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公認設定一覧

アルトゥライネルが公開している公認設定の一覧です。


故郷の話(全員に公開)
『イネル』の名で呼ばれる小さくて古い集落の出身。
深緑内でも交流はごく稀で、幻想種以外、ましてや異世界からの旅人が入り込むなど御法度中の御法度。
たとえ里付近で迷い人がいても、森に還る定めだとして拒絶し、見捨てるくらいには頑なである。
そうまでして里を閉ざすのは、外から来た穢れは舌や喉を焼き、言葉を捻じ曲げ、歌う心を失うと伝えられてきたからだ。
文字での記録よりも口伝に重きを置き、特に歌で親から子へとあらゆることを教えてきた里にとっては、たった一つの守る術なのだ。
(230文字)
名前の話(全員に公開)
故郷には所謂、苗字や家名という概念がなく、名前は『イネルの里の××』という意味を込めて『個人名+ア+イネル』と付ける。
里の者同士は個人名の部分を使った愛称などで呼び合う。
声で呼ぶことに特化しており、他所との交渉事に用いる里長やそれに近しい役職の者以外はほぼ文字を当てない。
アルトゥライネルの個人名は『アルトゥル』。
当然、文字を当てられていなかったため、外で記名を求められた際に大層戸惑った。
しかし、とある人が名前を聞いて文字を当ててくれたものを思い出して事なきを得た。
(234文字)
設定中経緯の話(全員に公開)
アルトゥライネルがまだ10歳にも満たない頃、里近くまで迷い込んだ旅人を密かに匿った。
その際に旅人が『Arthuraineru』と彼の名前に文字を当ててみせた。
両親に見つかって追い立てられてからの行方は知らないが、それが外の世界を意識させ、里の閉鎖的な環境に疑問を持つきっかけとなる。
16歳の誕生日に成人の儀を受けたアルトゥライネルは里を抜け出し、行方を晦ませた。
反抗心と疑心から歌以外の方法で伝え残す力を求め、以降は自らに歌うことを禁じた。
(220文字)

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