PandoraPartyProject

ギルドスレッド

unknown

博物館の恐怖

テネブラエ
アナタは戸口を開けた。
其処に羅列するのは『像』で在った。
病的な雰囲気に塗れた『像』には。

動くような気配。

我が作業場は客だけを歓迎する。

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のんびりと甘味を食せる時代なのだ、黄金の真似事はおかたい文章だけで充分と解せた。おや、キャベツとレタスの違いも判らない私に対して素敵な提案、金銭面は問題なく肉屋に任せ給え。Nyahahahaha――悲鳴を悪質な嘘と見抜けたならば良かったのだよ! この耳朶(うら)は付属品でしかない。
俺も味の違いが分かるほど舌が良いわけじゃねえけどな

嘘を見抜くのに素質だか技術が必要だとかいうが見抜けすぎても疲れそうなもんだな
審美の類もマイナスと化せば一種の憧れだ、悉くを穢す事で傷へ謳えるのだ。
歌い方を忘れた奉仕どもは居ない筈よ、奴等の頭部は規則的に明滅する。
疲弊したならば眠るべきだ。しかし寝床が小さくてたまらないな。
そこまで舌が駄目になってるわけでもねえとは思う、思いてぇもんだ

俺が言っても説得力の欠片もねえけど寝床ぐらいは良いものにしときな
寝付きが悪いとその後に影響が出るしな
特殊生命体の線を超える/超えないが私の無貌なのだ。貴様が触れるほど人類を真似出来ていない。やはり難しいのだよ、故に面白いとも記載されたが。
さて――随分と表は忙しない。異厭、この場合は遊戯側(おもて)か。私も何かしらに触れねばな――教師としての職(たわむ)れまでも喰われて終う。
ふぅん、まあ異形の大変さは分からんが面白いなら良いんじゃねえか?

みたいだな、全く戻って一ヶ月だというのに落ち着いて周りを見ることすら出来ねえ
……ってお前さん、先生になったのか?!はぁ、3年半程度いなくなると変わるもんだなあ
私は最初から『芸術家』という設定(キャラクター)だった記憶。年を喰えば数多は変わるが『寿命』も関係すると解せよう。如何にも数周では長いと思えぬ。永さを味わうにはやはり石化(せっこう)が望ましい。生き血を啜る前の忍耐も悦ばしいのだよ。
最近日々が早く感じるのは仮面の所為だ。
そうだったか?俺は放浪者だから数年前の数ヶ月程度のことなんてはっきり覚えちゃいねえよ

確かに俺も歳を食ったしなあ、早く過ぎ去るような感じもするな
私の場合は自我生えて数年だがな。しかし頁数が如何にも狂気的なのだ。連中は幾等でも情報・設定その他を詰め込みたがる餓鬼、嗚呼、哀れにも思えてくる。隅に置いて――。
人間はやはり老け易いのか。削除がきく私としても困る、これが情念と称される獣の性質(サガ)か。儚い々い泡の如く。最も、混沌では我々も藁じみた肉だが。
鉄騎は人によるところがあるがな、多少長生きするんだろうがそんでもカオスシードよりかは少しばかし長い程度だろうな
人生が続く限りは放浪し続けてぇもんだ
衝突するのは永久か破滅か、世界の選択が枝分かれの運命と咀嚼すれば願望も悪さは成せない。地獄も煉獄も天国も莫迦の脳が描き出した説に過ぎないのだ。最も、この線が回転とは断言不可能だが――賢い賢い上位存在どもは何を思うのか、全て追えないクセに!
Nyahahahaha!!!
行き着く先がどうあれ、分岐路がどうなっていたとしても
誰かが見ていようといまいと俺はただ放浪するだけだな、それ以外知らんし知る気にもならん
世の中は混沌が如くに自由と咀嚼すべきか。一呑みでやるのも次第と謂う事。
ことことと煮込まれた肉は溶けたとして汁だ、旨味に変わりはない。
応ともよ!自由、大いに結構!
運命のために何かをやるんじゃねえ、何かをしたついでが運命と名乗ってるだけだ
やりたいことを自由にやり尽くすのが俺たちだからな、そういうもんだろ?
「全ての意思・意志は上位存在の骰子でしかない」
 全身を蠕動(うご)かして感情表現する、そんな自分をあなたにみせ憑けて。
「ヤグサハたいへん悦ばしい現実だ、歯車に油を刺せばヌルヌルと謳う。我々のスープとは即ち牛脂に過ぎない。素晴らしい吸収率なのだよ」
彼はその姿に対して、相応の感情を見せているのだと感じ特に反応を示すことはしないものの
不快感を表すこともなければ目を逸らすこともしなかった。あるいは感じていたとしてもひと月前の恩であり食べ物を提供した彼女に彼なりの礼を失さない姿勢でもある。
「俺たちの動きは流動的だ、誰かが行かなければ他の誰かが行く。破綻することなくな。それがどっかの誰かの思惑があったとしても不思議じゃねえが、それでも俺たちが決めたことは俺たち自身の決断だ。それは断固としたものじゃねえといけねえと俺は思ってるがな。」
「Nyahahahaha――導とは即ち頑なさを抱いている『もの』だ。半永久的に正気か狂気かを問うている脳味噌(オツム)は不要なのだよ。残酷な事に我々には『本当に詰まっているのか』確認など出来ない――水のかけあいを甘美と視ていた過去が腹立たしく思える」
 不規則だった触手(からだ)を再度整えていく。如何にも衣(い)揃えるのに時間が掛かるのか。何にせよ、気紛れが怨と恩を重ねていると言えよう。
「同じような問答を繰り返すほど年を重ねてはいないのだ、如何に祈りを捧げようとも神は答えを齎さぬ。上位存在(かみ)は自らを理解出来ていない、そんな愚かしさだ」
「ま、堅苦しいことなんざ考えても腹が減って眠くなるばかりだ。そういう禅問答は宗教家か政治家に任せるさ、少なくとも放浪者向きじゃない。」
手持ちの干し肉を取り出して軽く炙る、程よく香ばしい香りを立て始めると二つに裂き、差し出す
「その神とやらが何なのかは興味がねえが少なくともこっちの肉のほうが信用できるな」
「悪くない回答だ。否、貴様の在り方こそがひとつの正解と咀嚼(く)える」
 差し出されたものを赤(くち)の中に入れ混む。
 ごぎゅりと奇妙な音がもれた。
「NyaーHAHAHAHAHA! 家の従者(メイド)にも伝授してくれ、奴は如何にも悪質(うでまえ)だけが良くて困るのだよ。肉は炙るだけで美味いと!」
気が向いたらな、とは言っても肉に塩をまぶして水気を抜いてもう一度塩をまぶしてを繰り返して
その後天日干ししただけの代モンだがな
旨いなら、それはモノが良かったってところだろう
「問題が有るとすれば私に舌が無い事か!」
「ガハハ!まあ食えるなら問題ないだろう。さて、そろそろ俺は去るとする。良い飯をあんがとな、次の土産にゃ大いに期待してな」
「今度は別の奴に対応を任せるかもしれぬ」
「我等『物語』は数多に蔓延るのだ」
今年は娘やジョセフ、その他の面々と只管に語り合いたいものだ。最近は如何にも依頼で触手いっぱい故な。しかし蕎麦、此れを啜るのには難だ。舌が無いのだよ。
我等の領域にも亜竜が現れるとは。
嗚呼、凝視されたの間違いか。
成程――私の在り方に酔ったらしい。
兎も角、新入りだ。

宜しく頼むぞ。
Nyahahahaha!!!
嗤え。嗤え。嗤え――。
悪夢は永遠に膨らみ、我等の物語は未だ光の虚。戯れに過ごした時は副王の枕元か。
我等は彼の枕を恐れ、畏れ、緩やかな今を楽しむ他にない。喝采し給え――。
残酷なほどに展開は反芻され、二度と本物の芸術には至れない。理解はしている。
莫迦みたいに踊れと魔王が告げた、柳とは化身でしかない。嗚呼――!

我等、神意なり。
我等は深淵の仔、孤独に在らず、蠱毒で在るべき魔性。この日、尽くは集い、身投げを以て主を歓迎する――。
帰還の時だ。回帰の時だ。
同一奇譚は愈々、暗黒神話へと戻り、蘇り、満たされる――!
御大よ、視給え。

ホイップクリームの蠢動に揉まれている……!
我が身を何処まで引き上げると謂うのか。
ああ、教えてくれ給え。
ゴースト・ライターめ。
改めて――。

我こそは。
我等こそは。
我等物語こそは。

這い寄る混沌、ナイアルラトホテップ!
なるほド、この混沌がお前さんのような混沌を呼んじまった理由かネ。……ナイ……なんだっテ?
(少なくとも、赤羽が死霊術を学んだ魔術書バイブル等では、とんと見なかった名前だ)
Nyahahahahahaha!!!
私の正体を晒して終った故、数多は認識を歪める筈よ。
いあ、何方かと謂えば逆だな。
本当に世界は狂おしい程に再現性を讃えている。
神が注いだのは光だったのか?
箱舟の中身は悉くチョコレート・ソースだったのだよ。
奴め――色を違えたな!
遂に認めた、というよりは公開したのか。
……された、した、どちらにせよ……ま、汝の扱いが変わるわけではないか。
視点を僅かにズらした程度だ。
断層、修正を行い良質なケーキとした。
そうかい。
ま、読みやすくなって何よりだな。
正体不明の恩恵が息絶えたのだ。
今後は登場人物、キャラクターとしても蠢動せねば。
嗚呼、忙しない。
元々騒々しかったと謂うのに。
シュレディンガーの猫箱、もといアンタの中身がついに暴かれタ、つまり猫の生き死になんて詰まらねぇもんだいじゃなク、もっとヤベーのが居たって話かイ?
いやァ、大地クンみたいな良い子には目隠ししないと駄目かもナ?
(赤羽・大地の眼球、触れるギリギリ)
(トンボを捕るように)(指先を――)

隠すなど勿体ない。
猫か蛇か、私は月の獣程度の知識しかない。
裏側では本当に兎が跳ねているのか?
(万が一その手が瞳を撫でようと、赤羽は目を瞑らないだろう)
……おいおイ、人様を指差しちゃいけねぇって教わらなかったのかイ?
そもそも外宇宙のこういう存在に親というものが居るかもわからんけどナ。
HAHAHA――!
皮と肉と魂が何を謂う。
人様とやらを我々が語り合えると思ったのか。兎角、貴様は比較的『正気』な様子だ。残念極まる。いや、惜しい饅頭よ。
唐揚げか天麩羅何方が悦ばしい?

Nyahahahaha!!!
……何を残念がってるんダ。阿鼻叫喚そういうの は大地が起きてるときに求めナ。
はテ、俺は比較的正気なつもりだガ、何も知らねぇ一般人モブ がアンタと談笑なんかしてる俺を見たラ、気が触れていると思われても仕方ねぇよなァ……。
ア、おやつならメンチカツがいイ。
海苔の天麩羅。
こんな祭りクロスオーバー世界線混沌は、思うように楽しむに限るだろ
そうだナ。
混沌ハチャメチャ群像劇オムニバス は読んでる方も面白いシ。
合わないやつを無理に引き止める気は無いがナ。
お披露目その他は適当にして私は粉砂糖を化粧と見做す、白っぽさが黒を和らげて良きアクセントに成るのだよ。何? コンセントが必要だって? 貴様は電化製品か何かか? 失礼、塑の人魂の丸っこい部分に繋げてやろう。Nyahahahahahaha!!!
しかし魂の継ぎ接ぎは解せるが脳髄の混在は如何なのか。
実に気になる、人類らしさを問う実験だと思わないか?
デコレーションは試したのだよ!

アイスだ。バニラのアイスクリームをカラッとするのだ。
アイスの天麩羅……(赤羽的にはナシなのだろう、うへぇって顔をした)

あレ、アンタには俺ガ、魂を縫い合わせてること言ったっケ。まあいいヤ、どうせひと目見りゃすぐバレるだロ。特にアンタみたいな存在にハ。
思考は意外と大地のやつと混線しないで済んでるゼ。
マ、やつが控えめな性だかラ、あまり出しゃばらないって理由もあるだろうがナ。

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