公認設定一覧

ノワール・G・白鷺が公開している公認設定の一覧です。

元いた世界（全員に公開）

魔術、並びにそれを扱う魔術師がいることが常識の世界。
先天的に魔術を扱える才を持った者もいれば、後天的に学び習得した者もいる。
よく想起される「炎を出す」「水を操る」といった属性魔法の様なものが主流な魔術だった。

世界の殆どを支配していたのが平たく言えば「スチームパンク管理主義社会」の『ツァーンラート』と呼ばれる国。多くの自然を壊し、得た資源により急速に発展した。が、その代償に自然のバランスは壊れ、排気ガスにより常に曇天となった。
また、個人の持つパワーバランスを壊しかねない魔術師という存在を敵視しており、魔女狩り紛いのことを行っていた。
残った魔術師達は、少数の自然と共に細々と存在を隠し暮らしていた。（300文字）

【色】持つ魔術師（全員に公開）

特に強大、または特異な力を持つ魔術師には、それぞれの虹の七色の称号が与えられた。そして、彼等七人のことを【虹(アルカンシエル)】と呼んだ。

ノワール・G・白鷺は、余りにも特異な魔術師であった。
体質すら変化させる程の魔力を宿し。持った魔術の性質は「作る・壊す・作り変える」というもの。その対象は魔術も例外ではなかった。

黒、灰、白……無彩色は、虹の七色、それどころか汎ゆる有彩色に含まれない色である。
『何者にも染められず』『何者をも染める』色。有彩の七と対を為す無彩の一。
彼等に比肩するにも関わらず、虹に交われなかった少女はたった一人の……孤独の番外、【無彩(ファード)】の位を戴いた。（290文字）