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2032年5月14日、世界は歪みに侵された。 失われた半身。癒えぬ罪の記憶。 少年は狂った神を浄化し、結晶を手にする。 ひとつでは助からなかった、だから。 “僕が死ぬべきだったんだ。もう一度やり直す、世界を”
桃華島の武人が連れている《守護仙獣》の一種で、本来であれば主に仙界の加護を与える存在。体が成長できず力も僅かで出来損ないだと持て余されていた所を、ゲンセイがつまみ食いを頼むのに丁度いいと引き取った。
「キュキュ~? キュー!キュキュー!」
二対の竜について語られる話譚。 彼らはうつろいゆく人々に利用され、救われ、呪われ、愛された。 ヒトは守るに値する存在か?と問う半身へ、片割れの竜は答を返す。 “うつろうものは、弱く愚かで……そして美しい”
瑠璃色の装飾が施された神秘的な白銀の二胡。 六角形の胴には桃の花を模った花窓があり、弦を支える楓の駒が深く美しい音を作る。 高名な詩人の詩が棹に刻まれている。 “雪月花時最憶君(雪月花の時、最も君を憶う)”

AP+300、神攻+40、反応+8、【両手】

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