冒険
闘技場設定は『練習場』から!
久遠なる森
――通ってはならぬ道がある。
カムイグラの一地域にはそのような話が存在する。
曰く誰も帰ってこぬ。曰く魂を捕らえる冥府に続いている、と……
それが迷信か、あるいは何らかの真実を帯びているのか――は知らぬが。
「息子が……息子があの道に行ってしまったんです!!」
少なくともその地域に住む者にとっては須らく『身近』であるには違いない。
――神使と呼ばれるイレギュラーズに依頼が入ったのだ。件の『通ってはならぬ道』に迷い込んでしまった者がいる、と……住民は恐れてその道を通りたがらぬ。故に助けを求めるならば外部に――だ。
「神の使い以外があの道を行くと……二度と帰ってこぬのです……」
「一体何があるのかオラたちは知りませんが、どうか……」
……さて。そう懇願されてしまっては仕方ない。
まぁそうでなくてもローレットは何でも屋だ――依頼であるならば引き受けよう。
目を向ける。
そこに在るのは深い森だ。
時刻は夕暮れ時を超えて日が沈もうとしている時間帯。
――さて何が出てくることか。
参加者一覧 | |
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ルネ=エクス=アグニス(p3p008385) 書の静寂 |
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ヘイゼル・ゴルトブーツ(p3p000149) 旅人自称者 |
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リズリー・クレイグ(p3p008130) 暴風暴威 |
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柳田 龍之介(p3n000020) 若き情報屋 |
探索記録
辺りは静まり返っている――
如何に日が暮れようとしている時間とは言え、不気味なる森だ。
多少は動物の気配などしていいものを……さて。
――そうだ。こういう時は自然そのものに語り掛けてみるとしようか。
自然と会話をする術をもってして情報を収集せんとする、が。
妙だ。自然達が何も語らぬ。
ある程度の意志の疎通すら果たされない……
ここまで何も意思が見えぬのは、やはり不穏というべきか?
更なる警戒を抱きつつ貴方は歩みを始める……
森の中を歩む。
流石、誰も近寄らぬだけあってか人の道などない……
なんらか冒険の知識か、自然に対する造詣があればスムーズに進めそうなのだが。さて、時間が掛かってしまえばなんらか魔物の類が出てこないとも限らない。どうなる事か……
くっ。どうしても歩みが遅くなってしまうものだ。
だが焦って妙な道へ突き進んでしまうのは愚の骨頂。それは避けねばならない。
故に慎重に一歩一歩歩みを進めていれば――おっと!
『グルァアアアアアアアア!!!』
――魔物の群れが陰より飛び出してきた!
動物は居ないと思ったらこんな奴らは居たのか!
救出すべき人物がこの者らの毒牙に掛かっていないことを居ながら――貴方は武器を手に取った!
なんとか魔物を退けた貴方は、再度歩みを進めていた。
……しかしやはり魔物が襲ってきたことはともかく、それ以外ではあまりにも静かだ。
何か原因があるとは思うが――
しかし今はまず原因の究明よりも依頼だ。
依頼を成す為に、先程の様な魔物の襲撃は警戒しておかねばならない。
――暗闇を見通す眼をもってして周囲の警戒にあたろう。
これで万が一襲われても対応しやすい筈だから……
よし。なんとか順調に歩を進める事が出来ていると感じる……
一度魔物に遭遇してはしまったが……しかし『一度だけ』というのは、逆考えれば幸運だったとも言えるだろうか。
ともあれ大分奥の方まで進めてきた筈だが――さて。
挑戦結果
くっ――存外に、魔物が強い!
一度退き態勢を立て直すとしようか!
貴方は一度森の外へと退いていく。
漆黒と静寂に染まる森は――外界の誰をも拒絶するかのような気配を秘めていた。
戦績
攻略状況:攻略失敗…(撤退)