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SS詳細

『残響』

登場人物一覧

カルウェット コーラス(p3p008549)
旅の果てに、銀の盾
カルウェット コーラスの関係者
→ イラスト

名前:ノクターナル
種族:秘宝種(?)
性別:なし
年齢:Unknown
一人称:ぼく
二人称:きみ(カルウェットは『ルウィー』)
口調:だ、だよ、だよね
特徴:大きな角(感覚器官)
設定:
 カルウェットが出会ったとある秘宝種。共に封印されていたかも知れない、知っていたはずの誰か。
 少年を模した人形であったのか自身の事は男性であると認識している。「ルナって呼んで、ルウィー」とカルウェットには酷く懐いている様子である。
 ただし、カルウェット以外に対しては塵や虫けら程度にしか感じていない様子も見て取れた。

 ノクターナルの目立った角にはコアがあり、弱点を晒していることはカルウェットと同じ。感覚を研ぎ澄ませ、カルウェットの気持ちはなんとなく察することが出来るらしい。
 流暢ではあるが、非常に幼い子供のような口調で話す。淡々としており、カルウェット以外の他人には余り興味を持っていない。
 カルウェットを悲しませた気がしたからと連れの子供を殺そうとするほか、カルウェットを苦しめるものは全て自分が退けてやらねばならないと考えている。
 ノクターナルにとって『カルウェットは唯一無二。ぼくのたいせつ』であり、カルウェットが自身を覚えていないことに酷く苦しみを覚えているようである。
 一度は驚きの余りカルウェットの前から姿を消した。かるうぇっとが記憶を取り戻そうと動くならば、ノクターナルの背を追うことになるだろう。

 カルウェットは記憶を持ち得ない。
 故に、ノクターナルが誰なのかはわからない。けれど、分らないなりに、分ることがある。
 彼は、自分と一緒に封印されていた存在なのだ、と。

 ノクターナルは通常の人間が有する倫理観は持ち得ない。すべてが自分とカルウェットのためにある。
 誰かを苦しめることも傷つけることも決して悪いことであるとは思わず、食事も睡眠も不要であると割り切っている節さえある。
 ノクターナルにとって、唯一無二である『ルウィー』が側に居てくれればそれでよかった。

 ノクターナルはカルウェットの記憶の鍵を握りしめている。そして、カルウェットが自分を思い出したならば『自分の味方になると』信じている。
 ――もしかして『彼』がその身を闇に投じていたならば。

 ルウィーは一緒に来てくれる――?

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