「やあ、いらっしゃい。元・黎明を待つ若葉亭へようこそ」
「……うん、そう。元なんだ。宿を期待していたなら申し訳ない。一応いくつか部屋はあるが、……サービスには期待しないでくれ」
「さて、そろそろ泊まったり居候するつもりのルールをいくつか説明させてもらおうか。一応言っておくが、番号の若い順に強度が高い、みたいなものはないぞ」

「一。某から許可が降りさえすれば、どんなことでもしていい」
※自分に許可を取ってくれたなら、基本的にはどんなスレッドでも建てていいです。
「まあ、簡単な話だな。基本的には放任主義だが、完全に手放しもしたくない。許可を取るのはどんな事になっているのかの簡単な確認のためだけだ。
　ちなみにこれ、某から許可が降りれば改めて宿屋業を始めてもいいし、食堂を使ってもいいし、一部の部屋を専用の自室として使ってもいいし、好きなように増築してくれてもいいぞ」

「二。物事の強制はしない」
「これもまた簡単な話だ。『自分がやられて嫌なことはやらないようにしましょう』、というやつだな。……某もやらかさないように気を付けよう」

「三。役割を演じる」
「某も含め、君は役割(ロール)を演じる(プレイ)するために来たはずだ。ならばそれは、出来る限り守らねばならない。
　……とはいえ、まあそんな厳密なものでもないさ。それが難しいと感じたなら、一旦役割を演じることを中断してもいい」

「……さて」
「細々としたルールはあるし、増えるかもしれないがとりあえずはこんなものかな……。他には……ああ、そうだ。名乗り忘れていたな」
「某は『八化け』の朱尚 来夢。君の名前は……ふむ、ありがとう」
「――改めてようこそ、元・黎明を待つ若葉亭へ」


「ところで、ここに住んだりなんだりする前に、何か聞きたいことは有るか？」
※ギルドに入る前に確認したいことや質問等があればこちらへ。