PandoraPartyProject

ギルドスレッド

【Bande†Fluegel】

二階:リディアのお部屋【個人スレ】

二階に広がる宿屋スペース。
その中の一室。特に華美な内装も無く、一般客用のそれと変わらない。
ただし、お客様の部屋に比べれば掃除はテキトーなので……あんまり勝手に入られると、ちょっと困ります!

※基本的に家主が独り言を垂れ流しているスレッド
 突撃訪問は拒みませんが、ある程度の節度は守ってくれると嬉しいな。

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ちょっと一休み!(バタン、と今しがた入ってきた出入り口を閉めて大きめの溜息一つ)
…今のところ、勢いでなんとかやれてるけど、これから大丈夫かなぁ…(弱音の一つも出てきます)
あら…?(机の上に何かを見つけて)
これは…――お手紙?
このお誘いは……受けなきゃだよね!(真剣な眼差しで、再び部屋を出ていく)
----------------------------
リディアくん、いるかい?(コンコン、と扉を叩く音
はわっ?
その声はカイトさんですか?
どうぞ、お入りくださいなー!(とてとて、小走りで扉を開けに行こう)
(扉の前に立ったまま)
あ、いや、ここで失礼するよ。世界の階層は違えど、一国の王女であると聞いているが……、男性が女性の自室に入るのは、な!

開店祝いに、お菓子を届けに来たんだ。先日の掃除はあまり役に立たなくてすまなかったな。
うっ……
あ、あはははは……すいません、私ってば、はしたない……
わわ、お祝いだなんて……!
気を使わせてしまってすみません!
んー、それこそ皆さんで一緒に頂きたいですね、これは!
はしたないなんて。そんな。
むしろ急にきた僕の方が責任があるくらいだ。次は友人として、遊びに来るよ。

いやいやこれくらい。花にしようか迷ったんだけどね、なんとなく花よりお菓子かなって。あはは。
そうだね、お礼においしい紅茶でもいれて欲しいな、だめかい?
あー、カイトさんってば。私をそういう風に見ていたんですね~?
(花よりお菓子、と対して少しだけ顔を背けて)
…――ふふっ。でも、正解です♪
嬉しいですよ、ありがとうございます!

もちろん喜んで淹れさせて頂きますよ!
確か、凄く良い葉だと教えてもらった物が――うん、ありますから!
ただ……お口に合うかどうかが……良かったら一口だけでも、一緒に試して貰えませんか?
あ、お忙しいなら、もちろん無理せず!
ち、ちがうぞ…!!
花もいいけど、こっちの方が君らしいかなって……ハッ、いや、他意は無いんだ!何が喜んでくれるか考えた結果…いや、なんのフォローにもならないな!
そ、そうか、安心した、よかった。

それはいいタイミングできたようだ。
もちろん、女性に淹れてもらった紅茶は是非ともいただこう。
忙しく無いよ、最近は落ち着いてる。
きみは?忙しいかい?
あはははっ…!
カイトさんって、嘘がつけないんですねぇ……ふふふっ(慌てている様子を楽しそうに眺めて)

わ、良かった!
それじゃあすぐに準備してきますから、少しだけでも中へどうぞ!
(言うが早いか、自分はさっさと一階へ降り、お茶の準備を始めようとして――)
んー、やーっと少し落ち着いてきたって感じでしょうかね?
皆さんが色々手伝って下さったお陰ですね♪
(と、振り返りながら微笑み、トテトテと階段を降りていく)
そんなことないさ、僕なんか嘘ばかりだよ。なんてね。

ではお邪魔しよう。女性の部屋に入ったのは内緒でな。
(部屋を見回してから、座ってもいいような場所を確認しつつ)
それはよかった。
開店の時は色々バタバタしたもんな。まさか爆発までするとは思わなかったが、不発弾でも埋まってたのか?

もうこちらに来てから長いのかい?噂のお兄さんは、大召喚のあたりから混沌にいたようだけど。
そうですねー
ちょっと散らかってる程度、と聞いていたのでビックリしましたよー……!
(話し声と共にカチャカチャと、一階から食器を鳴らす音が聞こえてくる)
あははっ、爆発……しましたねぇ……
アレほんと、何だったんでしょうか。まぁ、流石にもう大丈夫だと思うんですけどねー……!
(やがて、こぽこぽと沸いてきた湯の音――)
…――いえいえー。私は先月、本当に例の大掃除の数日前に此方に来て――ッッ!?!?
(そして、ひと際大きな。食器を取り落としたような音が響き)
――本当ですか!? その話! カイトさん!!
(一階より、叫び声に近い声が響く。間髪入れず、ドタドタと階段を駆け上がる音)
どなたかが見たのですか!? その男は確かにフェルディンと!?
場所は何処ですか! 教えてください!!
(矢継ぎ早に、ようやく腰を落ち着けただろうカイトを捲し立てる)
借家かなんかだったのか?
ま、まあともあれ、もう無いといいな……危険が危ない。
ってなんか、落としたような、割れたような音したが、大丈夫か!?
え!?
あ、ああ、まあ、大召喚から結構日にち経ってるからな。今はどこにいらっしゃるのか知らないが、君と同じ名字で同じ金髪の青年はいた、かな。
すまないが、名前はうろ覚えだが、うんその、フェルディン……だったか。
そんなに、物を落とすくらいに、君にとって重要な話しだったのか?
だって、そんな!
遠征先で突然行方不明になって…――もしかしたら、もう死んじゃったのかもって、私! ずっと!!
(見るからに動揺している様子で俯きながら)
(少しずつ、少しずつ、カイトの言葉を)
(今一度、自分の胸の中に。丁寧に、しまい込むようにして――)
…――生きてる? お兄ちゃんが、この世界に来て……?
――そっか……そうですか……!
ありがとうございます、カイトさん!
本当に、兄がこの世界に来ているのなら……それは、凄く嬉しい話です!(目尻に涙を光らせながら。少女は心からの笑顔を浮かべた)

……あ、すいません私ったら!
紅茶、すぐに持ってきますね!すいません!(慌てて一階へ戻ろうと)
!(泣いてしまうのかと思い、言葉を選んでいるうちにリディアの表情が変わって行くことに気づき)

……、ああ、君にとってはとても大きいことだったんだね。
そうとは知らず、軽率な話をしてしまってすまない。
ああ、お兄さんが見つかったら是非、僕にも教えて欲しいな。僕も君に似ている髪や目の色の男性を探してみるし、さ。
ああ、うん、気をつけて取ってきてね。まだ心が忙しいだろうし。
あ、ちょっと待ってくれ、リディアくん。(瞳の滴を取ろうと、指先を伸ばし)
(最悪だ。と、ひたすらに思う)
(彼は、こちらの事情など何も知らない。気さくに、話題作りの為に、先の話をしてくれただけなのに……あんなに取り乱して――)

――は、はい?

(そんな時だ。自分を呼び止める声がした)
(その声に。ただ、何気なく振り返ったら。既に眼前まで、彼の指が伸びてきていて)
(思わず、大きく目を見開いていたら、目元をそっと擦られた。涙を拭ってくれたのだと、すぐに分かったのだけれど。少しの間、動くことが出来なくて――)

――あ、ありがとうございます……!

(やがて、咄嗟に。口をついて出てきたのは、何の変哲もないお礼の言葉だった)
うん、これでヨシ。って、お礼なんて。

(やはりまだ落ち着いていないのかと思い)
理由がなんであれ、女性に涙を溜めたまま行かせるのは、少し……なっ?
紅茶は冷めても美味しいさ、ゆっくりでいいよ。
混乱したりしてないだろうか。
落ち着くまで僕は、待ってる。

リディアくんは、一人この世界に来たのだと思っていたのだろう?
その心中の寂しさは計りかねるし、健気なものだ。
天義もそうだが、リヴァイアサンに冠位の魔を相手にもやってきた。
(片膝をつき目線を見上げるようにし、)
よく頑張ったな、リディアくん。
(思わずまた、俯いてしまっていた)
(そんな事をしていたら、彼はきっと、困ってしまうだけなのに)
(けれど、此方も困ったことに。彼が優しく声を掛けてくれれば、掛けてくれるほど――折角拭ってくれた涙が、また込み上げてきてしまう)

(――はい)
(――ありがとうございます)

(それだけを口にして、少しでも自分を落ち着かせようと努めていた)
(そうしたら――今度は急に彼が身を屈めて、その優しい瞳で、私を覗き込んできて――)
…――もう、カイトさん!!
私を、落ち着かせたいのか……泣かせたいのか……どっちなんですか――!?
(当然、彼に悪気なんて無いのは分かってる。だから私は、溢れ出た涙はそのままに、それでも笑いながら、言葉を返した)

寂しくなかった、なんて嘘はつきません。
けれど、それでも。私は決して独りではなかったから。
皆さんがいたから、ここまで頑張れたんです。
カイトさんも、重ね重ね本当にありがとうございました。
(そう言って微笑む。努めて、微笑み続ける。)


それで、紅茶なんですけど……
(でもこれ以上は。これ以上、この優しさを向けられたら――)
すいません。やっぱり私、早速兄について聞き込みを始めたいもので――

(――きっと、恥ずかしげもなく。彼の胸を顔をうずめて泣き崩れてしまう)

なので、此方からお誘いしたのに本当に申し訳ありませんけど……
紅茶の方は、またの機会という事で――ご容赦願っても良いですか?

(だから私は、努めて笑ったまま――)
(逃げるように、彼の下から去る事を選んだ)
あ、ごめんな、泣き止んで欲しかったのに、また溢れさせてしまった……いまだ僕は未熟のようで、申し訳ない。
お礼なんて、いや、……今回は受け取っておこうかな。甘んじて姫君に恩でも売っておくかと(揶揄うように笑い)
もちろんだ、今回は僕が押し掛けたようなものだしな!

君の探し物、早く見つかるように願っているよ。
もちろん、僕も手伝うつもりで、今日から人の顔をじっくり観察してみようかな、なんてな。

(あまり女性に触れるのは忌避感があったが、今回は特別だろうかとリディアの頭を優しく撫でようとし)

ああ、では、僕はこれで一度出直そう。
君の熱を冷ますわけにもいかないしな。
それでは、姫君。ご機嫌麗しゅう? いやこれ僕のキャラじゃないな。
また、な。(一度心配そうに振り返ってから、帰っていった)
(差し出された掌は、素直に受け入れる事にした。彼の手が少女の頭を優しく撫でる)
(それは、少しだけ気恥ずかしかったけれど。どこか懐かしいような、そんな感覚で――)

…――はい。色々と、本当にありがとうございました!
お兄様を見つけることが出来たら、必ずご報告致しますね!
(そう言いながら見送る少女の笑顔は、先ほどより晴やかであった)
――未熟なのは、私の方ですよ。
本当にごめんなさい、カイトさん。
(もはや誰もいない部屋で、ぽつりと)
…――さーて、と!!

それじゃあ、張り切って探してみようかな!
ローレットで名簿とか見せて貰えば、割と簡単に見つかったりするかもだしね!

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