異想狂論「常識圧殺」
マッドネスセオリー・ノーマライズプレッシャー。 目標に対して自身の常識を封印として押し付ける事によって、その能力の発露を阻害する。 使用時敵の周囲に眼の紋様を模した魔法陣が展開される。

異想狂論「偽・烈陽剣」
マッドネスセオリー・フランベルジュフェイク。 友との記憶から、『知識の魔剣』の力を以て再現した一撃。 己を剣と化した後、刀身に炎を象った破壊エネルギーを溜め、それを目標の方向へ振り下ろす奥義。

幻想理論「碧緑の宮殿」
限定的な領域内に一時的に結界を展開、その中に回復効果を持つ植物を一時的に出現させる事で目標を回復する。 元となったのは、とある友人の『理想』。 「リラックスできて、安心できてホッとする場所かな――」

異想狂論「禁静の領域」
マッドネスセオリー・タイムサイレンス。 睨みつける事で目標の周囲に結界を展開し、中の時間、空間に干渉する事で呪いに似た効果を生じさせる。封印の形は、さながら黒い剣が組み合わさった鎖のよう。

幻想理論「斬理願望剣」
剣の姿に戻り、自身や味方の勝利を願う意思を巨大な光の刀身として成形。そのまま敵の頭上へと振り下ろす。 「願え、我らが勝利を――敵の敗北をッ！！」

幻想理論「空轟壁」
ファンタジアロジック・ハウリングウォール。 空気を圧縮して壁状にし、敵にぶつける事で押し飛ばす。 元は防御用の技であったが、シグの性格上防御を好まず、それ故にこう言った形になった。

異想狂論「血牙影鎖」
最愛の契約者との繋がりが更に深くなったことで生まれた技。 無数の牙で出来た鎖を放ち、敵の影を狙う。 影に突き刺さる鎖は敵の加護すらも蝕み、己が力として変換する。

異想狂論「喪魂白蝶陣」
具現された無数の白き蝶が敵の心の底にある「秘密」「恐怖」を呼び起こし、かき乱す。 とある友人がシグに語ったおとぎ話が、この技の元。 「秘密も恐怖も夢の中。現に夢みる蝶はそれを許さない。全て夢から現へ――」

異想狂論「歪理黒光剣」
「ダークマター」と呼ばれたその物質が周囲の理を歪め、触れた敵をねじ切る黒き剣と化す。 今は無きとある友人から語られた断片的な理論から、シグが我流で再現した一撃。