隠れ家 　何処かの街の入り組んだ道を辿って行けば、いつかはそこに辿り着く。

　その建物は酒場であり、下宿であり、それだけならどの街にでもあるけれど、其処は少し違っていた。建物の上に、小さな作りかけのような尖塔が建っていて、街の人にその理由を尋ねれば、さほど遠くもない昔に、教会を建てようとして、結局建てなかったのだという。

　どうして建てなかったのかは、もう真実は誰も知らないけれど、あの塔には不吉の黒猫が一匹住んでいて、塔の頂に近づく者を食らってしまうから、神様に捧げるには不浄であるという噂があるとか、無いとか。

「退治に行かないのですか？悪しき黒猫の魔物を」

「腕に覚えのある者は、退治に行く。だが、どうなったかについては、不思議と誰も知らない」

　
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・口調を固めたり、RPでちょっと遊ぶ目的の特に利用の制限はないギルドです。
　エスメラルダが遊んでいます。何方でも、どうぞお気軽に。


・ギルドへの入団をしても何もありませんが、たぶん尖塔の下の下宿に
　（一時的でも長期でも）お住まいです。
　下宿のオーナーはエスメラルダらしいです。
　そのため、入団した時点で鍵を貰いに行く／行ったという接点があります。
　ご希望の方とはゆるく1：1で遊べたら良いなと思っています。