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ギルドスレッド

アンチャーテッド

談話室〔高速雑談〕

お喋りをたくさん楽しみたい時に使って欲しいな……

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役に立てたかな。それなら俺も嬉しい。
(口元を緩めたうえでややぬるくなっていた紅茶を呷った)

承った。またフラーゴラの都合の良いときに伺おう。
旨い紅茶をごちそうになった、ありがとうな。
んと……またお喋り出来たら嬉しい……。
(エーレンの持ち込んだ書類をまとめて渡す)
じゃあまたね……
(これは<ヴィーグリーズ会戦>出発前の事であった)
こんばんはじゃ…フム…
フラーゴラ殿は居るかね?居ないなら置手紙をしてまた後で来ようかね?

(何やら浴衣を着る事を決めた模様である、その事で少し相談しに来たらしい…)
おや?オウェードさんがいたような……。
そうだねまだ忙しくてバタバタしてるから……長時間滞在するの難しくて。
お手紙くれたら嬉しいな。
さて……いるかフラーゴラ? 話の続きというか、詳しい説明をしにきたぞ。
エーレンさんこんにちは……。
ふふ、そう焦らなくても大丈夫だよ……。
まずはソファでも椅子でも……好きなとこ座ってね。
ああ、ありがとう。(座ったあと、テーブルの上に懐から取り出した大判の懐紙を広げる)
今日の用件は「俺が元いた世界の説明」だったと記憶している。
それなら図に書いて説明した方が分かりやすいだろう?
(エーレンさん……絵、得意なのかな?)
ふむ……?どんな説明をしてくれるのやら……
主に主神と魔物娘、あとは親・反魔物国家とかそのあたりの情勢ならば、順を追って説明した方がよかろう、とな。
もっとも俺が生まれるはるか前、数百年は前の話だからどこまで正確かは分からないが……構わなか?
う、ううん……?難しそう……。
えっと……エーレンさんの主観でいいと思うよ。
なに、順を追えばそこまで複雑なことでもない。
(と前置き。懐紙の中央に大き目の〇を描いて、その両側に天使っぽいのと悪魔っぽいのを書く)
世界があった。主神と魔王がいた。主神と魔王は敵対している。
魔王は魔物を作り出して人々の生活を脅かし、時には喰らい時には攫い。
主神は信仰に篤く清い心身を持つ神官や聖女、勇者を通してこうした魔物を討伐する。

この世界に来てから話を聞いたが、こういう構造自体は特に珍しいものでもないらしいな。
ふむふむ……。確かにワタシもお友達の世界は……
神様と人間と……そこは死神のような命を奪う役目の人がいる構造だって聞いたこともあるね。
ワタシは異世界行ったことないからねえ……。
……過去の記憶、ないから……行ったとしても今は知らないかな……。
ああえーと、ワタシが実際見たことないって意味でね……。
さて、転機が訪れるのが数百年前だ。
勇者は悪しき魔物を滅ぼし、時には魔王を討伐する。これが基本だったわけなんだが、ある時主神から力を授かった勇者はだいぶ毛色が違っていた。
人間を守るのは当然として、魔物も一つの命であることには違いない。殺したくはない。人と魔物が共存する道はないだろうか。そういう思想だったわけだ。
その勇者が魔王の元へ進むうちに、一匹のサキュバスと出会った。このサキュバスも変わり者で、出来れば人間と仲良くしたい派だったわけだな。
で、この二人が意気投合した。
ふむふむ……。勇者は人間側で……えっとサキュバスは魔王側の人……だったのかな?
二人とも平和や共存を願ったんだねえ……。
そういうことだ。そして神の力を得ていた勇者と魔王の力を得ていたサキュバスが力を合わせて、魔王を打ち破った。そして、このサキュバスが新たな魔王の座に就いたんだ。そうすると……どういうことになるか分かるか?

あと話がちょっとズレて申し訳ないんだが、この世界ってサキュバスを見ないな。
ん?サキュバス見たことない……?
お友達がサキュバスだけど……。ああいやあの人はウォーカーだから異世界から来た人で……。混沌現地人じゃなかったね。
混沌広いからねえ……探せばいるのかも?

あれっ、魔王……倒しちゃったんだ?
人間側に加担する形なのかな……。
えっとえっと……?
共存願ってたのなら……「これから仲良くなりましょう」って言ったとか……?
あー、一口にサキュバスと言っても出身世界が違えば毛色は当然違うわな。

探せばいるかもな。あるいは当世のサキュバスは俺の世界の数百年前の大多数のサキュバスよろしく、ええとこの世界の魔種だったか? それとして存在するのかもしれないな。人間の男=吸いつくすだけのエサ、的な。

半分正解。これから人間と仲良くしろ、と魔物に命じたんだよ。ただし強制的に。
(最初の絵を示す)
魔物は基本的に全て魔王に作られたものなので、全ての魔物は魔王との魔力的な繋がりがある。ここからこの人間が好きなサキュバスの魔力が全ての魔物に魔王レベルで叩き込まれた結果……。

全ての魔物が、人間の男が大好きな美女に変貌した。
?!、?!?!
女の子になっちゃったの……?
人間の男の子が好きな……?
魔種は……混沌生まれの人なら誰でもなり得るからねえ。
魔種から呼び声をかけられて……それに応えれば魔種になる。
だから混沌生まれのワタシは魔種になる可能性はある。
でもアトさんが魔種になったら普通に殺すって言うからならないけどね……。

お友達のサキュバスは愛嬌のあるお姉さんで男女問わずにこやかに会話してくれるねえ……。
何故かアトさんに厳しいけど……。
その通りだ。
幼女もいれば若々しいのもいれば円熟したのもいるが、ともあれ美女に変わりはない。
当時はさぞ混乱があったと思うぞ。
たとえば冒険者がラミアに襲われた。それまでは食い殺される一択だったものが、巻き付いて愛されながら幸せな生活だ。
ここで人間にとって幸いだったのは、人間が大好きなのでそこにある愛情を良いものとみなしてそれを破壊することを好まなかったことだな。
要するに魔物娘は独り身の男ばかりを狙い、伴侶や婚約者がいる男は決して誘惑をしたり襲ったりしなかった。
なるほど……それは、怖いな。自分や大切な人が一夜にしてそうなりうる可能性がある、と。
やはり世界の作りが違うとそういう、魔物化のプロセスも違うんだな……。俺の元いたところでは、人間の同意がなければ決して魔物にはならなかったので。

ああ、それはよい隣人でいてくれることだろう。アトさんに厳しいのはまあ……好みの問題とかか?
ある意味節操があると言うか……マナーがしっかりとしていると言うか……。
つがいのいる男性に手を出すなんて諍いの種でしかないからねえ……。魔王になったサキュバスさんの教えを守っていたのかも?

それは、ね……。好き好きって言われて嫌だなあって人はそんなにいないかな……。常識の範囲内ならなおさら。
サキュバスさんってこうほら……そういう男の人に興味深々だけど……
なんかこうアトさんとは宗教が違うみたいな……?
アトさんって種族性別関係なくねっとりした視線向けるから……。
今はより人間らしくなったけど……ワタシも追いかける前は「あの人怖い」みたいな扱いのアトさんも聞いたことあるね。
えーと拒否すれば無害だけど基本変態みたいな?
のでお友達のサキュバスさんはワタシがアトさん追いかけてても「何で観光客なの……?」みたいな目線を向けるねえ。
教えを守っていた、確かにそうだな。
まあそんなこんなで、魔王の勢力圏に近いところから人間は「魔物たちがなんか知らんが魔物娘になって人間の善き隣人になった」と悟り始めたわけだが……ここで面白くないのが主神側だ。
自分たちが正義側だったのが、いきなり信仰すべき人間たちを取り込まれ始めたわけだからな。
長年の教えで「魔物は人々を襲い喰らい滅ぼす悪の存在、誅滅すべし」と刷り込まれていた人間の教会勢力を使って彼らを滅ぼそうとしたりなんだりするわけだが。
ええと、この世界で言う天義とか幻想に近い国の構造でな。人間は権力を継承していくうちに、腐る。
ん、ああそうなっちゃうんだ……。
魔王側と人間側が奇跡みたいな感じだね……。
長い年月を経た遺恨はそう解消しないよねえ。
えっと……神様側は何かアクションを起こしたのかな……?
なるほど……?
その話している様子からしてアトさんもそこまで人の迷惑にはなってないようだし、宗教の違いというかまあ、それくらいの違いなら割と些細に思える。
目線に関してもしかりだし、あれだ。
昔の人は言った。「みんな違ってみんないい」とな。普通にその範疇に思えるし、いいんじゃないか?
神様側のアクションと言っても基本的にそんな大それた討滅とかができるわけではないらしくてな。世界に注ぐパワーの総量を増やして勇者とかをほこほこ魔界に行かせたくらいらしいんだが。
ええと……ほら、あれだ。サキュバスの影響を受けて変化した魔物たちなものだから。
その、なんだ。大好きというのが、そういう意味でな……。(ちょっと顔が赤くなっている)
(エーレンが赤くなるのを見て)
……!!あっ、うん……なるほどね……。察したよ……
迷惑になってない……のかなあ……?
例えば具体例挙げるなら「キミのおへその一口チョコを詰めて舐めたい」とかなんだけど……。本人の前で本人に伝えるよ……。
と言うかワタシがアトさん好きなの知っててそういうことすつから、もう……
まあそれでも、完全にそっちに溺れて社会性がなくなるわけでなし、「親魔物国家」という通り国の体をなしてちゃんと活動できてるわけだよ。それこそ主神教団が攻めてくることもあるし。
それなら別に、元がなんだったかを気にする必要もないかな、とか思うわけだ。

……俺ばっかりずっと喋ってる気がするが、何か腑に落ちない点とかあればこたえたい。
…‥うん、それは俺の想像の二段三段上を飛び越えて行ったな。
あと、ここにアトさんはいないのでその刃物はしまってくれ。
そしてこれは単なる恋バナとして聞いてほしいのだが、フラーゴラはアトさんのどこに惚れたんだ?
どうなんだろう……。ほぼ毎日他の子にちょっかいかけるのは……、……あれ、その話じゃない……?
まあ個性は強いから……他の子にうつつを抜かさなくなったアトさんは体調悪いのかな?とか思いそう。

質問……そうだなあ。
エーレンさんはこの話どこで知ったんだろ?
一枚岩じゃなくて……魔王側と戦ったり神様に味方する人間もいるんでしょう?周知もされてないっぽいなあと。
じゃあ……エーレンさんは元の世界の皆を仲良くさせたい感じかな?
ワタシとアトさんの馴れ初め……?!
そうだなあ……えへへ……。
最初は依頼で一緒になって……無口で無愛想な人だなあって思って怖いくらいだったけど……
実はとってもとっても優しくて……ワタシにアクアマリンの宝石譲ってくれたし……。ワタシの左目みたいでお似合いって言ってくれたんだ……。
きっかけはささいだったけど……気になったらどんどん想いが強くなっちゃってね……。

(参照: https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/928)
ああ、確かにそうだな。一言で言うと、当事者から聞いた。
無論魔物娘とて不老でも不死でもないが、高位の魔物娘……そうさな、たとえば龍とかそういうのだ。ああいうお歴々は割ととんでもない長寿で、普通に数百年前から生きていることはザラにある。
そうでなくとも俺たちにとっては途方もない昔でも、意外と彼女らにとってはお母さん、お祖母ちゃん世代の話であるようでな。
もっとも、要するに片方の立場に偏った情報源であるので実際にはもう少し違う展開である可能性も、俺は否定していないが。
ああなるほど、最初は依頼からか……。
そういうギャップがあるとなるほどな。乙女としてはきゅんとくる向きも強かろうな。それにセリフもなるほど、センスのある選びだ。
(いちいち頷いて相槌を返しつつ)
幸せそうな顔をしているな。とてもよい道だと思う。
なるほど……!そっか聞いたんだねえ……。
ふーむもうちょっと情報収集したいとこだね……。
えへへ……結婚出来たらもっと幸せだと思うからがんばろうかなと……。
結構マメだしロマンチストだよ……。
クリスマスってウォーカーの人たち言ってたけど……こっちではシャイネンナハトの時に琥珀の髪飾りくれたし……。
グラオ・クローネ……えっとばれんたいん?の時にチョコ渡したらお花くれたんだあ。

ワタシと結婚しない理由聞いたら……ダンジョンでいつ命を落としてもおかしくない危険なとこにいつも出入りしてるから……「ワタシが死ぬのは寝覚めが悪い」みたい。
だから「出来ない約束は出来ない」だって……。
主神教団側で調べたい気持ちもなくはないのだが。彼らは魔物と仲良くしている人間も「敵の仲間だ捕えろ殺せ」ってなるものだから、まあろくろく進まないんだなこれが。まず向こうから行くべきだった。
(当時を思い出して苦笑い。一応行くことは言ったらしい)

ほほう……やはりそういう人間は人気が出るよな。そのあたりは洋の東西、ついでに世界も問わないらしい。
そしてこっちではクリスマスはシャイネンナハト? でバレンタインはグラオクローネというのか。効き慣れぬ響きだが、なるほど。今後のために憶えておこう。

……ああ、確かに。命を賭ける以上その懸念はもっともだ。
どちらの気持ちも分かってしまうので肩入れというか、うん。俺はそのあたりはフラーゴラを応援することしかできないなあ……。
おおー、突撃したんだねえ……。ガッツがあるねえ。
じゃあ次はアプローチを変えて……協力者を探すとか……色々出来そうではあるね。

うんそうシャイネンナハトとグラオ・クローネ。
シャイネンナハトはお祝いのような言葉もあるよ……。
「輝かんばかりのこの夜に」って……。
シャイネンナハトの一夜は混沌全土で戦闘が禁止されたりとか……なかなかエーレンさん好みのイベントだと思う。

ふふふ。応援ありがとう……。
ワタシも色々アプローチしてるんだよね……。
魔種の発生抑制のための方法探しとか……あとワタシが強くなれば死ぬ心配ないよね?
行動をしないものに与えられるものなどわずかだ。
だが協力者か、その発想はなかったが……ま、それもこれも元の世界に戻れたら、の話ではあるがな。だが覚えておこう、ありがとうなフラーゴラ。

シャイネンナハトが、イコール輝くばかりの夜、か。なるほど、良い意味だ。
しかし確かに俺この身ではあるがよく分かったな。一年に一度くらいそういう安息日は必要だろうよ。

魔種の発生抑制かそれは……だいぶ戦いの中で切り札になりそうなものだな。何かしらの手助けができればいいんだが……地に足がついてそうなのはそっちだな。死ぬ心配。あとはそれこそ肩を並べるとか背中を合わせる、とかそういうの。
んと……その魔王の座に着いたサキュバスさんと勇者さんの話を好意的に受け止めてる感じだったからね。

発生抑制は……まだワタシ達の想像の範疇なのだけど……。
「生活を向上させること」が抑制になるかなって考えてる。
例えば飢えで苦しんでる人は世界を恨んで呼び声に応えてしまうかもしれない……。
じゃあお腹が膨れてて……満足な生活が出来ていれば?
って思うと魔種が生まれる可能性低くなるかなあと……。

エーレンさんは……魔種が存在してるだけで滅びのアークが溜まってこのままだと混沌が滅亡して……混沌が滅亡するとウォーカーの人の元の世界が滅ぶっての知ってる?
ああ、そうか。そうだな。言われてみればその通りだ。
こうして武芸を修めておいてなんだが……それでもやはり皆が仲良く過ごせるに越したことはないだろう?

……ああ、なるほど。そっちか。受け手側の問題か。
すまん、勝手に呼び声そのものの弱体化とかそっち方面で考えていた。
そうだな。確かにそう考えるとそういう、草の根というか足元というか、そういうところからの生活のボトムアップはこちらでも当然大事だな。いや大事なのは元からなんだが、ええと。
大事の理由が一つ加わった感じで大事だな。
(語彙力があまりないエーレン)

ああ、空中神殿のシスター……ざんげだったか。彼女から聞いた。
しかし、それがどうかしたか?
そう……?不思議ではないと思うけど。
武芸が達者でも出来ることなら殺したくないってお友達もいるからね……。

ん、そうだねざんげさん言ってたね……。
だから元の世界が大切な人は必死に戦ったりするんだよね……。
魔種はいるだけで破滅へと導くから……魔種になったらアトさんは「殺すしか方法はない」って言う。今は、ね……。

……ん?あれいい時間だね……?
ワタシはこれからローレットに用事があるんだけど……エーレンさんはどうする?
なら俺の考えすぎだな、すまん。

元の世界もそうだし、そもそも俺は武家の出だ。
武家が有事に率先して剣を取らないのであれば、どうして平素に税を収めさせてのうのうとしていられるものか。
世界が違ってもそのあたりは変わらんよ。民を守るために命を張るのが武家の役割だ。

……ああ、本当だな。俺は特にローレットに用事があるでもなし、このあたりでお暇させてもらおうかな。
そこは……皆や親からの期待とかあったのかな……。
その道を外れる罪悪感とかね……。

ん、わかった。また来てね……。ギルドはいつでも開いてるから……。
期待……ではないな。まあ……そのあたりはおいおい、機会があったときにでも。

ああ、ありがとう。またなフラーゴラ。

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