PandoraPartyProject

クエスト

闘技場設定は『練習場』から!

現在RC:0 (SRC:0)

  • 急募:あくのそしき
    現在報酬:基礎EXP24%、最新闇市アイテム×1
    君もあくのそしきになろう!

「イーッ!」
 『XXX』は悪の秘密結社である!
 巨大な地下アジトに大量の怪人と巨大ロボを隠し世界征服をもくろ――んでいたのはかつての世界での話。
「イーッ!」
 今は組織も手下もレベルすらもどっか異世界に置いてきた総帥のもと、秘密結社XXXはいちおー形だけ存在していた。
「イーッ!」
「そろそろ名前言わないと留置所入れるけど?」
「山崎シンジですごめんなさいすみません」
 パイプ椅子に腰掛け、両手をお膝に乗せてうなだれる戦闘員一号。
 一号というのは混沌でもっかい立ち上げた秘密結社XXXの戦闘員第一号という意味で、普段は練達の喫茶店でバイトしていた。
「なんであのおじさん殴ったの」
「足が無いひと用の優先席を独り占めしてたので……」
「注意した?」
「しました。聞いてはくれませんでした」
「まあわかるけど……これ規則だから。このコミュニティで暴力は振るっちゃダメ」
「はい……」

 戦闘員一号はうなだれたまま派出所を出た。
 夜静まる練達の町は喧噪と犬の遠吠えが入り交じり、ネオンサインが遠く手招くように光っている。
 そのなかをとぼとぼと歩けば、小さな掲示板が目に入った。
 『ローレット。なんでもやります』
 この誰がはったかもわかんない雑なピンク色のチラシに、戦闘員一号は稲妻に打たれたかの如く背筋を伸ばした。

「この世には――悪が必要だ!」
 ファイティングポーズで叫ぶ戦闘員一号。
 小学校の朝礼台みたいなヤツの上に立ち、彼は高らかに叫んだ。
「行列に割り込む奴! 優先席を独り占めする奴! 子供やお年寄りをいじめる奴! ペットを捨てる奴! 掲示板に悪口ばっか書き込む奴!
 彼らは今も野放しだ! 彼らに一度痛い目をあわせ――わからせてやる必要がある!
 それが悪というならば、もう一度言おうじゃないか!」
 戦闘員一号は、涙にはれた目をマスクに隠し、強く吠えた。
「この世には悪が必要だ!」
 今あなたは臨時戦闘員として彼の前に立っていた。
「いいか皆! 総帥の語るひとつとなった世界のために、俺たちは――正義と戦うんだ! 行くぞォ! かけ声は『イーッ』だ!」

 かくして秘密結社XXX戦闘員による世直し運動が始まった。
 あるときは行列に割り込んだおっさんを蹴り飛ばし、あるときは優先席を独り占めした奴を放り出し、あるときは子供を泣かせる大人を殴り、あるときはペットを捨てた奴を段ボールに詰めて流した。
 運動は順調であった。
 警備隊がやってくるまでは。
「貴様らが最近暴行を働いてるっていう奴らか! 神妙にお縄につけぃ!」
「そうはイカの塩辛だ! 行くぞ皆! 戦闘員フォーメーションだ!」
 この世に悪は必要だ。
 それを邪魔するというのなら、力尽くで押し通る。

クエスト詳細

 現われた警備員(シティーガード)8名を倒せばクエストクリアです。
 警備員たちはブロックパージを主体とした強引な攻撃を仕掛けてきます。

●味方NPC:秘密結社『XXX』戦闘員一号
 名乗り工場と捨て身の攻撃をぶちかましていく不器用なヤツです。かれの名乗り口上は命中値の問題であまり信頼性はありませんが、真っ先に突っ込んでいくので敵の攻撃をある程度は引きつけてくれるでしょう。
ダークネス クイーン (p3p002874)の関係者キャラクター。
 担当GM:黒筆墨汁

同行者(最大2人)

同行者は、経験値・報酬・称号等は入手出来ません。また、同行された通知も行なわれません。

味方NPC

秘密結社『XXX』戦闘員一号

対戦相手

シティガード
シティガード
シティガード
シティガード
シティガード
シティガード
シティガード
シティガード

全体の成績

総挑戦回数1590回
勝利861回 敗北306回 引き分け0回 スキップ423回

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