PandoraPartyProject

ギルドスレッド

エルには大きすぎるお家

暖炉のあるお部屋

暖炉に薪がくべられ、ほんわり暖かい部屋。
応接間だったらしく、ゆったり座れるソファがあります。
ローテーブルには、様々なおせんべいが置いてあります。
エルに言えば、温かいお茶も淹れてくれるでしょう。

(どなたでも歓迎です)

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(敬礼に頭を下げ)お初にお目にかかる。手前、浜地と申します
イレギュラーズになり日が浅いため、ここがどこなのかもわからぬ次第
更に言えば、勝手も分からぬ故に、くつろいでよいものかも分かりませぬ
浜地さんですね。
エルです。
よろしくお願いします。
ぺこり。

ここは、鉄帝の、ヴィーザル地方という場所です。
ずっと雪が、降り続ける土地です。
なので、ここで暖まって、ゆっくりして欲しいって、エルは思いました。
鉄帝……(思案して)まだ地名に慣れていない故、ピンと来ていませぬが
貴殿がそうあってほしいのであれば、私もまたそうありましょう
……私にとっては、貴殿は先輩にあたる人物にあるのでしょうな
ありがとうございます。
エルは、浜地さんとお話が出来て、嬉しいです。

エルも、イレギュラーズの方々の中では、よわよわですよ。
でも、もしエルがお役に立つ事があれば、お手伝いしたいってエルは思いました。
私と話が出来て喜ばしいことがあったのか、私にはわかりませぬが、貴殿がそうであるというのなら私からは何もありませぬ。理由はお聞きしたく存じますが。
であれば、少し近しい先輩ということで。私には手伝い等必要かどうかもわかりませぬ。私は私のできることをしているだけですので、であれば、手伝うことも私には不要かと
貴殿の手伝いの、手伝いを行う事には少しばかり、興味がありますが
はい。
エルは、色々なイレギュラーズの方と、お話したいからです。
それに、浜地さんは、たまたまでも、エルのお家に来て下さった、初めてのお客さんですから。

わわっ。
先輩って喚ばれちゃうと、エルは照れてしまいます。
エルのお手伝いですか?
もし浜地さんが良ければ、エルはお部屋のお掃除を、手伝って欲しいって思いました。
エルの使うお部屋以外は、まだお掃除が終わっていないのです。
しょんぼり。
左様ですか……(思案し、頷く)承りました。私になんぞ面白い話ができるかも分かりませぬが……掃除とあらば私にもできましょうや、どうぞこき使ってやってください

先輩では、いかんとですか(少しばかり、言葉が戻る)
ではなんんとお呼びすれば……(眉間に皺が寄って、真剣に悩んでいる)
はい。
お掃除道具は、何故かたくさんありました。
なので、お掃除できる場所を見つけたら、浜地さんにお願いしたいって、エルは思いました。

エルの事は、エルって呼んでもいいですよ。
(少しばかり逡巡して、頷く)
承知いたしました。エル殿とお呼びしたく存じます
掃除についても如何ありませぬ
雑用係はあまり経験がござらぬ為、はじめは手間取るかもしれませぬが

エル殿は……見たところ、ヒトのようにお見受けしますが
私と同じウォーカーでありましょうか
エルも、こんなに大きなお家に住むのは、初めてです。
なので、エルにも、わからない時があるって、エルは思いました。
でも、浜地さんと一緒に頑張れば、出来る時もあるって、エルは考えました。

エルは、ウォーカーさんでは、ないそうです。
お母さんが、別の世界から来たというお話を、エルはローレットの方から、聞きました。
(頷き)であれば私も手伝いましょう。必要であるのなら
私以外には、誰もここには来ないのですか
流石にたった一人で、このようなところに住まうのは大変でしょう
今までは、別のところに住んでいたのですか

そうですか。……エル殿は、寂しくないのですか
はい。
今は、エルが一人で住んでいます。
時々、お家の周りに住んでいる方が、遊びに来ます。
なので、エルは、寂しくないですよ。
で、ありますか(また、頷き)エル殿は、恵まれておられるのですね
しかし、そうであれば私がいると邪魔をしてしまうのではありませんか?
ご友人も女性一人の住まいに男が一人いては訝しみましょう

(掃除道具を探しながら)
……雑用係と思われてしまうかもしれませんな
(それならそれでよし、と呟いて)
エル殿がよければ、雑用というていでご説明を願います
実際、雑用係として雇っていただいても構いませぬが
浜地さんが何か言われたら、エルがちゃんと説明をします。
浜地さんは、お掃除や、色んな事を手伝ってくれる方ですよ、って。

はい。
それでは、浜地さんは、エルのお家では、雑用さん……うーんうーん。
ちょっとだけ、呼び方を変えてみたいって、エルは思いました。
お手伝いさん、召使いさん……うーんうーん。
名前ですか……私は――否、俺は特にそういったことを気にしない性質だ
(少しばかり、口調が変わる)
貴殿が望むのであれば、如何様にも
はい。
それでは、お手伝いさんで、お願いします。

ふふっ。
このお家が、もっと楽しいところになるって、エルは思いました。
……少しばかり聞きたいのだが
住み込み、ということになるのだろうか
わわっ。
ご一緒は、ちょっとだけ、恥ずかしいって、エルは思いました。
なので、エルのお家の近くに出来た、宿屋さんを、エルは紹介します。
畏まって仕候(一礼し)改め、タイ捨流初段浜地庸介
以後よろしくお頼み申す。エル殿
……宿も紹介いただき感謝致す。俺は根無し草故に、助かり申しました
はい。
浜地さん。
改めて、よろしくお願いします。
ぺこり。

浜地さんは、とっても礼儀正しい方なのですね。
エルは、覚えました。
仁義八行、仁、礼節を以て人と在り之を道義と為す
俺はそのように教わり、生きてきた故、之は反復のようなもの
お気になさらぬよう

では、掃除に取り掛かって参ります
(バケツと箒を持って)
わわわっ。
エルにはちょっと難しいですが、浜地さんの心にあるものは、素敵なものだと、エルは思いました。

はい。
それでは、お掃除する場所、ご案内します。
で、あるか(無表情に、分かっているのかどうかもわからぬ様子で)
そう思うのは、貴殿の心が綺麗だからだろう(エル殿の後ろをついていきながら)
人というは、他人に己を見るものだ

……案内忝い
???
そうなのですか?
だったら、浜地さんも、とっても優しい方だと、エルは思いますよ。

はい。
こちらの階段を、上がったところから、お掃除を始めましょう。
……そうか(褒められ慣れてない故、言葉少なになった)

(暫し、無言。ふと、周りを見)
これだけ広いと、掃除もし甲斐があるものだな
(無難に気を遣って雑談しようと試みる不器用者)
はい。
エルも知らないお部屋が、いっぱいあります。
なので、お掃除しながら、探検しましょう。

あっ。
えーと、えっと。
浜地さんは、虫さんは、平気ですか?
探検……そういえば、まだ越して来たばかりだったか(思案しつつ)
誰かが住んでいた痕跡も、見つかるやもしれんな

(虫が平気かと聞かれ)特に気にはならんが……カメムシ以外は
なんだ、虫が多いいのか?
はい。
エルのお部屋は、大きなベッドのある3階です。
なので、エルのお部屋と暖炉のお部屋、それとキッチンしか、お掃除ができていません。
以前住まわれていた方は、どんな事をされていたのか、わかるのはとても楽しいって、エルは思いました。

あわわ。
カメムシさんは、エルもちょっと苦手です。
このお家は、お外よりも暖かいので、虫さんが住むこともあるのかなって、エルは思いました。
なるほど、探検だな(頷いて)
ここまで広いと、勿体ない、あるいは、一人で住むには寂しいところに感じるな
……寂しくはないか(先も聞いたことを、同じように聞く)

この時期はカメムシがよく湧く
特に森が近いと、暖を求めて這い寄ってくる
虫に限らずとも、人が通わないところは動物も間借りしてるやもしれん
朝に、おはようございます。
夜に、おやすみなさい。
言い合える方が出来たらいいなって、エルは時々思ってしまいます。

カメムシさん、そうだったのですね。
エルは、覚えました。
動物さんも、いるのでしょうか。
エルは、ドキドキしています。
イタチやネズミは専らだな、人なれしていればリスやタヌキもいるやもしれん
(無表情に頷いて)まぁ、基本は害のない連中だ。キッチンなど人がいる場所には寄ってこない故な
見かけたら、挨拶してみるといい
虫は、まぁ、……苦手なら無視しろ

(話を聞いて)それは、家族というものだ
俺にもいた。今はいない、だが、寂しさはない
だから、エル殿の其れは分からんが
いつかできるといいな
わっ。
エルは、動物さん達と、仲良くなりたいです。
虫さんは、えっと、その、エルは頑張ります。

……お父さん。
エルが小さい時は、ちゃんとご挨拶、できました。
でも、エルが大きくなったら、ずっとお仕事で……
(エルは俯いてしまいました)
(暫し、立ち止まり)
それは、辛かったな
(無表情、抑揚なく、それだけ言って、手を頭に置こうと)
(エルは頭に置かれた手にちょっとびっくりしました)

わわっ。
浜地さんのてのひらは、とっても暖かいってエルは思いました。
ありがとうございます。
いいや
……俺にはその辛さは分からん
(やめて、どこかの部屋の戸を開ける)
だが、辛さがなくなるといい、と思った
それだけだ
きっと。
エルの、辛いと思った気持ちは、雪が全てを包んでくれて、春まで守ってくれます。
なので、エルは大丈夫ですよ。
春が来たら、雪解け水で、お花や植物が、咲きます。
だから、エルは元気になれます。
雪の中から、芽を出す姿に、エルは元気を貰えます。
うろたえ者(抑揚なく、また手を頭の上に置こうと)
辛いと思ったら誰かに言え
黙って溜め込むのは馬鹿者のすることだ
手を取ってくれる者くらい、いるだろうよ
(頭に手を置かれ、暫くして。エルの目から、ほろほろと涙が零れました)
……はい。
(目を逸らし)
いないなら、そう言え
俺であれば聞く
だからもう溜め込むな
……お父さんは、もう戻ってきません。
エルが、殺したからです。
エルは、後悔はしていません。
でも、エルはとっても寂しくて、苦しくなるときがあります。
そうか
(独白を聞いて、一言だけ。ぽんぽん、と頭を撫でて)
(頭を撫でてもらい、エルは少しだけ落ち着きました)
エルのお話、聞いて頂いて、ありがとうございます。
また、辛くなったら、浜地さんに、お話ししても、いいですか?
構わん。何も、気の利いたことの一つも言えんが
それでも、ただ我慢するようなことはするな
(一つ、ため息)
……そうだな。よく頑張った(気の利いたことを言おうとして、眉を顰める)
……ありがとうございます。
エルは、頑張りました。
(再び、エルの頬を涙が伝いました。)
……そうだな
(二度、同じ言葉。ただ、今度は同意するように)
頑張った。だから、泣いていい
(分かりえない、けれど、分かる)
(小さく、「お父さん」と言葉が漏れると。エルはその場で泣きました)
(ただ肩を抱いて、落ち着くまで黙って待つ。これ以上は、無粋にあろう)
(しばらくして、エルは泣き止みました。肩の暖かさを感じて、にっこり笑い)
浜地さん、ありがとうございます。
やっぱり、浜地さんは、暖かい方だって、エルは思いました。

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