ひどい雨だった。
急に降りだしたそれは、しばらく止みそうになくて。
外に出ている商品を慌てて仕舞う。
ふと気付いた、やや離れた所に自分以外の気配。

たまたまお店の前に
https://rev1.reversion.jp/character/detail/p3p009351

え、ええと…………大丈夫……………？

ええと、こんばんは？
ここで良いのかしら？

！(ここで良いのかしら？、その問いで何か分かったようで)
ひとまず中へどうぞ

あらあら、お招きどうも。
ええ、それじゃお邪魔するわね。

(どうぞ、と静かに扉を開いて通す)
(中には様々な商品がところ狭しに並ぶ)
タオル、お使いください。

ん、ありがとう(タオルをもらって髪を丁寧に拭いて)

少々お待ち下さい(パタパタと忙しなく、外に出ている商品を手際よく入れていく)

ん、大丈夫？
私も手伝う？

えっ でもお客様なのに……？

特に気にしないけれど？

……。ええと、ではお願いいたします。

ええ、大丈夫よ。(商品をぱたぱたと片付けて)

(終えた所でタオルを手渡し)すみません、助かりました。
いつもは店主がいるんですが今は不在でして

ありがとう。(タオルを受け取って髪を拭きつつ)
あら、そうなの？今日は一人だと大変そうね。

（紅茶とクッキーが乗った大皿を出して）
ええ、仕入れに行っていて。１人の店番は慣れてはいるのですが雨は急だったので。

なるほど。
軒先にも屋根があると便利なのにね…

そうですね、でも風向き次第では濡れるんですよね……。
あ、紅茶とクッキーどうぞ。

あら、確かにそうね。
ふふ、ありがとう。美味しそうね。手作り？

まあ、魔術で乾かせば良いので。たぶん。
恐らくは。来客用の棚にあったので……