○心情
昔話であれば、依頼主は這う這うの体で逃げた所で幕引き
山姥はずっと尼寺周辺に居続けていたわけですが
こうやって立ち向かう選択肢が生まれているならば
絶望の青を越えて来た甲斐もあるというものです。
私も昔は小さな子供を寝かしつけていた身、
ああいうものに取られてしまっては、やりきれませんものね。

○準備
尼僧と尼達には、我々が依頼で来たことを告げて
退治するために庭を借りたい、また皆様は子供達と一緒に
庭から離れた部屋に固まって一晩過ごしてもらうようお願いします。
ちなみに、布団を重ねて被るようにすれば、布団の中の空気が温度に加え振動も
伝わり方を弱めるのですね。

庭に面している建物の屋根の上に待機し、息を殺してハッグを待ちます。
おびき寄せられたハッグが庭へ出て来たならば【物質透過】を使って屋根をすり抜け縁側に着地、
退路を断つように位置を調整します。

○戦闘
常に足音を立てるなどしてハッグに『自分達が囲まれている』と意識させ
敵が集まったところに【眩術紫雲】を使い、可能な限りまとめて打ち倒します。

逃走のため、あるいは報復のためなどでハッグが私に向かってきたら
【檻術空棺】でその動きを封じます。
また、包囲に穴があった、抜けられたなどした場合は
【穿法匕首】で怒りを与え、逃走を妨害します。

ハッグをすべて打ち取ったら、尼僧の方にも声をかけていきましょう。
それと、また何かありましたらローレットへご連絡を。

アドリブ歓迎