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文化保存ギルド

【今夜の喋り場】Answer

私の部屋、ゲストと二人で喋る場所。

正確には、貴族がこの書庫という屋敷に来た際に執務を執り行うために用意された部屋。

それも今はイーリンの自室となっている。
といっても内装は殆どいじっておらず、書斎机と来客用のソファとローテーブル。本棚と唯一追加されただろうベッド。効率を重視する彼女にとって、ワンルームマンションのようになっているのだ。

おそらく、彼女自身が掃除しているのではない。そう思える小綺麗な部屋。貴方を迎えたのはそういう部屋だ。

いつもと違うところがあるとすれば、今日は一つの答えを楽しみにしている彼女が居るということだ。

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私が勇者だったり、騎兵隊長だったり、あるいは司書だったりするように?(楽しげにワイングラスを空にすると。何でもいいから次をちょうだいとグラスを差し出す
そうそう、そんな感じよ。なんとなく、その人の称号みることは多いわね。イーリンはイーリンではあるけど、それとは別に付随したものも含めちゃう。(そういいながら、次はシャンパンをイーリンのグラスに注いでいく)

イーリンとしては不本意でしょ、そういうの
(シャンパンまで用意してるとか今回ホント豪勢ねと驚きながら、いつものジャーキーを取り出して切り分けてレイリーに渡し)
人が何を着ているか、それで人は定義される事が多い。
ある老婆がみすぼらしい私服を着た時、ババアと呼ばれ。別の上等な服を着た時は奥さんと呼ばれた。
人の格はそれが纏うもので決まるのか。甚だ疑問ではあるけれど。
誰もが本質を見てほしいと願うでしょう。あるいは、本質を自分のものだけと隠すか?
(シャンパンを一口煽って、炭酸に身震いして)

狙った半分、不本意半分(くすくす
そうね、私も本質は見てほしいけどねー。でも、多分、私は見せたくないと思ってしまうわね。
だって、自分の本質を知られたら、ここまで人に恵まれたかわからないから……
(ウイスキーにかえて、グラスも新しくして強い酒を楽しむように飲む)

あら、狙ってもいたのね。実際、イーリンって偽名をよく使うし利用している部分もある?
あら、そう?
路銀をなくして日雇い労働にさえ困っていた貴方より、未だ見せたくない本質があったの?(肩をすくめて目を閉じてから)

そうね、名は体を表す。今言ったように「着たもの」を選ぶために私は偽名を使っていると言っても過言ではないわ。呪いよけとはそういう意味もあるわ。
……いや、あれはあれで見られたくないけれど、それは、ほんと成り行き任せで言ったら、変な時間についただけよ!(ちょっと恥ずかしそうに顔を赤らめて)

あー、そうね、そういう意味では私はいつも「騎士」と「ヒーロー」って服を使い分けてるのをもっとうまく、多様に使っているってことよねー。
ふふ、成り行きにもほどがあるでしょうに。
相変わらずなんだから。嫁入りしたらその辺りも少し落ちつくかしら?(首を傾げて)

そうね、貴方にならそういうのが通じるとおもう。
誰だって色んな顔を持っているけど。意識しないとその顔に乗っ取られる、ということもあるかもしれないわね?
あの時は昼前について、その場で肉体労働でもしようと思ってたんだけど、予定がうまくいかなかったのよ……二日酔いで(あの時を思い出して確かそうだったなぁと思いつつ)

そうね、意識して乗っ取られないようにねー。自分が自分であるようにさ(そういってローストビーフを食べる)
結局無軌道じゃないの。
ほんとほどほどにしなさいよね。私が言えたことじゃあないけど。

で、貴方にとって自分が自分であるようにっていうのは。どういう状態を指すのかしら?(枝豆を纏めて口に入れてプチプチ食べる
今はだいぶましになったわよ!ローレットの仕事やって蓄えは出来たし。

(尋ねられると、グラスを置いて腕を組んで、上を向いてゆっくり考える。少し考えて、グラスのウイスキーを飲み干して)
難しいけど……誰かの意思で流されずに、もしくは、押し付けられたことじゃない、自分の意思で決めたと言い切れることじゃないかしら?
また難しい言い方ね。でもまぁ、そんなものか。
そうね、貴方は自分の意志で、自分の決断をする。
それを将来も貫ける?(脚を軽くぷらぷらさせながらシャンパンを自分も飲み干してグラスを置く)
うん、それは貫くわよ。生きるも死ぬも自分の意思の結果よ!それだけは貫くもん!

だって、ほんと他人の言葉でなんか生死を決められたくないから、今生きているんだし
(笑ってそう言うと、改めてウイスキーを入れ始める)
そうか、それじゃあ今は先も見通せているでしょうね。
じゃあ、改めて質問しましょうか……
『貴方は将来どうなりたい?』
(ウイスキーを入れ終わると、酒を飲まずに少し何かを確認するように考えて、頷いて)
『今と同じようにやりたように生きる』
ごめんね、将来どのように生きたいかなんてわからなかったわ。ただただ、現在やりたいことを積み重ねれば、将来、幸せに生きれるようにとしか思えないの
はぁ……所帯持ちになったからちょっとは変わるかと思ったけど。
やっぱり刹那的なところは変わらないのね。
それで、今のやりたいことを積み上げていって、ある時崩れちゃったらどうするつもりなの?
(呆れた、と言いながらもブレないわね、と安心したとも取れるため息を付いて)
その時はその時!!
(と、一回、笑顔で言った後)

と、言いたいけど、ちょっと違うな。少なくとも、今やりたいことってのは将来やりたいことにつながると思うのよ。
私は誰かを護りたいから、戦って勝ちたいから、強い努力をする!
楽しいことをしたいから、そのために課題について考える!
美味しい酒を飲みたいから、お金を稼いでつまみを作る!
(すごくまじめな顔をして)
将来も楽しく生きたい、そのために、今やれることをやる。
もちろん、今も楽しむのは大切だけど、同じ程度に努力も大切だわ。違うかしら?
まぁ、人生順風満帆と思ったら突然足元から崩れるときもあるからねぇ。その時はその時だし、今の質問はちょっと意地悪だったわね。

なるほどね……眼の前の事柄に必死になっていれば、後悔はしないか。
短絡的だけど、その考えをできるのは強い人間の考え方だわ。

私は貴方を弱いと思ったことはないけれど。私が考えるよりよっぽど、そうね。
ある種英雄的な強さを持ってるようだわ。努力と決断、それはなかなかできるものじゃないわ?
そういう強さでもないけどね。ただ、そうそう、いつ足元が崩れるからわからないからってのは実感してる。多分、これから、また生き方は変わると思う。

だから、どうしても、自分が楽しくいきる、満足して生きられるようにするってなるのよ。
もちろん、必要なことならば将来を見据えるし、なにより破滅するためには生きたくないと……今は思えるわ
(っと、過去を思い出しつつ苦笑いしながら言う)
なるほどね……。
破滅、世界はそっちに向かっているものねぇ。
じゃあ、貴方は未来に何を託したい?
貴方は今を積み上げていくことで幸せになるとして。何か残したいものとかある? それこそ、自分の足跡になるのかしら。
そうねー。

未来に託すなら、2つあるわね。自分の足跡というよりも、自分が護れた何か。命でも町でもなんでもね。それは今やっていること。
もう一つは……認めてほしいわね、自分の存在を。未来へ託すというより、未来に認めてほしいわ。
未来に認めて欲しい?
それはどういうニュアンスなのかしら。未来に、貴方の子孫やあるいは守った人に。善人であったと認められていたいとか?
(興味深いわね。とグラスに自分でワインを注ぎ直し、干し肉をまた削って。いつもの日常会話の中でレイリーに視線を向けて)
いや、足跡と同じよ。誰かに私がいたって語ってほしいのよ。強さかもしくは偉業か……いろいろな形があるだろうけど、私の存在を未来に認識してほしいのよね
(そういって、あれ?角煮とか食べないの?といいつつ、自分はサラダを取り始める)
なるほど。それは寂しいから?
(干し肉を齧りながら、角煮とワインってあうのかしらとぼやく)
いや、自分は生きているって、生きている価値があるって自分が認めたいから!
(どうだろう?合わないってことはなさそうだけど、といいつつ、角煮をサラダと一緒に食べている)
そっか……なるほどね
(ワインをぐいっと煽ってから。大きく一息ついて)

……やっぱり強いと思うわ。貴方。
そう言い切れるのは、多分私にはできないもの(からのグラスを置いて)

……友達ねぇ(そう小さくぼやく。端から見れば、恋に悩む乙女かなにかのようだ。
いいじゃない、私と友達になってよ!ってのは簡単だけどねー。実際、イーリンとしては私の答えは納得できるものだったの?
(ウイスキーをなめるように飲みながら尋ねる)
正直に言って。もうちょっと理屈っぽく来ると思った。
私を納得させるのってそういうの大事って言ったからね。
けど、それ以上にちゃんとした答えというか。貴方らしさがブレなかった。

友達になる、か……。
いっつも、大体切羽詰まってから認めてたのよねぇ、私(レイリーの言葉に一度ぷいっと視線をそらして
正直言うと、理屈っぽく考えても思い浮かばなかったのよ!今の私が10年前の私が考えていたのとは全く別だからね。将来が思いもよらぬように変わるってのを実感しているのに、自分が納得できない理屈を言ってもねー、通じないでしょ
(ウイスキーを飲みほして)

別に、そこまで難しく考えなくていいのよ。ただ、これから少しは友人として見てほしいし、私もあなたをもっと気軽に助けたいと思うからさ。
でしょうね、慣れないことをするもんじゃないってこの前も言ってたし。
だからこそ攻め手をしっかりと、軸を通してきたんだし(煙草に火を着けて、煙を魔力で外に流しながら)

私が難しく考えなくなった結果、どれだけ悶え苦しむか近くで見てきたでしょう?
そうね、だから、そういう時に話を聞いたり、一緒に行動したりするのが友達なのかなぁ。別に友達じゃなくてもいいけど、それこそ、友達のほうが貴女は頼りやすいでしょ?
はぁ(煙を吐いて、正論だわとぼやいて)

あー……あー……(指先で煙草を弄ぶ、自分でも改めてわかっていたとしても、言葉にするのを恥ずかしがるのは子供のようで。もしくは、コミュニケーションが苦手な大人のようで)

……友達、なる?
なろう。友達!

って、実はイーリン、人見知りしたりするほう?それを偽名でごまかしたり。
(そう言いながら、ワインを二人分注ぎ始める)
……違う。
人見知りをするんじゃない。私の中に踏み込ませないだけよ。
だって……悲しいことが増えると、イヤじゃない(消え入りそうになるような小さな声。レイリーにだけ聞こえる声でそう言うと。小さな白い手を差し出す
そうね、それなら、確かにイヤよ。だからこそ、お互いそう簡単に死なないように、死にそうなときはお互いに助けを求めましょう
(そういってニコッと笑うと、ワインが注がれたグラスをイーリンの前に渡してから、手を差し出して握手をしようとする)
ん……友達……(そう言って、きゅっと小さな手で握手をした。白い小さな手で。誰もが握ると思ってしまう、守らなくてはという手。その手がどういう罪を背負っているかは、多分目の前のレイリーが一番良く知っている一人だろう。
うん、友達
(そういって、金属質の大きな手でしっかり握る。その手は目の前の少女を護りたい……というだけでなく、もっと近づきたいと思った意思を込めて。多分、その大きな手で守ってきた手もあるし、罪を犯してきた手でもあるが、それでも生きたいという手)

じゃあ、また乾杯しましょうか?
……もうちょっと握ってて(顔を赤くして、そっぽを向いたまま。手を繋いだその感触を。ああ、友達が増えてしまったという後悔と、喜びと。どうしたら私はこの子に報いられるのかとか、色んな感情がないまぜになったまま。手をつなぎ続ける
うん、わかった
(そう言って離さずに手をつないでおく……可愛いなぁと思いつつ、あぁ、この友のためにも、今の私を好きでいてくれる人のためにも、裏切らないように生きたいとそういう芽生えをし始める……いつか全力で戦ってみたいなぁと思ってたけどつ、嫌がることはもっとしたくないなぁと考えて)
……友だちになる儀式とか、今度自分でちゃんと考えておくわ。
もしまた増えた時、こんな姿見せたくないもの(ぼそぼそとそう言って。やっと繋いだ手を離す
うん、儀式とまでは深く考えなくてもいいけど……そのほうややりやすいなら、それでもいいかもね。
(そういいつつ、頭をなでようとする)
ええい、友達の頭をそう簡単に撫でようとしない(ぷいっとそっぽを向くが。肩をすくめて我慢して、紫のふわふわの髪を撫でられる
いや、つい可愛くて。うん、ありがとう。(そういわれて、照れたのか同かわからないが顔を赤くしつつ、ふわふわの髪を優しくなでると、少しだけで満足したのか座る)
なんであんたまで照れるのよ……!
んあーもう、調子狂うわね……!(レイリーが座ったのを見てからワインを手に取り
(ワインを手に取り)つい、ね、可愛いから。じゃあ、新たなる友人と幸せになる未来に、乾杯!(とグラスを掲げる)
異論なし。
それじゃあ、友達私達二人、幸せな未来が来ることを願って。乾杯(ワインを掲げてぐいっとあおると、ようやく角煮をもりもり食べ始める
(ワインを楽しく飲んで、ローストビーフにサラダを食べてつつ、一生懸命、いつもの調子で食べべ始める友人を微笑みながら見つつ)
これからもよろしくねー。イーリン
はいはい。これからもよろしく。レイリー。
私の友達はやること多いから大変よ?(肩をすくめながら。あー緊張したと言いながらもりもり食べまくり
それは望むところよ。まずは、あれよね、イーリン仕事ため込みすぎよ!ほんと!貴女の周り、有能な人多いから、回しなさい(私の方が緊張したわよ!といいつつ、ポテトまで取り出す)
最近は仕事の管理もちゃんとしてますー。今も依頼2つくらいしかないんだから。軽いもんよ。
回すって言ってもねぇ、私にオーダーが来るんだから(そう言って二人で適当にお喋りをしながら、夜更かししていく
そうね、確かに仕事周ってくるよねー。じゃあ、別方面で負担減らすこと考えるか―(とかいいつつ、この夜はゆっくりと楽しく過ごしていった)

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