雑談場
楽しく話せたら良いな。

さて、人を迎える準備をしてっと。
よし。

お邪魔するねぇ。

お、いらっしゃい。
こんな所に美人さんが来てくれるとは嬉しい限りだ。
改めて自己紹介しておこう。フレイ・イング・ラーセンだ、よろしく頼む。

出逢って早速口説くんかねぇ？
紅楼夢・紫月や、よろしくねぇ。

おや、口説いてるように聞こえるか。これは失礼した。
まぁ口説かれたとて簡単に靡くものでもあるまい、俺のような男相手では。

そこまで美人って訳でも無いと思うけどねぇ。
靡くかどうかは相手次第やからねぇ？

俺にとっては美人さんだよ。まぁ、少なくとも悪い意味ではないよ。
それは本当にそうだな。良い男なら靡くんだろうが…好みの男とかいないのか。

それなら褒め言葉として受け取っておこうかねぇ。
んー、今の今までそんな相手は見た事ないからねぇ。
好み自体が分からんわぁ。

はは、そう受け取ってもらえるとありがたい。
その感じだと男友達もあまりいないって感じかな？

居ないも何も混沌に来る前の私に友好関係なんておらんかったからねぇ。

ほぅ。とすると紫月は旅人か。
元の世界ではどんな生き方をしていたのやら。いや俺も友好関係は似たようなものだったが。

時に紫月。酒は飲めるか？

旅人やねぇ。
ただ単に寝たきりやっただけやけどねぇ？

嗜む程度には飲めるねぇ。

寝たきりとは穏やかではないな。
今は大丈夫なのか？

お、それならちょうど良いのがあるのだが。
海洋の決戦後の打ち上げみたいなものだが、一人で適当に飲むのも寂しいものでな。共に、どうだろうか？

今はこの子のお陰で別に平気やねぇ。
(トントンっと妖刀の柄を指で叩きながら。)

海洋の依頼はあんまり参加してへんけど、行ってええんかねぇ？

刀、か。それが体を動かすのに必要というわけか。
特別な代物なのだろうな。まぁ、今が不自由ないと言うなら何よりだ。

行った行ってないは特に気にすることもないと思うよ。行った者を労うも良し、ただ雰囲気に乗って飲み食いするも良し。

必要やねぇ。
この子がいないと何も出来へんからねぇ。

そうやなぁ……まぁ、別に構わへんよ。

それは大変だな。
誰かに奪われでもしたら自分で取り返すことができないんじゃないか。

お、そうか。ありがたい。ここに行こうと思っているんだよ。
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/3400

どうなるかねぇ？
私以外にこの子に触れる資格が有るか分からんからなぁ。

んー、まあ行くだけ行ってみようかねぇ。
行けたらになるけどもなぁ。

お、刀に触れるのにも資格がいるのか。こりゃよほどじゃなけりゃ誰も触れないなぁ。それなら盗られる心配もないから大丈夫そうだな。
ちなみに資格がないものが触れようとしたらどうなるんだ？

ん、了解だ。誘った手前だが、無理に来なくても大丈夫だから。
来てくれることを祈りつつ、のんびり待ってるよ。

まあ盗られる前に撃ち抜くだけやけどねぇ？
さぁ、どうなるかねぇ？
生命力吸い取られるんとちゃう？

ありがとうねぇ。
行く事が確定したらまた伝えるとするわぁ。

まぁそりゃそうだよな。無抵抗で盗られるわけはないだろう…って武器は刀じゃないのか。
ふむ、資格があれば生命力は吸い取られないってことか。
うーむ。刀を持ってて逆に不便だって感じることはないのか？

あぁ、わかった。待ってるよ。

この子以外ならライフルならあるねぇ。
物の例えやから生命力とも限らんからなぁ。
私は不便を感じた事は無いねぇ。

おぉ、近距離かと思ったら遠くからか。
生命力じゃない……魂とかだったら一発だなぁ。俺が触れないよう気を付けねば。
そうなのか。風呂とか普通なら武器を持ち込まないような場所ではどのようにしているか気になる…

私の武器はこの子（妖刀）とライフルやねぇ。
まぁ他に触ろうと思っとる人は居らんと思うけどねぇ。
風呂場でも普通に持ってっとるよ？

結構色んな場所で戦えそうだな。なかなか強そうだ。
何も問題なかったら触ってみたかったが……やめといた方が良いなこりゃ。
風呂場でもか。邪魔……ではないんだったな。錆とか大丈夫なのか？

どの距離でも状況に応じて戦える様にせんとねぇ？
やめた方がええやろうねぇ。
湿気程度じゃ錆びる事は無いねぇ。

確かに遠近両方の攻撃手段を持っていた方が色々と便利ではあるなぁ。
やっぱりか。武器には何となく興味あるんだがな…
へぇ、湿気で錆びないって特殊な素材なのかそういう能力みたいなのがあるのか……良いな、そういうの。

戦局的に有利に戦うんが楽やでねぇ。
フレイは刀使うん？
手入れは定期的に必要やけど特殊なんは使う前からそうやったねぇ。

俺は基本的に近距離だからなぁ。遠距離も技で使えるって感じだ。
刀は使ってたこともあったかな。今じゃこの方が楽だな。(柄だけの剣を取って見せ)
んー、そっか。まぁ持主に資格があるかどうか判別する刀だもんな…

遠距離も出来ると間合い詰めるまで便利やからねぇ。
柄だけやけど、刃は無いん？
放っといても自己修復ぐらいは出来るやろうけどねぇ。

そうだな。俺は距離を気にせず技を放てる、と言う感じだが。遠近あると色々できるな。
出そうと思えば出せるぞ。普段は柄だけなんだ。(柄から黒い焔のような細剣を出して)
自分で直るって楽だなぁ。そういうのが皆の武器にあったら良いのにな。

武器使い分ける必要無いなら楽そうやねぇ。
へぇ、便利なもんやねぇ。
そういった特徴ある武器は少ないと思うわぁ。

あぁ、基本が剣だからあまり多くの武器を使いこなせるわけではないしな。紫月は戦い方はこっちに来てから誰かに習ったのか？
俺が普段から重装備っていうのが慣れなくてな。こういうものの方が良いと見繕ってもらった。
…だよなぁ。まぁ手入れが面倒ってのもあって今の武器を使ってたりするんだが。

私は我流やし邪流やわぁ。
元々居た世界で扱い方は教えて貰った形やねぇ。
まぁ、人に合った装備ってのがあるからねぇ。
態々苦手なもん覚えるより得意なもんを極めた方が強くなるんは早いからねぇ。
多少なりとも手入れは要りそうやけどねぇ？

ほぅ、我流か。俺も我流だが、一人だったから形にするまでには時間がかかったが。
それは師範のような人だろうかな。
そうだな、身を守るための防具とかはやっぱり軽装が好みか？
まぁ柄の手入れくらいは必要だな。持ち手がぐらつけば戦闘でポカをしかねんし。
と、なんかいつの間にか武器やら戦い方やらの話になってしまったな……一応戦士としてその手の話に興味は尽きないんだが…

師範と言うより姉やねぇ。
攻撃は最大の防御、攻撃中心なら重たいもん着て動くんは下策やわぁ。
必然的に軽い方が楽やねぇ。
戦ってる最中にすっぽ抜けたら馬鹿馬鹿しいからねぇ。
私は別に構わへんよ、戦うん好きやし。

姉かぁ。そうか…姉は戦えたのか。
紫月って結構前のめりだな。攻撃することに特化しているというか。
まぁ俺も軽い方が良いしなぁ。盾の取り回しが楽だ。
まだ戦闘中にすっぽぬけたことはないが、終わって気が抜けるとやってしまうことあるよ。
そうか？だが別に戦うばかりが好きというわけでもあるまい。他に好きなこととかないのか？

私に刀の扱いを教えてくれたんは姉やからねぇ。
私よりもずっと強かったやろうねぇ。
防御するんが悪いとは言わんけど私はそんな暇あるんなら攻撃した方が手っ取り早いからねぇ。
戦闘後に奇襲受けん様にねぇ？
切り結ぶん以外なら唄歌うぐらいやわぁ。

ほぅ、そうか。趣味で刀を持ってたのか、家柄的なものがあったのか。頼もしい姉だっただろうな。
それはその通りだな。いくら防御力があっても倒すには攻撃が必要だ。そういう人間が共に戦ってくれると心強いよ。俺は防御ばかりだから、アタッカーに攻撃がいかないようにするしかない。
まぁ怪我しまくってやばい状態じゃなけりゃヘマもしないだろうから平気だよ。
切り結ぶのが好きという苛烈な言から一転して可愛らしい趣味だな。やはりたまに口ずさんだりするのだろうか。

家柄やったねぇ。
心配症で、でも優しい姉やったわぁ。
逆に私は打たれ弱いからねぇ、防御や回復できる人が居らんかったら依頼や決戦ではすぐバテてしまうでなぁ。
それ以外でも注意はせんとねぇ。
唄は私の仕事やったからなぁ、世界を渡りながら歌っとったよ。
こっちでも偶に歌う感じやねぇ。

ふむ。刀と言えば武家とかそういう家柄なのだろうか。
それは良い姉だったのだろうな。こっちに来て離れて寂しくなったりはしないのか？ホームシックになったりとか。
防御側も回復側も同様に思うだろうな。攻撃に専念する者がいるから戦いで勝てるのだと。
ふーむ。まぁ俺の攻撃は実は武器を介さずとも使えるものばかりだからなぁ。とは言え大事な相方はできる限り大切にはしているよ。
唄が仕事…吟遊詩人とはまた違うものか。どういうものを唄うのだろうか。聴いてみたい気はするが…

そんな感じやねぇ。
……コメントは控えようかねぇ。
依頼や決戦は誰かがかけたらキツいからねぇ。
トータルで動ける人は凄いと思うしなぁ。
それなら不意打ち出来そうやねぇ？
この世界で歌手って言って伝わるんかねぇ？

なるほどなぁ。俺の家は……何だったかな…
あぁ、聞いちゃまずかった話題かな。すまないな。
うん、だから俺の役割は俺を含め誰も欠けさせない、としている。全体でバランスよく動けるやつはどこにでも行けるしな。
不意討ちは考えたことはなかったが、確かに無手で油断を誘って、というのができるか。
歌手で概ね理解できると思うよ。細かな認識の誤差はあるだろうけどな。
こっちでたまに仕事として唄っているのか？

話すべき事は無いからねぇ。
それは大切な覚悟やわぁ。
トータルで動けると色々サポート出来そうで少し羨ましいわぁ。
相手が油断してくれるんならそれを誘うんも戦法やからええと思うわぁ。
混沌で仕事はやっとらんねぇ。

そうか、それはすまなかった。
そうだろうか。単純に壁役の意地みたいなものだと俺は思っているが。俺の場合は覚悟のような崇高なもんじゃない。
だが一つに特化してる分、自分の分野では抜きん出て活躍できるということもある。
さて、そういう依頼に行けたら試してみるのも良いかもしれないな。
そうなのか、仕事にしてたなら副収入も得られるだろうに。俺も大手を振って聴きに行けるしな。

私の元の世界の話をしても面白味はあんまり無いからねぇ。
なあなあと戦うよりはしっかり信念を持っとる方が強いからねぇ。
私にとってはそれは覚悟に見えるわぁ。
何か1つを特化させるんも多くの事をこなせる様になるんもええ事やわぁ。
そう言った依頼に恵まれるとええねぇ。
スポンサーもおらんからねぇ。

ふむ。異世界のことはよくわからんからな。色んな奴から聞いてみたい気はするが。
そうだな。紫月はそういう信念とかはあったりするのか？
覚悟、か……そう見えるのか。単に意地とか負けず嫌いなだけだと自分で思っていたなぁ。
そうだな、良し悪しはそれぞれ、言い出したらキリがないな。
不意討ちを狙う依頼か、悪性のやつならもしかするとあるかもしれないな。
あぁ、やっぱりそういう仕事にはスポンサーとか必要なのか。

まぁ、その気持ちは分からんくも無いけどねぇ。
ただ私の元の世界の話はつまらんと思うわぁ。
私は斬り結ぶんが好きやでねぇ。
好きに生きて好きに戦って好きに歌うだけやわぁ。
誰もが戦うだけの力持っとるんやからええ事やわぁ。
戦えるのに逃げるんは嫌いやけどねぇ。
騙す依頼もあるみたいやし、その時次第やねぇ。
路銀稼ぎなら歌うだけでもええかもしれんけど、大々的にやるんなら居らんと辛いわぁ。

そうか。じゃあ、紫月は色んな異世界を見たりしてるんだろ？面白い世界とかなかったのか？
こう言っちゃあれだが、いわゆる戦闘狂…みたいなとこがあるのかな。俺は訓練とかは好きだし、似たようなもんだろうか。
なんか、凄いな。好きなことをして自由に生きれるのって。多くの人間がそうなれるわけじゃないから、ちと羨ましいよ。
まぁしかし、なるだけ戦わない方が良い場合もあるからなぁ。
そうだな、たまにはそういうのを楽しんでみるのも悪くはないか。
なるほどな…。それは個人的に金を払っても歌ってくれるのだろうか。

面白い世界ねぇ……
個人的に気に入った境界世界なら妖精酒出してくれるところかねぇ。
春やのに雪が降ったりして景色が良かったねぇ。
戦闘狂は否定せんわぁ、戦うん好きやし。
今はもう誰も止める人も居らんでねぇ、好き勝手やっとるわぁ。
潜入調査系の依頼なら戦わん方が得策な場合もあるなぁ。
まぁ、依頼があればやけどねぇ。
別に構わへんけど、期待できる様な唄歌えるとは限らんで？