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ギルドスレッド

【Bande†Fluegel】

【メタNG】仕事もない暇な夜は【個別スレ】

「暇」
そうぽそりと呟きながら彼女は夜の街を歩いていた。
今日は予定している仕事もなく、だからといってお金に困っているわけでなく今から仕事を取ろうという気分でもない。
趣味の被服店巡りも拠点としてるこの町ではあらかた終えてしまっているし、そもそも夜中に空いている店も少ない。

だがしかし、暇だからといってすぐ寝て明日に備えることが出来るほど彼女は勤勉でもなかったし、朝方でもなかった。

困った――頭を抱えるまでにはないにしろ、先が見えずに首を傾げたそのときだった。

視界の端にある人物を捕らえる。
見慣れたエルフ耳に黒い髪。そして何よりかもし出す雰囲気が彼だと確信させた。

人ごみを掻き分けて彼の肩に手を置く。

理由はある。
彼と一つ約束をしてたこと。そして何より

「スティーブンさん。ちょっと一緒に飲みませんか?」

――今この瞬間、暇そうだったのだ。

 * * * * * * * * * * 

このスレッドは
スティーブン・スロウ
イルリカ・アルマ・ローゼニア
との個別スレです。上記二名以外の書き込みを禁止します。

場所:【Bande†Fluegel】テーブル席

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あそこ座ろ。
(なじみの店主に挨拶しながら空いてるテーブル席に向けて歩を進める)
この暗い中でよくこんな地味な奴を見つけられたもんだねぇ(引っ張られるようにふらふら歩きながら、テーブル席に座る)で、何からやるかい。ワイン?ビール?
ここ二階が宿屋で私の定宿なんだ。宿賃代わりにたまに踊ってたりもする。
(自分もすっと座って)……ビールは、苦手。ワインか……カクテル? 結構何でもあるよ、ここ。
へぇ、ここがねぇ。どうだい寝心地は?(椅子に座ったまま揺れながら周囲を見回す)苦いのより甘い方がお好みかい? つまみも果物とか?
かなり色々持ち込んでるし、目をつぶってもらってるから快適。建物自体は開店前にリフォームされてたみたいだし。
(そんなことをいいつつも店員に声をかけてメニューを貰うそしてそれを文字道理ドンッとテーブルの隅において)
うん。苦いの苦手。おつまみも含めて苦くなければ大体はおいしくいける。甘いのは確かに好きだよ? ――あ、これ一応メニュー。見る必要はあんまりないと思う?(並みの辞書より厚いそれを指差す)

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