがぐちゃぐちゃになって溢れた)
(それでも、それでも他でもない自分が答えねばならない。だって僕は)
う”ん、僕だよ……っ 僕が先生だったよっ……!!
(最初に『先生を探してる女の子を保護した』、その報告から分かりそうなのに。
どうして分からなかったのだろう、なんて。
簡単だ。あの世界でこの子は、死んでしまった。はずだった)
なのに、どうして…………?どうしてアカネが……(特異運命座標なんだ)
わ、ど、どうしたの、おにいさん!
どうしてないちゃうの?あ、アカネ、なにかした?
こわい?いたい?
(急にボロボロと泣き出したお兄さんにアカネはびっくりです。今まで此方に来て、こんなことは一度もありませんでした。アカネにはどうしたらいいかわかりません。)

(ですが、泣きながらお兄さんは、アカネの質問に正しく答えてくれました。アカネの鐘は、同意するようにコロンと高い音を立てます)

……!せんせ、せんせぇ!アカネのせんせぇ!ほんと?うそじゃない?
(ぱっと表情を明るくしてほんと?ほんと?と鐘とお兄さん…せんせぇに問いかけます。でも、きっと本当なのでしょう。アカネの直感も、あっていると言っています。ほっぺたが落ちそうなほどニコニコしてきました。)

(せんせぇから、どうして、と悲しそうな声が聞こえます。アカネは良い子なので、せんせぇの質問にはちゃんと答えます。)
んとね、『あかね』が「せんせにあいたーい!」ってなって、『アカネ』はせんせぇにあいにいったの!
けど、まえの『アカネ』は、なんだかすごーくいたくなって…でも、『あかね』がせんせぇにあいたいきもちはきえなかったから、せんせぇにあうために、『あかね』といまのアカネ、いきたいよっておいのりしたの!

でも、おそらのおにわについたら、せんせぇのおかおも、おなまえも、わかんなくって…だからね、やっとあえたの!

(支離滅裂な幼子の言葉が、どれだけ伝わったかアカネにはわかりません。けれど、アカネは一生懸命お話します。だって、今のアカネは嬉しくってたまらないのですから)
(会いたかった。たったそれだけの願望を叶えたこの世界の神は思っている以上にイイ性格をしているらしかった)
(でも確かに。確かに自分だって会えるなら会いたかった)
(言葉はもう、出なくて。ぎゅ、とその小さな身体を抱き締めようと)
(何も言わずに抱き締めてくれるせんせぇに、アカネは大人しくぎゅーっとされます。念願のせんせぇの温かさがとても嬉しくて、アカネもぎゅーっと抱き締め返します。)

せんせ、うれしい?かなしくなくなった?
アカネはとーってもうれしい!せんせぇとあえた!

(アカネからはせんせぇのお顔が見えません。笑ってくれたら嬉しいな、と思いを込めて、だいすきなせんせぇを気遣います。)
…………っうん、嬉しいよ。
(無理矢理に涙を止めて、不器用に笑ってみせる。大丈夫、もう大丈夫)
これからここで、よろしくな。
んふふー!よかった!

(せんせぇが笑顔になってくれたのが嬉しくって、アカネは満足気ににっこりしました。)

うん!よろしく、おねがい、しまーす!
アカネ、まいにちせんせにあいにくるよ!
ここのばしょ、おぼえたもん!
アカネのねるとこ、さむいから、げほげほしないように、がんばる!

(ぐっと拳を握って決意を固めます。初めて来た場所ですが、場所はしっかりと記憶しました。これなら毎日通うことが出来ます。)
いや、アカネの部屋は用意して貰おう。僕の近くに。
(よいしょ、と立ち上がりつつ主を探しに行こうと)
おへや?
(きょとん。不思議な顔です。)

アカネ、おそとでもねれるよ?
アカネねぇ、ひとりでもちゃーんとねれるの!
(えらい?なんて問いかけます。良い子のアピールは欠かしません)
それは僕が困るから……あの森はないわけだし
商人、何時帰るかな……
(懐から手帳を取り出し、予定を探す)
せんせ、こまる?じゃあ、アカネせんせのちかくにいる!
(大好きなせんせぇが困るのはダメ、とアカネはすぐに考え直しました。)

しょーにん?ってひと、アカネもごあいさつするー!
いいこだから、アカネはごあいさつできるんだよ!
(手帳を出したせんせぇの近くをうろうろ動き回ります。じっとしているのはちょっぴり苦手なのでした。)
そう、さすがだ。
……その商人が君の滞在を許してくれたのだれど……”商人、いるのだろ?”
"ほぉ"
"久しきかな……地獄の火"
"森の匂いに夢の気配"
"我がムスコの縁に、面白いものがひっかかったらしい"

(暗がりの囁き、星の瞬き、月のお告げ。そのコエはそういったもので出来ていた。)
(影が色濃く、カタチを取る。ソレは原初の暗闇。人々が畏れ、しかし祓えず隣に在り続けた隣人。消えぬ灯りの蔓延るサカイでも尚、人々に畏れを抱かせるモノ。

──“旧き夜”が、其処に在った。)

……それで?
キミは何を望むんだい、トキ。
(くつくつと、ソレが笑う)
アカネ、これが商人。遥かな果ての夜。
挨拶、できる?
(急に聞こえた声にピタリと動きを止めました。)

(そのひとは、アカネにとってはとてもとても、優しい香りな気がします。それもそのはず、『あかね』は今も優しい夜に抱かれて眠っているのですから、枝分かれしたアカネがそれを怖がるはずがありません。)

しょーにん、さん。
ん!あいさつする!

(怖がることなく、その存在にアカネは笑顔を向けました。ご挨拶は、しっかりするのがアカネの自慢です)

はじめまして!アカネです!せんせぇの……えっと、せんせぇの…アカネ、せんせぇのなに?
んんん…わかんないけど、アカネはせんせぇがだいすきです!よろしくおねがい、します!

(ご挨拶は元気よく。アカネはちゃーんとしっています。力いっぱいお辞儀をしました。髪の毛がばさーっとなりましたがアカネは気にしません。)
よろしい、元気のいいコは嫌いじゃあない。
アタシのことは観測したまま好きな様に呼ぶといい。
夜はこの身に含まれど、それが全てではなさそうだからね。
(しゃがんでアカネに視線を合わせる。前髪の奥から濃い菫紫の瞳がチラリと覗いて)
その、商人……。この子を僕の近くに住まわせてくれないかな
面倒ならちゃんと見るから、父親代わりとして。
それは別に構わんけど……ふぅん……キミがねぇ。
──出来るの?親。せめて里親でも探した方がいいんじゃない?
(疑わしげな視線をムスコに向けて)
……向かないかな?
(親に愛情らしきものを向けられた記憶はないし、父親の印象はだいぶ薄い)
でも僕の他に身寄りがないし、やっと会えたのに。
(声をひそめてトキの耳に唇を寄せて)
少なくとも、あんな風に突発的に死にたがる内はね。
……隠そうとしたって、親の不安定さを子供は敏感に感じ取るよ。

とはいえ……
(唇を離して指で自身の唇に指を当てて思案し)

本人の希望もあるだろうし、逆に一緒にいた方が……ということもあろう。
トキ、キミはこの機にセパードと一緒に暮らしたらどうだい。
(しゃがんで目を合わせてくれました!それだけで、アカネにとってはすごーくいい人になります。アカネはうれしくって、紫のお目目をみてにへーっと笑います。)

しょーにんさん!しょーにんさんのおめめ、むらさきでキラキラきれい!アカネのおめめはみずいろだよ!

(自分のおめめをぱちっと見開いてそう言いました。ちょっぴりズレてるのはアカネなので仕方がありません。)

……?ちちおやってなに?
(なんだか難しそうなお話でしょうか。アカネにはよく分かりません。ですが、)

よくわかんないけど、アカネね、せんせぇといっしょがいい!
だって、せんせぇにあいにきたんだもん!
しょーにんさん、アカネ、せんせぇといっしょじゃだめ…?

(不安そうに問いかけます。アカネには難しいことは分かりませんが、一緒にいたい気持ちだけは本物ですから。)
え…………(全く考えていなかった可能性だった)
…でも、それは。冥夜が嫌じゃないか?負担が大きいというか
本人がいないからあれだが。
んー?駄目じゃあないよ。
"それをキミが望むなら"。
アタシは最大限取り計らおう、お嬢さん。
うん、うん…ちょっとキミには退屈なお話しだったね。
お菓子は好きかい?ああいや、生まれたてかキミは。
ちょっとお待ちね。

(ぱちん、と指を鳴らすと其処にある現実に『ショートケーキとリンゴジュースがテーブルの上にある』という現実を呼び寄せて、過程を省略する)

難しいお話をしている間は、それを食べてるといい。
お話ししてもいいけど、口の中のものを飲み込んでから。
約束だよ?
(よしよしと少女の頭を撫でようと)
(トキの方へ視線を遣って)
現実問題、我が居住区の『生活用魔術』の叡智を差し引いても家事能力は壊滅的だろキミ。
この娘を汚部屋で暮らさせる気かい?家政婦を雇うというなら話は別だが。
突発的な衝動に歯止めをかける役もいるだろう?
それにセパードが嫌がることも可能性としては低そうだし。
(ダメじゃない、その言葉に一安心をして、アカネはまたにへと笑いました)
そっかぁ!ならよかった!しょーにんさん、ありがとぉ!
んー!わかんないけど、アカネおはなしちゃんときけるよ!

(退屈の言葉にそう主張します。良い子ですのアピールですね)

おかし?うん!アカネ、おかしすき!
……!すごーい!ね、ね、せんせぇ!すごいよ!ケーキとジュースでてきた!
たべていいの!?やったぁ!
(突然現れたお菓子に大きな瞳をキラキラさせます。まるで魔法使いみたいです。アカネはすごく感動しました。そして食べてもいいと言われてきゃっきゃとはしゃぎます)

うん!おやくそく!のみこんでからおはなし!
(頭をなでてくれるしょーにんさんにアカネは元気よくお返事します。そうして、ケーキとジュースの前まで行って、)

いただきます!

(フォークをへたくそに握りしめて、ぷすりとケーキに刺しました。暫くは大人しくなるでしょう。食べている顔はとっても幸せそうです)
(並べられると確かにその通りではあるし
そもそも冥夜が最初に自分へ告白した理由を思い出した)
そら冥夜は危ういらしい僕を見て告白してきた男だが……
(※危ういと儚げと脆いの違いがいまいち解っていない発言)
………でも、まだ。まだ、冥夜には言えてない。衝動の事もピアスの事も。
……………言って甘えて良いのかも、わからないんだ、けれど………
良いの、かなぁ……?
ピアスはともかく、衝動のことは何かあった後にバレたら「なんで黙っていたんだ」ってんじゃない?
ええと……
(どうして冥夜を傷付ける事になるのか。
人間関係に於ける情緒がいまいちな男はしかし、腕時計の件で反省したのか考えるようになっていた)
「僕に関する重要な事を知らされてなくて嫌だ」と思うかもって事か?
信用されてないみたいで?
………わかった。
(ケーキを食べるアカネを見つめ、次に空を見た)
僕だって冥夜の事は好きだから困らせたいけれど悲しませたい訳じゃないから。言うよ
(自分の意地悪で困った顔をする様は見たいが悲しそうにされたくない。
話して置いた方が良いことはじんわり痛い内に話した方が良いと、何とか決断出来そうだった)
いいコ。
(くすくすと笑ってトキの頭を撫でようと)
(大人しく撫でられる。こうされるのは随分久しぶりだ)
話は早い方が決意が鈍らなくて良いんだが……冥夜って日中何してるんだらう?
(『話がしたい。今から本店に来れないか?』とメールを打ちつつ疑問を口にする)
(上司の予定はだいたい知ってるのにらしい)
もちろん来れるとも!!!!
(メールのレスが生声で返ってきた、もとい秒で駆けつけた。
旅一座からパフォーマンス直後にダッシュで駆けつけた為、肩で息をして舞台衣装のまま入口の戸までの襲来である。
間を置いてから忘れていたので戸をノックした)
信頼してるのと無関心ってまた別物なんだよなァ。あんまり胡座はかかんほうがいいぜ?

(義理の息子の質問には答えず、しみじみと。たぶん、所有者おや心の一種だろう)
(一心不乱にケーキを頬張っていたアカネも、急に聞こえた大声にはビックリです。しかし、しょーにんさんとのお約束があるので頑張ってもぐもぐします。)
無関心になんて──(騒々しく登場した恋人にあっ、という顔をした)
あぁ、公演中だったのか。すまない、呼び出して。
(持っていたタオルハンカチで汗を拭おうと)
……宝石種も呼吸が乱れるんだな。勉強になった、いや違う。
呼吸が落ち着いたら紹介したい子がいる
(ビックリしつつもケーキを食べ続けてるアカネにはちょっと笑いそうになった。ごめん、と小声)
!(ごっくんしてから口を開きます。)

だいじょぶだよせんせぇ!あのね、アカネびっくりした!
(大きなおめめをぱちぱちさせて、やってきたキラキラした格好の男の人をみます。)

…………キラキラだねぇ
(ほっぺたにクリームをつけながら、こてんと首を傾けます。)
安心してくれ、公演が終わったところをダッシュで駆け抜けた!この後はR.O.O.の社内会議を2時間済ませた後、ホストクラブの開店準備だったが、どちらも代理に任せてきたので安心してくれ。時間を作るのもビジネスマンのテクニックのうちだ。

(仰々しく礼をしたポーズで大人しく汗を拭かれる。距離が近くてドキドキしつつも、はじめて聞く声があればマントを大きく翻し)

これはこれは、わが師と愛らしいお嬢さん、お茶の最中に驚かせてしまって申し訳ございません。
私は旅一座【Leuchten】のジャグラーにして怪人!名を鵜来巣 冥夜と申します。どうぞお見知りおきを。
じゃぐ……じん……?
(こてん、更に首を傾げます。よくわからない単語ばかりですが、自己紹介なのはわかりました!)

めーやくん!あのね、アカネ、アカネっていうよ!せんせぇがだいすきな、アカネ!
(よろしくねぇ、なんてにぱっと笑う。キラキラのお兄さんは優しい人のようです)
だよな、ビックリしたよな。僕もちょっとビックリした。
(アカネに同意を示しながらも二人の自己紹介を見守り、冥夜を椅子へ)
座ってくれるか、冥夜。ちゃんとした話だから
(商人には上座を示し、自分はアカネの隣)
…………………(何から話すべきか考える間)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM