ラド・バウ
闘技場設定は『練習場』から!
現在RC:0 (SRC:0)
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自分が戦うとは言っていない現在報酬:基礎EXP16%、ファイトマネー系アイテム×2
●クソザコと後輩
「ああ、先輩。こんなとこで会うなんて奇遇ッスね」
大闘技場ラド・バウで見知った顔、青雀を見かけたので声をかけてみたところ、そんな返事が返ってきた。
観客席ならばともかく、選手としての受付の場に情報屋が居る、というのは珍しい。
彼女の性質を考えると、また良からぬ神の儀式でもやってやしないかとも思ったのだが、どうやら杞憂であったらしい。
冗談で、戦うなら自分とやるか、などと伝えてみたのだが、その返事は意外なものだった。
「いいッスよ?」
そう言うと、唖然としているこちらに向けて、手に持っていたそれを見せてくる。
金髪で、縦ロール。なんだかぐったりした女。うん、こちらにも凄く見覚えがある。
「僕の秘密兵器、ビューティーちゃんバリアーが火を吹くッスよ!」
「!?」
「僕の最終兵器、ビューティーちゃんハンマーが先輩を黙らせるッスよ!」
「!? ……!?」
黙るのはどちらなのか、いや。勝ち負けに関わらず黙る事が確定しているのは誰なのか。
「行くッス!」
「オーッホッホッホッホ! こうなればヤケですわ!」
「うんうん、やる気があってとってもいいッス! ナイスッス!」
やめてやれよ……
<担当:yakigoteGM>