クエスト
闘技場設定は『練習場』から!
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願う星のアレーティア現在報酬:基礎EXP24%、最新闇市アイテム×1
勇者のいないIFの世界プーレルジール
この世界は今、寄生型終焉獣によって寄生された魔王によって支配されつつあった。
もしこの世界が滅びれば、無辜なる混沌へと滅びのアークが大量に流入するという事態にもなりかねない。
これは、神様に見捨てられた世界プーレルジールを救う物語であると同時に、あなたの暮らす無辜なる混沌を救う物語でもあるのだ。
そこは『星の台座』と呼ばれる古代の遺跡であった。
あなたと共にその場所を訪れたのはステラと名乗る少女だった。
「私はステラ――世界の破滅を見守るもの」
そう自らを述べた少女は、台座の上に立っている。
「私は多にして個。この世界に降り立った観測端末。世界の滅びを見守るための、端末」
台座に歩みをすすめながら、ステラは続けた。
「誰もがいつか死ぬように、世界もいつかは死んでしまう。世界の終わりが、やってくる。
私はそれを見守るための端末……だった」
足を止め、振り返る。
長い金髪と星のちらつくオッドアイが、あなたを見据えている。
「あなたに出会って、世界の救い方がわかったの」
身体ごと振り向いて、両手を広げてみせる。
「あのね。わたし、この世界が好き。知らないことに溢れてて、綺麗なもので溢れてる。あなただって、そう。とても綺麗」
でもね。
と、ステラは宙空を見上げるようにした。
「あなたの持ってる『救いの可能性(パンドラ)』が、きっとこの世界を救う鍵になる。それは分かっているの。
けれど、この世界……プーレルジールとあなたの世界は違う。
あなたの世界のように、大いなる奇跡を使うことはできないの。可能性はゼロじゃないけど、きっと難しい。
だから、『死せる星のエイドス』をあげることにしたの。
でも、ね。
まだできることがある。私から、あげられるものがある」
歩を後ろ向きに進めて、台座の中央に立ち、星の少女ステラは微笑みを浮かべた。
台座に光が灯り始める。
床面に描かれた星型がそのラインをなぞるように光り、ラインはやがて星の形を作り出す。
中央に立つステラは、胸に手を当て、ゆっくりとだが溶け出すように、『それ』を作り出していた。
「これはね。『願う星のアレーティア』――『死せる星のエイドス』と対になる石。
あなたがエイドスに願いを込めるとき、私の願いも一緒に込めてあげる。
ふたつの願いが合わされば、きっと――あなたの力になるはずだから」
その時である。
グオオオオオ――と獣の吠える声がした。
ステラは苦しげに表情を歪める。
「星界獣……そうだね。やっぱり、わたしを邪魔しに来るんだね」
ステラのいう星界獣とは、世界の滅びに際して現れる『おおいなるもの』の眷属であるという。
彼らは貪欲にエネルギーを喰らい、成長し、そしてまた喰らう。
まるで滅亡を前にした世界の終末時計を進めようとでもするように。
遺跡のエネルギーを喰らったであろう星界獣たちは巨大な蠍や獅子に姿を変え、ステラの行動をやめさせようと遅いかかる。
「私はここから動けない。おねがい。星界獣を倒して……!」
クエスト詳細
プーレルジールにておおいなる奇跡を起こすためのアイテム『死せる星のエイドス』があなたに託されようとしています。
しかし遺跡に現れた星界獣によって、生成の儀式は中断されつつあるようです。
襲い来る星界獣を倒し、希望の欠片を手に入れましょう!