ラド・バウ
闘技場設定は『練習場』から!
現在RC:0 (SRC:0)
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あなたはもう負けている現在報酬:基礎EXP16%、ファイトマネー系アイテム×2
最低参加レベル=8レベル
●Eクラス挑戦!
鉄帝国は閉鎖的な国ではないが、人口の大半が鉄騎種で構成される国家である。
彼等は武力を尊び、肉体的な頑健さに誇りを持ち、物理の強さに大抵の場合強い価値観を感じている。
「……つまりね、そういう所を変えたい訳」
紆余曲折を経てラド・バウのエントリーに成功し、早速一勝負と考えたイレギュラーズの対戦相手となったのは、そんな鉄帝国においては珍しい――目深のローブのとうの立っ……じゃない、妙齢の女性だった。
「ナレーションにもデスポイント一だわ。
兎に角、この国の物理最高いぇは! がどうしても受け付けない訳!
ダイナミックオカルティズム、神秘の地位向上を敢行するわ。脳筋、討つべし」
政治、境遇への不満をイレギュラーズ(こっち)にぶつけられても困るのだが、彼女の取り留めもない主張を纏めるに、彼女は占い師であり、神秘系能力者であり、鉄帝国は脳筋であり、ラド・バウで「おめえ神秘の強さ見せてやんよ畜生め」という事らしい。
というか何より、おばねえさん、物理攻撃力も結構高いよ? グリグリガリガリ動いてくるし。
「使わないからセーフです」
さいですか。
ようやく始まったE級クラスの挑戦――その初戦で何とも面倒くさい相手に当たった気もするが、仕方ない。
少なくとも彼女は雑多なるF級(スチールグラード)を勝ち抜いた歴とした闘士なのだ。
「見せてあげるわ。あなたはもう負けている。
だって、私の占いにもそうでているから!
友達の結婚は当たっても、私はまだ独身だけど!」
……当たるのかい、その占い。
まぁ、これまでの相手よりは強敵だろう、メイビー。
油断はせず、イレギュラーズは華やかなりし武舞場への一歩を踏み出した!