聖剣騎士団の拠点、古びた洋館の裏庭。

※特定個人との専用ＲＰスレです

天義は不穏な気配が漂ってるし、ボクも修行を頑張らないとね
えい、やー、とー！（剣を素振り）

幻想って広いんだな……！！
（旅行用のような四角い大きな鞄を持ちながら、片手に地図を持ち）
この辺りのような気がするんだが……ん？
人の声が聞こえる。これは鍛錬している声だろうか。
（物陰から顔を覗かせ）

（ん？誰かに見られてる）
あ、お客さんかな。こんにちわー。
聖剣騎士団の本拠地へようこそ！ボクの名前はセララ。よろしくね！

聖剣騎士団……（ここが噂の）
こんにちは、お嬢さん。勝手に敷地内に入ってきてしまい申し訳ない。
僕は怪しいものではなく、（今、ロストレイン性を明かすのは少し控えた方がいいか……)
ええと……、カイトと申します！！
ここの責任者に逢いたいのだけど、いるかい？（にっこり笑いながらセララと視線を合わせるように屈み）

よろしくね、カイト！
責任者はねー、実はねー。
なんと！ボクが責任者にして聖剣騎士団の団長なのです！
これでもめっちゃ強いんだよー（剣を素振りしてみせる）

あははは、キミのような愛らしい少女が聖剣騎士団の責任者だなんて、
僕のこと、からかっちゃいけないよ……（なに！？　この素振りの鋭さ……！！）

ま、まさか本当にキミが責任者！？
いやはや、幻想は凄いところだな。では団長と呼ぶべきか。
唐突に話を変えて申し訳ないけれど、ここにアマリリスという騎士がお世話になっていたかな？

団長でもセララでも、どっちでも大丈夫。好きな方で呼んでね。
アマリリスは確かにここに『いた』よ。
でも……（悲しそうな表情で口ごもる）

では敬意を込めて団長、と。

そうか……、女の子にそんな悲しい顔させるなんてアマリリスもまだまだ騎士として、未熟だったんだね（微笑みつつ）

団長とあらば話は早い（セララの前に片膝をつき、セララを見上げる姿勢にし）
僕はカイト・Ｃ・ロストレイン。アマリリスの兄だ。
父と妹の不正義を認め、しかしお家断絶を食い止める為、ラサより帰還した身。
ついては妹はこちらで、王剣カリバーンの称号を獲得していたと聞く。
僕がそのカリバーンの名を受け継いでも宜しいだろうか？

アマリリスのお兄さん！確かにアマリリスに似てる感じがするね。
聖剣ネームの中でもカリバーンは特別だから……(カイトのことをじっくり見て）
授与には一つだけ、条件を出そうかな。

お家断絶を食い止めるためじゃなく。
彼女を救えるのか、倒すしかないのか分からないけれど。
アマリリスを止めるっていう気持ちを持ってこの称号を受け継いで欲しいかな。

あはは、嘘かもしれないのに兄妹であることを信じてくれてありがとう。

アマリリスを止めるか……、成程、団長さんは僕が思っていたよりも遥かに素敵な人物のようだ。
元より、このカイト・Ｃ・ロストレイン。
妹を、そして父を取り戻す覚悟だ。

……僕も、天義国民の一人だからね、騎士らしく、国への忠義あらば、信仰に揺るぎが無い事は確かだ。
故に、天へ弓を引く魔は絶対に許さないだろう。
けど、ひとつ違うのは断罪に対して過激な発想を持っていないことだろうか。
殺す事だけが、魔を淘汰する術とは思っていないよ。必ず、反転を戻す方法はあると信じている。

……他人にここまで心の内を言ったのは久しぶりだよ。
どうだろうか、団長さん。

カリバーンを受け継ぐのに相応しい回答だね。
カイトならきっとアマリリスを取り戻せると思うよ。

それでは聖剣ネーム授与の儀式を行います。
騎士カイト。救世の聖剣『カリバーン』の称号を汝に与えん。
聖剣の担い手に祝福があらんことを！

ありがとう、必ずこの騒乱を鎮め、妹の心を取り戻して見せるよ――！！

（立ち上がり、少しふらつき）
（……とは言え思ったより状況は切迫していたか……、僕が信じている道を進みつつ、まずは手があたるところからはじめてみよう）

…ところで、僕、恥ずかしいことに身を寄せるギルドがまだなくて。
団長の許可が頂ければ、あなたの所に世話になりたいのだけど……。

もちろん歓迎するよ。カイトが聖剣騎士団に入ってくれれば賑やかになって楽しそう！
それに１人じゃ難しいことでも、ギルドの皆で協力すればできることは増えるからね。

ありがとう！
じゃあ、皆を和ませられるように、頑張りたいと思うよ！！
宜しく頼む。これから、ちょっと楽しみが増えたような気がするよ。

入団ありがとう。カイト、これからよろしくね！