仰ぎ見よ、金の冠
主人から借り受けた権能の一つ。金環の権能をその身に纏います。 王者たる百花の環は如何なる刃も通しません。

礼賛せよ、 銀の冠
主人から借り受けた権能の一つ。銀環の権能をその身に纏います。女王たる繚乱の環は如何なる呪いも受け付けません。

頭を垂れよ、緋色の罪杖
主人から借り受けた権能の一つ。影の茨の権能にて敵を串刺しにします。紫紺の影は緋色に染まり、主へ糧を捧げるでしょう。

追憶の夜想曲
かつての仲間から受け継いだ魔の歌声。それに心動かされた者は深い郷愁に囚われ、歌声の主を何者にも変え難く、侵し難い、愛しい存在であると誤認する。誰にでも、優しい夜は訪れる。

幻罪の呼び声
その仕草、その眼差し、その笑顔。唯一無二の主人に染められる事を望んだ猫は、愛しく悍ましい魔性を以って哀れな犠牲者を破滅へと誘う。