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ギルドスレッド

猫瓶の住み処

[雑談] 縁側

和洋折衷。小さいながら謎建築の我が家には、縁側がある

家にいる間は、大抵ここでお茶をしている

もし訪ね人が居れば、こども好きの主人が喜んでもてなすだろう

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おや、此処は空き家かね。外観は何とも言えないが、少々建物に彩りを加えれば問題なく居住も可能だろうに。勿体無い妖怪が出そうで悲しいよ、ぼかぁ。
(空き家と決めつけて不法侵入をする日傘を携えた彼女は、くどくどと失礼な事を言いながら縁側に姿を見せた)
勿体無い妖怪ではないけれど、都市伝説の類いならば出るよ!
こんにちはお嬢さん。迷子、それともお散歩かな?どちらにしたって丁度良い、お茶を淹れた所なんだ。少しわたしと話して行ってはくれないかな!
(ひょっこりと廊下の角から覗き込むように男が顔を出す。柔らかな雰囲気でカタンと異形頭と茶器を揺らした)
えっ、誰かいるのヒャーーーーッ!!?
(唐突な声掛けでさえビクッと震えるほど驚きを浮かべている彼女、それに加えて見えた猫瓶の頭に寸劇の如く情けない悲鳴をあげて腰を抜かしてひっくり返る)
嗚呼、驚かせて御免ね。初めてのお客さんだったから、つい年甲斐も無くはしゃいでしまった!
わたしは害するつもりはないし、怪しい物でもないんだよ。御菓子と話好きの家主さ。………ううん、むしろこの家の家主だからこそ怪しく見えてしまうかな?
(綺麗な悲鳴に驚き、カチャンと頭を鳴らす。腰を抜かした彼女に駆け寄ろうとした足を止め、申し訳なさそうにその場に留まった)
い、いや。驚いてなどいないさ。ただ僕は声を上げて空を見上げたい気分だったのだよ。そうだとも。決して恐怖で腰が抜けた訳ではないのだよ。
(声や仕草から敵意や不信感が無いことを感じた彼女は「空が綺麗だなぁ」とわざとらしく言いながら、何事もなく立ち上がる)

ともかく閑話休題。てっきり空き家と勘違いをして知的好奇心でお邪魔してしまった。許してくれ家主くん。
そうだったのかい?済まないね、てっきりわたしはまた怯えられてしまったのかと思ったんだ!それにしても、勢い良く空を見上げる物だから心配してしまった。怪我が無さそうで良かったよ!
(彼女の振る舞いに一切の疑いを持たず、安心した様子で縁側に正座する。盆を置くと、蒸らした緑茶を一人分の湯呑みに注いで)

ははは、構わないよ。子供の好奇心は止められようもないしね。丁度御茶も淹れた事だし、少し休んでお行きよお嬢さん。
安心したまえ。少々腰を痛めただけだとも。
しかし多種多様な特異運命座標なれど、君のような容姿は初めて視認したよ。なかなかどうして味のある頭じゃあないか。
(引きこもりな僕の知見が浅いだけだろうけどね、と彼女は付け足しながら遠慮もなく盆を挟んで隣に座る。良く言えば順応性が高く、悪く言えば図太い)

オチャとな。カムイグラや幻想の一定層の貴族が嗜む飲用物と聞いていたが初めて見たよ。オチャを含め、君に興味が湧いた。是非とも休ませてもらおう。
そうかい?そんな事を言われたのは初めてだ……嬉しいよ!
元の世界では奇怪だと言われていたし、旅人だという事を除いてもわたしの容姿は変わっているようだから。ちなみにわたしの頭……の、中身は味もあるんだよ。
(上機嫌な声色で食べるかい?と帽子をかぽりと外す。頭の中身は金平糖や手鞠飴、フルーツ飴等がたっぷりと太陽光を反射させてきらきらと輝いている。お嬢さんが取りやすいように頭を下げた)

こちらに来たばかりで買うには、茶葉は流石に高くてね。気分だけでもとポットにティーバッグを入れて淹れた粗茶なのだけど!熱いから火傷しないように飲むんだよ。
そういえばお嬢さんの名前を聞いていなかったね。わたしは福含亭 猫丸と名乗っている人でなしだよ。
喜んでいるようで何よりさ。しかし心外だな、僕が和製菓子に涎を垂らす餓鬼風情と思われていたとは。嘆かわしい。実に嘆かわし━━━━━━わあぁ!甘いものがいっぱい、金平糖もある!
(誘惑に抗えない彼女は見た目相応、もしくはそれ以下の姿を見せて立ち膝の状態で目を輝かせながら猫丸の頭を覗く)

おっと失敬、内なる獣が漏れ出てしまったようだ。まったくもって自分が恐ろしい。
僕はエクレア、仲良くしてくれたまえ猫丸くん…うん、独特な風味だけど僕は嫌いじゃないよ。このソチャなるもの。

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