『開闢のパンドラ』の対となる鞘。『開闢のパンドラ』は時が来るまでこの鞘から抜けない。想いと力を集積する事に特化している、謂わば鞘の形をした聖櫃。『開闢のパンドラ』の真の力を発揮させる事が出来る。

幼き頃に見た遠く大きい影。その時から少年の心には竜への憧れが生まれた。少年が青年となっても、幼き憧れは色褪せぬまま、覇竜の誓いは今もここにある。『いつか竜と戦い、認められてみせる。』

武器としては全く役に立たないナマクラだが、持ち主が想い人の為に振るえば慮外の力を発揮すると言われている。その力は斬る事に特化しており、運命や因果すら切り裂く可能性を内包する謂わば大剣の形状をした願望器。ただし真の力を振るえるのは一度だけ。

深い緑と黄金の二色で編まれた組紐。小さな翡翠の石が付いている。 大人びたプレゼントはまだ難しいから、せめて剣を振るう時に邪魔にならないようにと選びました。いつも前に出るその背中に、加護がありますように。