波や風の音、そんな自然の音を、一寸立ち止まって少し聞いていくのも良いかもしれません。

もしかすると、外で歌っている主の声が聞こえることも……？

【いる人の言葉に反応するもしないも、ご自由に】

オーシャン・サーフとアティック・ローズの綺麗な調和に誘われて。
こんにちは。私は情報屋のプルー・ビビットカラー。
お邪魔しても良いかしら？

（人の声に気付いて、歌うのを止めて）
まあ、お洒落な喩えだこと。私はキリエ、この劇場の主よ。
勿論よ、プルーさん。私もお話ししたい気分だったの、どうぞゆっくりしていらしてね。

キリエさんね。よろしくお願いするわね。
それにしても、さっきの歌声。あなた素敵な声をしているのね。もっと聞かせてくれる？
私が独り占めしてしまうのは勿体ないかしらね？

ええ、此方こそどうぞ宜しくね。
あら…聴かれていただなんて、少々恥ずかしいわね。
独り占めだなんてとんでもない！
貴女の為に歌いたいのだもの、喜んで。
（そう言うと、ゆったりとしたリズムの曲を歌い始める）

（キリエの歌声に聞き入るプルー。彼女の声は美しく、少し儚げで耳に心地よい）
……やっぱり、いい声。
あなたの事もっと知りたいわ。聞かせてくれるかしら？
今までの事。これからの事。何でも構わないわ。

（聞き入る姿を見て照れたようにどこか恥じ入りながら、一曲歌い終われば深く一礼）
ここまで真剣に聴いて下さっていると、こちらも歌い甲斐があるというものだわ。

ええ、勿論。
そうね…今までの事は語るまでのものでもないから、これからやりたい事かしら。
色んな人の助けになれるような行いが出来たらと思っているわ。感謝されたり褒められたりしたら、私も嬉しいもの。
プルーさんがどんな人なのかも、私も知りたいわ。