公認設定一覧
リズリー・クレイグが公開している公認設定の一覧です。
設定中生まれ
ヴィーザル地方の奥地、辺りでも特に厳しい気候の雪深い山岳地帯に古くから住まう戦士の部族『ベルゼルガ』の生まれであり、長の娘。
『荒熊』の異名の通り熊の獣種であり、姉御肌な蛮族戦士。(89文字)
『荒熊』の異名の通り熊の獣種であり、姉御肌な蛮族戦士。(89文字)
設定中『ベルゼルガ』
『ベルゼルガ』の民は強きを尊び、己の信念に従い生きることを理想としている。彼らにとって力とは振るうよりも積み上げるものであるため、基本的な気性は温厚で、他部族に能動的に戦いを仕掛けることは稀。
普段は里に引きこもって自給自足しながら鍛錬を重ねる生活をしているが、例外的に不作の年などに部族総出で傭兵稼業を行うことがある。(159文字)
普段は里に引きこもって自給自足しながら鍛錬を重ねる生活をしているが、例外的に不作の年などに部族総出で傭兵稼業を行うことがある。(159文字)
始まり
『ベルゼルガ』の始まりたる祖は、古代に生きた獣の如き狂戦士たちであった。
理性なき獣の荒々しさと、練り上げた人の技の双方を兼ね備えた比類なき強さの戦士。しかし、完璧な力などそうは存在しない。狂戦士たちは戦いの中で血に狂い、次第に失われ戻らぬようになる自我に気づき、恐れた。
いずれ本当の獣に成り果ててしまう前に。
己を律するため、精神修養のために、敢えて生きるのにも厳しい北の極地に身を寄せ、終の住処とした――その地の名は、ヴィーザル。(215文字)
理性なき獣の荒々しさと、練り上げた人の技の双方を兼ね備えた比類なき強さの戦士。しかし、完璧な力などそうは存在しない。狂戦士たちは戦いの中で血に狂い、次第に失われ戻らぬようになる自我に気づき、恐れた。
いずれ本当の獣に成り果ててしまう前に。
己を律するため、精神修養のために、敢えて生きるのにも厳しい北の極地に身を寄せ、終の住処とした――その地の名は、ヴィーザル。(215文字)
始まり2
『ベルゼルガ』は自らヴィーザルに根を下ろした部族だ。
民の多くはヴィーザルで生まれ、ヴィーザルで死ぬ。時折外に興味を抱いて部族を離れる者も居るが、稀な例である。
ヴィーザル地方は貧しい。作物は育ち辛く、狩りをするにも獣が少ない。糧を得る事の叶わない日だってある。そんな厳しい大地に居続ける理由。
ノーザン・キングスのように鉄帝に隔意があるわけではない。
誰が支配者でも構わないという姿勢からもわかる通り、領土欲とも無縁だ。
では、郷土愛故に?厳しい環境に身を置くことが鍛錬になるから?
――どれも間違いではなく、また正しくもない。
誰も覚えておらずとも、誰も答えを知らずとも、受け継がれる血の記憶は、今も。(296文字)
民の多くはヴィーザルで生まれ、ヴィーザルで死ぬ。時折外に興味を抱いて部族を離れる者も居るが、稀な例である。
ヴィーザル地方は貧しい。作物は育ち辛く、狩りをするにも獣が少ない。糧を得る事の叶わない日だってある。そんな厳しい大地に居続ける理由。
ノーザン・キングスのように鉄帝に隔意があるわけではない。
誰が支配者でも構わないという姿勢からもわかる通り、領土欲とも無縁だ。
では、郷土愛故に?厳しい環境に身を置くことが鍛錬になるから?
――どれも間違いではなく、また正しくもない。
誰も覚えておらずとも、誰も答えを知らずとも、受け継がれる血の記憶は、今も。(296文字)