PandoraPartyProject

シナリオ詳細

<終焉のクロニクル>Pandora Party Project

相談期間中

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オープニング

●『一つ』の混沌(せかい)
「良く集まってくれた!」
 ローレットをお膝元に置くメフ・メフィートの王宮には未だかつてない光景が広がっていた。
 凛と声を発したのは言わずと知れた幻想(レガド・イルシオン)の国主フォルデルマン三世。
 しかし彼の目の前に立つ人物達はこの場所からして例外的にまるで臣下の礼を取っていない。
 それもその筈。
「まさか、アンタから呼ばれるとは思っても見なかったぜ。
 こっちは戦勝気分でメイドの飯でも食えそうなトコだったんだけどな」
 知己のイレギュラーズとのやり取りを冗句めいて言ったのはゼシュテル鉄帝国皇帝、『麗帝』の武名混沌中に轟くヴェルス・ヴェルグ・ヴェンゲルズ。
「バグ・ホールとワーム・ホールであったか。
 此方もあれには中々手を焼いておる。建設的な『話』になれば幸いじゃな」
 自慢の白い顎髭を指で扱くのは練達、セフィロトが『探求』の塔主――カスパール・グシュナサフである。
 それだけではない。
「……この度の呼びかけを、そしてローレットへの長年のご支援に感謝を申し上げます。フォルデルマン王」
「うむ。魔種とはやはり人類圏の不倶戴天の敵なれば。
 彼等には感謝しても仕切れぬものがある。結果として貴国にも」
「おうおう、妾としてはとうにその心算じゃ。海洋は建国以来の悲願を彼等に果たさせて貰ったのでな」
「縁を繋いで貰った。返せない位多くを受け取った。思えば、到らぬばかりの話であったが」
「……………ま、中々面白い連中である事は確かだよ」
 最後の人、『彼女』が特異運命座標だろうとは言うなかれ。
 普段、勢力圏から出る事はない深緑(アルティオ=エルム)の緑の巫女、リュミエ・フル・フォーレ、更には自他共に厳めしい正義と実直、賢王としての年輪をその顔に刻み付けた聖教国国王にして、教主たるシェアキム・ロッド・フォン・フェネスト六世、海洋王国大号令を成功させた女王イザベラ・パニ・アイスに『新天地』カムイグラの『霞帝』今園賀澄、『世界最強の傭兵』こと砂漠の赤犬、ディルク・レイス・エッフェンベルグ等といった錚々たる面子が揃っている。
 国として幻想と付き合いのあるディルクやイザベラはいざ知らず、長年の敵国の王であるヴェルスやシェアキム、我関せずを貫く中立主義のカスパール、外部との交流を好まない幻想種のリュミエや遥かカムイグラに在る賀澄等がメフ・メフィートの王宮に在る事自体を例外過ぎる事実と呼ぶしかなかろう。
 そしてその極めつけは……
「ま、ずーりんにお願いされたしね。ユーフォニーやヴィルメイズ、イレギュラーズには世話にもなったし。
 話があるってんなら付き合わない位に薄情じゃないわよ」
 ……ここについ『この間』までの人類未踏の地、覇竜領域の若き姫――珱琉珂の姿さえある事だった。
 覇竜観測所、そしてヘスペリデスの大事件……特異運命座標達の紡いできた縁こそがまさに特異点であると言う他なかろうか。
「それで――王サマよ。この集まりは何だい。アンタが仕切ってくれるんだろう?」
「うむ。ディルク殿、私は皆々様に提案をしようと思ってここに来て貰ったのだ」
 ディルクの言葉にも最早物怖じせず、フォルデルマンは居並ぶ面子を見回した。
「我々は国王だ。そして、我等が国はそれぞれが様々な事情を抱えている。
 私はイザベラ殿やディルク殿とは友誼を結んではきたものの……
 例えば我が国は、ゼシュテルとはもう何十年もそれ以上も争っている。
 ネメシスと戦争になった事も何度もある。父祖代々より続く因縁は決して小さなものではない。
 アルティオ=エルムやセフィロトは他国と関わるをこれまで良しとはしなかっただろう。
 遠き地の――カムイグラのお方や竜の姫君からすれば我々はまだ見知らぬ他人やも知れない。だが!」
 堂々と言ったフォルデルマンは一層胸を張って言葉を続けた。
「我々がこの混沌に生きる同じ人間である事に変わりはない。
 この世界は今、滅びの危機に瀕していると言う。
 我々は、我々の力だけで『神託』を回避出来ない事実をこの何年かで痛烈に思い知ってきた事と思う。
 世界最強のヴェルス殿やディルク殿も、戦う力のないこの私などはいの一番に。
 ……特異運命座標は、ローレットは本来民を守らねばならぬ我々の為に傷付き、命を燃やし、魔種共と戦ってくれてきた。
 だが、我々は何も出来ない存在であろうか?」
 フォルデルマンの横顔を見つめるシャルロッテの大きな瞳が潤んでいる。
「答えは否。断じて否だ!
 確かに我々には決まった運命を覆す力は無いかも知れない。
 可能性の獣と同等の結果を出す事は不可能だろう。だが、それでも我々は王だ。
 彼等には無い力を持っている。我々は――いや、我々を含めた人類は特異点の有無に関わらず抗う力を持っていると信じてやまない!
 ……そこで、私は――フォルデルマン三世は皆様に提案したい」

 ――今日、この時を以って全ての恩讐を一旦取り置き、全国家全勢力全力を挙げてローレットを支援し、魔種との決戦に臨まんと!

「一本化した指揮系統は世界最優と名高いザーバ・ザンザ将軍にお預けしたい。
 参謀として我が国の『黄金双竜』レイガルテ卿をつける用意がある」
 フォルデルマンの言葉にレイガルテが「御意に」と一礼する。
 一方のザーバは……後で聞けばさぞ難しい顔をするに違いないが、これを断るような男ではなかろう。
「時間が無い故、その他、細かい調整は進めながら承りたい」
「聞いていた人物像とは随分違うとお見受けするが、良き哉。男児三日会わざるば刮目して見よ。
 学べる事、成長出来る事こそが若者の特権なればな」
 カスパールが淡く微笑んで、誰より先に拍手を始めた。
「……信じられないもんを見たが、アンタ十年も経てば結構俺のいいライバルになるかもな?」
「異論はない。神も、我々も彼等の先行きと共にあらんと願っていた」
 ヴェルスが、シェアキムがそれに続く。
「我が国に出せる戦力はたかが知れておるが是非も無い。支援に輸送にお任せあれじゃ」
「うむ。イザベラ殿と共に可能な限りの助力をする事を約束しよう」
「アンタ達は俺が守るって言いたいトコだけど、今回だけはな」
「その顔で言わないで下さい」
 イザベラと賀澄、ディルクの言葉にリュミエが苦笑した。
「勇者王って言うんだっけ、アナタの祖先」
 感心したように零した琉珂の脳裏に『竜さえも乗りこなしたその伝説』が過ぎる。
 アイオンの名は覇竜領域にも轟いていた。あのメテオスラークが懐かしそうに嬉しそうに話した言葉が浮かんで消えた。
 成る程、目の前のもやしの覇気を見れば眉唾な昔話も少しは信憑性を持とうというものだ。
「――感謝する!」
 深々と頭を下げたフォルデルマンには確かに混沌の誰もが一度は憧れた勇者王の片鱗が僅かに覗く。
 そして、ゆっくりと面を上げた彼はそしてここに宣言する――
「今、この時を以って我等は一丸。
 我が為に戦い、誰が為に死のう。
 隣人が為に誇りを振るい、世界の為に前に進まん!
 これより、乾坤一擲の決戦『Pandora Party Project』発動を宣言する!」

●『例外』という混沌
「――始まったみたいだね」
 終焉(ラスト・ラスト)――影の領域、その深くに到る影の城。
 人間の王侯貴族が好みそうな居場所を真似るかのように形作られた皮肉な場所で原罪の魔種ことイノリは静かに言った。
 運命が望み、神が、世界が否定してきた『神託』の成就はもうすぐそこまでやって来ている。
『見て』分かるのだ。
 ただ広く伽藍洞な謁見の間の中心に空間の歪みが生じていた。
 外の世界に幾らでも沸いたバグ・ホールと似ていて異なる――
 大きさ自体はまだ拳大であり、まるで威圧的なサイズとは言えないのだが。
 それは確かに別種のものであった。
 余りにも違い過ぎて、イノリにそれが他と同じものだとは思わせてくれない程にも。
「生き汚いクソ爺が恐れる訳だ。正直、これ程に『理解る』ものだとは思ってもみなかった――」
 独白めいたイノリは呆れ半分、賞賛半分の苦笑いを浮かべていた。
 近付いているという事実のみで『それ』が放つ狂気めいた圧倒的な存在感は影の城の異常ささえも吹き飛ばす位に強烈で、イノリをしても底を見通す事等出来はしない。
 そしてそれは取りも直さず、『それが故』にこの大いなる混沌を吹き飛ばし得るのだと教えてくれるかのようだった。
「顕現にはどれ位かかるのかしら」
「分からない。だが、終焉までのカウントダウンは確実に始まってる。
 ……そうだな、長い時間は無いだろう。例えば君と今年のシャイネン・ナハトを過ごす事は出来そうもない」
 冗句めいたイノリに「なにそれ」とマリアベルが唇を尖らせた。
「性格が悪いわよ、イノリ。私に気を持たせるような事はしないで頂戴な。
 それで……この後はどうしたらいいの? 待っていれば『神託』は成るのかしら」
「魔王座(Case-D)の顕現は成った時点で不可逆だ。この混沌にアレが引き込まれた時点で全ては完了する。
 そうなれば神だろうと特異点だろうとこれを覆し得る事なんて出来はしない。だが」
「邪魔、するわよねえ」
 マリアベルの口角が意地悪く持ち上がっている。
「貴方のその言い方だと『顕現する前なら止められる』ように聞こえたわ。
 つまる所、あのお節介な連中はその好機を見過ごすような事をしないでしょう。
 世界の為だか、大切な人の為だか――それとも自分自身の為だかで。
 信じられないような苦労を平気で呑み込んで、不可能に挑むような連中なのでしょう、『あれ』は」
「まるで、君みたいにね」
 イノリの切り返しは先刻承知であったのかマリアベルは苦笑いを浮かべている。
「かくて魔種と人類圏の最終決戦は不可避のものになる訳だ。
 事これに到れば、お互いに是非も無い。世界が滅ぶのが先か、彼等がこの場に辿り着くのが先か――
 尤も、辿り着けた所で僕だって譲ってやる気は微塵も無いがね。
 さて、彼等は何をどうするか――」
 独白めいたイノリの言葉に応えるではないが、マリアベルの柳眉がぴくりと動いた。
「……成る程ね」
「マリアベル?」
「彼等のやり方が分かったわ。どうも彼等、私のワーム・ホールを辿ってこっちに乗り込んでくるみたい」
 憮然とするマリアベルにイノリは「まさか」と問い返す。
「事実よ。私が感知したのだから間違いない。
 そうね。ええ、そうよ。貴方の思っている通り――私の通路は原罪の呼び声の煮凝りのようなものよ。
 人間が人間のまままともに通過するなんて馬鹿げてる。出来やしない。でもね、あの『前例』は痛恨だったわね」
「乙女が二人か」
「ええ。『前例』は彼等により大きな冒険をさせたということ。
 パンドラの奇跡で押し切れば、本来通路ではない通路を利用出来る――侵攻ルートを逆侵攻ルートに変えられてしまった。
 人類圏は……ああ、もうすごい多国籍軍ね。
 どうも彼等腹をくくったみたい。イレギュラーズを旗印に混沌中の全勢力が影の城への打通を狙ってる。
 でもね、イノリ。これは私の問題じゃなくて――貴方の大好きな妹様の所為ですからね!」
「責めてないってば」
 苦笑に苦笑で返したイノリが天を仰ぐ。
「……まぁ、最後の最後まで出来た妹だ。ことこれに到っても神のくびきから逃れる心算は無いらしい。
 思えば碌に言葉を交わした事も無い妹だ。一度位は話し合っても良かったのかも知れないが。
 ……しかし、何だ。兄の心も、その逆に妹の心も。『家族』でも案外理解し得ないものなんだな――」
 何とも言えない顔をしたイノリにマリアベルは嘆息した。
「……いいじゃない、最初で最後の兄妹喧嘩。それに貴方がどうするって言ったって」

 ――泣き言を言ったって、どんなに情けなくたって。私は最後まで付き合うから。

 彼女はその先を言わなかった。
 唯、この後に起きるであろう終焉(ラスト・ラスト)の激闘が生易しいものにならない事だけは知っていたから。

GMコメント

 YAMIDEITEIっす。
 お待ちかね、ラリー決戦です。
 プレイングには詳細なルールが決まっておりますので必ず守って記載するようにして下さい。

●依頼達成条件
 ・Case-Dの顕現阻止

※完全顕現した場合、混沌以下全ての世界が滅び、ゲームオーバーとなります。

●ワーム・ホール
『黒聖女』マリアベルの作り出した人類圏への侵攻路。
 おかしな前例を作った華蓮ちゃんとドラマちゃんがいたせいで、パンドラの奇跡でとんでもない横紙破りを食らった結果、逆侵攻ルートにされました。
 ここを通過するのにもパンドラを消耗します。
 本シナリオはここを通過して『影の領域』に到着したシーン以降を描く事になります。

●影の領域
 終焉(ラスト・ラスト)、人類未踏の魔種の勢力圏をそう称します。
 薄暗く日の光が弱く、植生等の生態系も歪んでねじくれた『魔界』のような場所です。
 混沌と地続きですが、まるで違う法則に支配されているようで此の世のものとは思えません。
 また影の領域は原罪の呼び声のスープのようなもので、多くの人類に以下の影響を与えます。

・何時反転してもおかしくない
・イクリプス全身図の姿に変わり、戦闘力が強化される(姿はそのままでも可)

 本来ならばここで戦う事は困難です。反転や狂化を免れる事は難しいのですが……

●空繰パンドラ
 今回は皆さんの代わりにざんげが有する空繰パンドラが使い続ける事で致命的な悪影響を防いでいます。逆に言えば空繰パンドラは皆さんが共有する有限のリソース、即ちHPとなります。
 空繰パンドラによる奇跡の支援は戦闘中別の事にも使われる場合がありますが、使用すればする程余力は小さくなる性質です。
 ざんげに何をして欲しいと頼む余裕は無いので、ざんげがある程度自分で判断します。
 しかしながら彼女は皆さんを見捨てたりはしないでしょう。(目的の為に小を殺すジャッジはあまり出来ません)

●影の城
 イノリとマリアベルが存在し、Case-Dが顕現しようとしている決戦の場です。
 西洋風の城で、魔種陣営の本拠地。3/18現在、一章では到達出来ません。

●敵
 影の領域辺り一帯には膨大なまでの低級魔種、終焉獣、アポロトス、或いは何でもないなりそこないが跋扈しており、中心部である影の城に到達しようとするなら非常な困難が立ち塞がり続けるでしょう。
 多くが雑兵ですが、強力な個体もちらほらといます。
 特に以下の個体はかなり強力な魔種で謂わば指揮官個体なので注意が必要です。

・ナルキス
 スチールグラードはリッテラム攻略戦で登場した強力な魔種。
 飄々としたタイプでかつて会敵したシラス君曰く「リッテラムでバルナバスの次に強い」とのこと。
 何処にいるかは分かりません。

・『鎧の魔種』フロスベクト
 スチールグラードはリッテラム攻略戦で登場した強力な魔種。
 ワーム・ホールより攻め入った先で会敵する魔種軍勢を率いています。

・『悪魔の魔種』ラーングーヴァ
 スチールグラードはリッテラム攻略戦で登場した強力な魔種。
 同様に魔種軍勢を率いており、人類軍を挟み込むような形で猛撃します。

●友軍
 オールスターです。

・ゼシュテル鉄帝国の正規軍
 指揮官のザーバ・ザンザは全軍の統括も兼任します。
 世界最強の軍隊に相応しい精強な軍勢です。

・聖教国ネメシスの聖騎士団
 聖騎士団長レオパル・ド・ティゲールに率いられた部隊。
 攻防一体で回復支援も可能な前衛主体。継続戦闘ならおまかせあれ。

・幻想精鋭部隊
 ザーズウォルカとイヴェットに率いられた例外的に有能な連中です。
 幻想には大変珍しく戦えるものが揃っており、ヨハンセン・ヴェイルシュナイダーという騎士の顔もあります。

・赤犬の群
 ディルク・レイス・エッフェンベルグ率いる傭兵団。
 クライアント(かれんちゃん)がこっちにいる以上、面を出すのは当然の事!

・深緑の癒し手達
 幻想種の中でも勇気のある者、支援の得意な者達が有志で集まりました。
 彼等の多くは誰かと争う事を嫌いますが、今回ばかりは戦って勝ち取る覚悟を決めたようです。

 イレギュラーズを除く全軍の士気はザーバ・ザンザ将軍がとり、レオパル・ド・ティゲールが補佐します。
 部隊以外の個人についても腕自慢の連中もきっと許される範囲で参戦している事でしょう!

●Danger!
 当シナリオにはパンドラ残量に拠らない死亡判定が有り得ます。
 今回のシナリオに関しては普段に比べ死亡率が高いです。
 予めご了承の上、参加するようにお願いいたします。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はEです。
 無いよりはマシな情報です。グッドラック。

●重要な備考
 他シナリオとの時系列関係はラリーである以上、どうしようもないので考慮しない方向となります。
 選択肢の中から自分の行動に近いものを選択してプレイングをかけて下さい。
 又、オープニングには特に記載されていない人間が参戦している場合もあります。
 プレイングをかければ登場するかもしれません(しない場合もあります)
 本シナリオは返却時等に空繰パンドラの総合値が減少し続けます。
 空繰パンドラの残量が0になった場合、事実上の敗戦が濃厚になる可能性があります。
 空繰パンドラの減少は本シナリオ以外のシナリオ結果にも左右されます。
 尚、一章時点で影の城に到着する事はありません。
 但し、選んだ選択肢によってその後のシナリオでの状況が変化する場合があります。


 さあ、正念場です。
 難易度? 知らない子だなあ。
 た、戦うぞ。宜しくお願いいたします!


任務方針
 イレギュラーズは独自判断を許されており、任意の形での作戦参加が可能です。
 この作戦における自分の動き方の方針を以下の択肢の中から選択して下さい。

【1】対軍勢(攻勢)
 武人の誉れ、先陣を切り正面から敵軍とぶち当たります。
 文字通りの主力部隊として力比べを恐れるものか!
 魔種の軍勢を削り続けねば敗北は必至です。(影の城に援軍されたら負け確定です)
 どんどん不利になっています。厳しい。

【2】対軍勢(防衛)
 劣勢の予測される大軍との戦いを防ぎ、守ります。
 攻勢部隊を生かすも殺すもこの部隊に掛かっています。
 魔種の軍勢に存在感を示し続けねば敗北は必至です。
 ここが決壊したら全てが終わります。

【3】対軍勢(支援)
 影の城攻略作戦の為に対軍戦は劣勢に陥るでしょう。
 後方から遠距離攻撃を仕掛けると共に、他部隊の回復支援をするこの部隊はここからが正念場です。
 この部隊に一定数の戦力があると重傷・死亡率が低下します。
 但し、多過ぎると戦力不足で大変な事になるのであくまで『或る程度』が望ましいです。
 仕事は死ぬ程あります。ホントに死ぬ程。

【4】第二戦域へ
 ナルキス率いる魔種部隊と交戦。
 イレギュラーズはドラマ、華蓮、レオンの無事を確保済み。
 遊撃のナルキス隊は少数精鋭です。同様に精鋭で抑え込み撃破を狙いましょう。
 この部隊はナルキスを押し込むべきです。それが1~3をフォローする事に繋がります!


【5】影の城
 影の城に突入し、玉座の間のイノリとマリアベルに挑みます。
 城内に敵は無く、玉座の間に辿り着けるのは確実です。
 つまり、確実にラスボスと対決になります。

  • <終焉のクロニクル>Pandora Party ProjectLv:95以上相談期間中
  • ――滅びの運命を捻じ伏せて、かの魔王座を拒絶せよ!
  • GM名YAMIDEITEI
  • 種別ラリー
  • 難易度NIGHTMARE
  • 依頼公開日時2024年03月18日 21時45分
  • 第3章募集中62人
  • 総採用数252人
  • 参加費50RC

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第3章

第3章 第1節

●誤算
「言われてみりゃあそう性格のいい女じゃあ無かったな……!」
 バクルド・アルティア・ホルスウィング(p3p001219)の苦笑いは痛恨であり、心底からのものだった。
 影の城の直前を阻む敵軍を強烈に押し込み、まさにその一手を次へと進めんとしたイレギュラーズを阻んだのは、
「――高位空間魔術!!!」
 口惜しさと高揚を半ばに声を上げたマリエッタ・エーレイン(p3p010534)の言った『大問題』であった。
(そう言えば、ワーム・ホールを作り出したのはマリアベルでした……)
 黒聖女の名を持つ大魔種の得手は空間を捻じ曲げる神秘の行使である。
 イレギュラーズは影の城の間近まで接近しながらも『それ以上の距離を詰める事が出来ていない』。
 成る程、魔種共の目的が神託の成就と世界の完全破壊ならば『戦わない』選択肢は最上であろう。
「これどうするんだよ!?」
 楊枝 茄子子(p3p008356)が困った顔をする。
「勘弁しろよ」
「斬って斬れないものはねぇ――」
 ルナ・ファ・ディール(p3p009526)は吐き捨て、白薊 小夜(p3p006668)は眉根をハの字に寄せる。
「……理解が出来ぬな」
 梅泉は口をへの字に曲げたが、どうやら敵は手段と目的が入れ替わるタイプではないらしい。
「こういうの卑怯だよ!」
「勝てる自信がないって事でいいのかな!?」
 珍しく非難めいた炎堂 焔(p3p004727)が抗議し、セララ(p3p000273)は実に分かり易く挑発する。

 ――戦って負けない事と、確実に問題を解決するのは別って言うのよ?

 煽り耐性の案外低いマリアベルの声が空より響く。
 空間を捻じ曲げ、イレギュラーズの入城を拒否した彼女はこの状況を嘲り笑った。

 ――黙ってそこで指をくわえていなさいな。魔王座が成るのを、後ろで仲間達が斃れるのを!

「……クソが」
 短く呟いたラダが八つ当たりのように銃撃した。
 その弾丸がやはり捻じれた空間の何処かへ消え去る。
(……どうする……?)
 アンナ・シャルロット・ミルフィール(p3p001701)は冷静に思考を巡らせた。
 突破が不可能であるかどうかは別にして少なくとも時間を使わされるのは間違いなく。
 それはこの状況で致命的になるのは火を見るよりも明らかであった。
 どうしても手札が足りていない。
 アンナの脳裏には幾つかの解決手段が過ぎったが、この場所にそれはない――

 ――ように、思われたが。

 結果としてアンナが考えた手段は何とも珍しい事に自分の方から現れていた。

 ――解析完了~♪

 軽薄過ぎるその声は奇しくもマリアベルと同様に一同の頭の上から降って来た。
「クリスト君!」
「――クソHADES!!!」
 マリア・レイシス(p3p006685)とすずな(p3p005307)、親友二人の反応は対照的なものだったが。
 彼女等の呼んだ名前こそ、アンナの考えた『幾つか』の解決法の内の一つを示すものである事は間違いなかった。

 ――うーん、中々メンドクサイ式だけどNE!
   俺様changてば解析と計算のスペシャリストな訳ですYO!
   お礼はすずなchangのコスプレゲイムでいいとして――あいた!? クラリスchangぶたないで!!!
   ……まー、時間がない! 俺様changが結界だか術式だかわかんねーけど解除しちゃうから!
   イレギュラーズchang達とっとと中にぶっこんで!!!

 クリストは練達セフィロトのマザーコンピュータの『兄』に当たる混沌最高の演算装置の一つである。
 損傷したマザー、つまり彼の妹クラリスはまだ回復が完全ではないだろうが、この局面には彼が居た。
 本人が志願してなのか、クラリスに尻を蹴られたからなのかは分からないが――渡りに船とはこの事だ!
「一気に――」
「――行くぞ!」
 ヴェルグリーズ(p3p008566)の言葉をルカ・ガンビーノ(p3p007268)が短く繋いだ。
 影の城を目指した部隊は幻想の距離を失い、一気に城内へ雪崩れ込む!

 ――この、連中は……ッ! 
   ああ、だからもう、イノリ! これは私が当てにならない訳じゃなくて――

 マリアベルも今更に、幾度と無く。
 相手が何者なのだかを思い知っているに違いない!





 YAMIDEITEIっす。
 三章開始です。
 プレイングには詳細なルールが決まっておりますので必ず守って記載するようにして下さい。

●依頼達成条件
 ・Case-Dの顕現阻止

※完全顕現した場合、混沌以下全ての世界が滅び、ゲームオーバーとなります。

●ワーム・ホール
『黒聖女』マリアベルの作り出した人類圏への侵攻路。
 おかしな前例を作った華蓮ちゃんとドラマちゃんがいたせいで、パンドラの奇跡でとんでもない横紙破りを食らった結果、逆侵攻ルートにされました。
 ここを通過するのにもパンドラを消耗します。
 本シナリオはここを通過して『影の領域』に到着したシーン以降を描く事になります。

●影の領域
 終焉(ラスト・ラスト)、人類未踏の魔種の勢力圏をそう称します。
 薄暗く日の光が弱く、植生等の生態系も歪んでねじくれた『魔界』のような場所です。
 混沌と地続きですが、まるで違う法則に支配されているようで此の世のものとは思えません。
 また影の領域は原罪の呼び声のスープのようなもので、多くの人類に以下の影響を与えます。

・何時反転してもおかしくない
・イクリプス全身図の姿に変わり、戦闘力が強化される(姿はそのままでも可)

 本来ならばここで戦う事は困難です。反転や狂化を免れる事は難しいのですが……

●影の領域(第二戦域)
 進軍ルートの彼方に爆発が起きました。
 そちらにドラマちゃん、華蓮ちゃん、レオン、ナルキスとその部隊が居ます。
 ナルキス隊はフロスベクト、ラーングーヴァの軍勢に比べて小規模です。

●空繰パンドラ
 今回は皆さんの代わりにざんげが有する空繰パンドラが使い続ける事で致命的な悪影響を防いでいます。逆に言えば空繰パンドラは皆さんが共有する有限のリソース、即ちHPとなります。
 空繰パンドラによる奇跡の支援は戦闘中別の事にも使われる場合がありますが、使用すればする程余力は小さくなる性質です。
 ざんげに何をして欲しいと頼む余裕は無いので、ざんげがある程度自分で判断します。
 しかしながら彼女は皆さんを見捨てたりはしないでしょう。(目的の為に小を殺すジャッジはあまり出来ません)

●影の城
 イノリとマリアベルが存在し、Case-Dが顕現しようとしている決戦の場です。
 西洋風の城で、魔種陣営の本拠地。
 4/22現在、突入可能になりました。
 前章で影の城へを選んでいる場合は活躍にプラスのボーナスがつきます。
 又、前章で選択肢4か5を選んでいない人は選んではいけません。(次章から選んでも良くなります)
 ルールは後述。重要です。

●敵
 影の領域辺り一帯には膨大なまでの低級魔種、終焉獣、アポロトス、或いは何でもないなりそこないが跋扈しており、中心部である影の城に到達しようとするなら非常な困難が立ち塞がり続けるでしょう。
 多くが雑兵ですが、強力な個体もちらほらといます。
 特に以下の個体はかなり強力な魔種で謂わば指揮官個体なので注意が必要です。

・ナルキス
 スチールグラードはリッテラム攻略戦で登場した強力な魔種。
 飄々としたタイプでかつて会敵したシラス君曰く「リッテラムでバルナバスの次に強い」とのこと。
 影の領域(第二戦域)でイレギュラーズと交戦中。

・『鎧の魔種』フロスベクト
 スチールグラードはリッテラム攻略戦で登場した強力な魔種。
 ワーム・ホールより攻め入った先で会敵する魔種軍勢を率いています。

・『悪魔の魔種』ラーングーヴァ
 スチールグラードはリッテラム攻略戦で登場した強力な魔種。
 同様に魔種軍勢を率いており、人類軍を挟み込むような形で猛撃します。

●友軍
 オールスターです。

・ゼシュテル鉄帝国の正規軍
 指揮官のザーバ・ザンザは全軍の統括も兼任します。
 世界最強の軍隊に相応しい精強な軍勢です。

・聖教国ネメシスの聖騎士団
 聖騎士団長レオパル・ド・ティゲールに率いられた部隊。
 攻防一体で回復支援も可能な前衛主体。継続戦闘ならおまかせあれ。

・幻想精鋭部隊
 ザーズウォルカとイヴェットに率いられた例外的に有能な連中です。
 幻想には大変珍しく戦えるものが揃っており、ヨハンセン・ヴェイルシュナイダーという騎士の顔もあります。

・赤犬の群
 ディルク・レイス・エッフェンベルグ率いる傭兵団。
 クライアント(かれんちゃん)がこっちにいる以上、面を出すのは当然の事!

・深緑の癒し手達
 幻想種の中でも勇気のある者、支援の得意な者達が有志で集まりました。
 彼等の多くは誰かと争う事を嫌いますが、今回ばかりは戦って勝ち取る覚悟を決めたようです。

 イレギュラーズを除く全軍の士気はザーバ・ザンザ将軍がとり、レオパル・ド・ティゲールが補佐します。
 部隊以外の個人についても腕自慢の連中もきっと許される範囲で参戦している事でしょう!

・封魔忍軍
 フウガ・ロウライト(サクラちゃんのお兄ちゃん)一党が参戦しました。
 彼等は戦闘力の高い暗殺者集団で奇襲と攻撃力に優れます。
 この戦いに勝ったらサクラちゃんが絶交を解いてくれると信じて……!
 影の城に行きます。妹が心配だからね。

・レオン・ドナーツ・バルトロメイ
 第二戦域に登場。
 ローレットのギルドマスター。『絶好調』。
 影の城に行きます。絶好調だからね。

・薔薇十字機関(少数)
 リーゼロッテwith薔薇十字機関少数
 本隊との戦いに援軍として来ました。手勢は少数ですがおぜう様はまあ強力です。

・チームサリュー(旧)
 梅泉一行。影の城攻略隊に合流しました。
 梅泉、雪之丞、たては、時雨。強力な前衛四人のチーム。

・クリスト
 生きてるスパコン(問題児)
 マリアベルの術式を解析、解除中。
 後続のルートを確保する為に集中しています。
 勝手に援護してくれる場合もあるかもしれない。

●Danger!
 当シナリオにはパンドラ残量に拠らない死亡判定が有り得ます。
 今回のシナリオに関しては普段に比べ死亡率が高いです。
 予めご了承の上、参加するようにお願いいたします。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はEです。
 無いよりはマシな情報です。グッドラック。

●重要な備考
 他シナリオとの時系列関係はラリーである以上、どうしようもないので考慮しない方向となります。
 選択肢の中から自分の行動に近いものを選択してプレイングをかけて下さい。
 又、オープニングには特に記載されていない人間が参戦している場合もあります。
 プレイングをかければ登場するかもしれません(しない場合もあります)
 本シナリオは返却時等に空繰パンドラの総合値が減少し続けます。
 空繰パンドラの残量が0になった場合、事実上の敗戦が濃厚になる可能性があります。
 空繰パンドラの減少は本シナリオ以外のシナリオ結果にも左右されます。
 尚、一章時点で影の城に到着する事はありません。
 但し、選んだ選択肢によってその後のシナリオでの状況が変化する場合があります。

●重要な備考2
 選択肢の内容が変化しています!!!
 詳細を必ず読むようにお願いします!

 頑張って下さい!


第3章 第2節

クロバ・フユツキ(p3p000145)
深緑の守護者
任務方針 【5】影の城
砂漠を越え、滅びを救いいざ――死神クロバ・フユツキ参上仕った!
命ある未来の(深緑の)守護者として、世界を救いに来たぜ!

アレクシアに協力し、リュミエに、ファルカウに可能性を見せると誓ったんだ。
それに背中を押してもらった分は返すぜ、ルカ・ガンビーノ!
共に惚れた女への土産話、でかくしようじゃないか!!

バダンデール・ドクトリン→完全逸脱の付与から 攻撃の場合にオーバーザリミット→絶技・夢光劔。
アレクシアの行動がある場合はそちらに協力。
イノリを止めるための戦いだが、マリアベル。シャイネンナハトの聖女。
あんたも俺にとって因縁がゼロというわけでもないからな。今からでも強引に関わらせてもらおうか!!
ヘイゼル・ゴルトブーツ(p3p000149)
旅人自称者
任務方針 【5】影の城
何方様かと思えば
あの時の方なのですか

あの時の問の意味は分りましたが
あの時と同じく何方も肯定いたしませう
つまりは
私が貴方の世界を侵す事も肯定と云う事ですが

申し訳ありませんが
酒場の御代の代りに滅びるのは
遠慮させて頂きませうか

◆戦闘
後続を妨害するマリアベルさんに御引き取り願いませんと

エコーロケーション+ハイセンス+エキスパートで
空気振動の痕跡を把握して広域俯瞰+ハイテレパスで共有
副行動で付与2つAKによるAP維持をしつつ
絶気昂でHPも5割以上維持
全周囲時間差となるよう方向タイミングを合わせパラス・アテナを

貴女には
色々と恨みも
…いえ
ドラマさんも無事でしたし
意外と無


これは冠位色欲さんの分なのです><
シキ・ナイトアッシュ(p3p000229)
私のイノリ
任務方針 【5】影の城
イノリと対峙する

ROOの、君の知らない「またいつか」を果たしにここまで来たよ
今も負ける気は一ミリだってしてないから!

識の殺・業式で行動阻害BSばら撒き仲間のサポートをしつつ、イノリに接敵
至極劔・王威。CT+50で押し通る!【副】行動のブルーフェイクIIIでも行動阻害を狙っていくよ

ねぇ、イノリ
私は、君が世界の敵だって構わない。まず話すことから始めさせて。君のことを教えてほしい
それが。それだけが、私の『祈り』なんだ

ROOって電脳世界でもわたしは君に同じことを言ってさ。
君はやっぱり馬鹿だなって笑っていたけど、不思議と優しい目をしていた気がして。

だから、って。わけじゃないけど
会いにきたよ、ようやくだ。
ラダ・ジグリ(p3p000271)
灼けつく太陽
任務方針 【5】影の城
城内の造りはROOと同じかね。ま、何にせよ練達の兄妹君達が案内してくれるだろう。
道中の邪魔な敵はLBL音響弾でぶっ飛ばして、早急に目的地へ突入する。
後続は戦闘痕を辿れば用意に到れるだろうさ。

ノックもなしで邪魔してるよ。
約束はないが予言はあったんだ、もちろん応対願えるな?

主に聖女を狙う。
本人との戦闘は初だが、問題はやはり例の障壁かね。
意識的に使うものであるのなら、まずはその暇を極力減らしてみようか。
仲間が別方向から攻撃し、それを障壁で防いだ瞬間を狙ってラフィング・ピリオドを撃ち込む。
そして間髪入れずにテンペスト。こちらが本命だ。
これで少しは焦って余裕を失ってくれよ、聖女様!
セララ(p3p000273)
魔法騎士
任務方針 【5】影の城
【穿光】
ボクは前衛でタンク役を担当。
携行品の四神霊玉を使用して回復とBS無効。

穿光の皆と連鎖行動。
連鎖行動のために全力全壊は毎ターン優先して使用。
付与のセラフインストール、セララ閃空、セララおやつタイム(ポンデ)を使用。
毎ターン副行動で全力全壊を使用してギガセララブレイク!

イノリとの戦闘はROOの知識・経験を元に立ち回り。
ざんげは適切に絡繰りパンドラを使う。なら、仕留めるチャンスがあれば絡繰りパンドラを一気に投入するはず。
そのための隙を作り、機会が来れば全力で攻撃を仕掛ける。

「ボクはこの世界が大好きなんだ。だから滅亡なんてさせない!」
「絶対に世界の未来を守ってみせる!」

ヤミ十字勲章を使用。
郷田 貴道(p3p000401)
竜拳
任務方針 【5】影の城
【穿光】

ようやくお目にかかれたな
ラストバトルの幕開けだ
俺は信念の為に来た訳じゃねえ
祭りがあるから来ただけさ

叫びてえ想いがあるなら、そいつは譲ってやる
俺のシャウトはこの拳だけで十分だ

・行動
威勢良く吠えてみたが、情報が足りねえ
探るつもりで一当てさせてもらう
だが全力での一当てだ、殺すつもりで探る

探るのはどっちでも良い、流れに任せる
どちらでも損はないからな

・戦闘
戦闘前にアナザーエッジを自付与

至近から中距離を保って戦闘
主にリングの死神で攻撃
HP50%以下からV Nos Combに切替

移動不要時は副行動でのみ、思考加速を自付与

EXA発動時、初回行動で気当たりを使用
BS付与を試みる

HP50%以下で携行品使用
ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)
【星空の友達】/不完全な願望器
任務方針 【5】影の城
イノリ、マリアベル…会うのは初めてだね。
ROOのイノリは戦った事あるけど、現実のも強いか…!
そちらの興味の有無はともあれ、名乗る位はさせてもらうよ。
ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン…君達をぶん殴りに来た特異運命座標だ!

副行動の星空の魔術紋で自付与
切れれば副行動でかけ直す
イノリとマリアベルに星空の泥でBS付与試み
遠距離ならパラダイスロスト、至近に行ければ星の破撃でぶん殴る!
「決戦(パーティー)だからね、とっておきなら何発だって食らわせてやる!」

無穢のアガペー等で回復
誰も倒れさせないよ…!

イノリとマリアベルに挑むのが僕等という事を印象付ける
奴(アタナシア)もマリアベルぶん殴りに来るはずだからね…!
スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
天義の聖女
任務方針 【5】影の城
【穿光】

これが最後の戦い
世界の命運を賭けて勝負だよ

私はマリアベルの使う障壁の対抗策を考えるね
聖女の名を冠する者として負けていられないから!
こっちも結界を使って相殺もしくは、効果を弱められないか探ってみるね
勝負所での切り札にしたいしね
さしずめ白と黒の聖女バトルって事になるのかな?
まさか受けないとは言わないよね?黒聖女さん

主行動優先度は回復>付与

回復が不要な時は待機
それ以外は連鎖行動で最速行動

全体的にHPが減っているなら神域
周囲の仲間のAPが減っていたり、BSが付与されているなら神の祝福
単体回復には聖華
燃費の悪い仲間には水鏡を付与

副行動の優先度は移動>天地神明>祈請>銀翼
付与は効果が切れたら再付与
バクルド・アルティア・ホルスウィング(p3p001219)
老練老獪
任務方針 【5】影の城
戦闘強化:姿は全身図のまま

「よお黒尼、また会ったな
ルクレツィアのことをワーキャー言う割にはお前さんも大概じゃないか?」

優先目標:マリアベル
リソースを戦闘に偏らせれば解析も進みやすくなるだろ
こっちも消耗が激しくなるが消耗戦に持ち込むぞ

エキスパート・エキスパート(弱)・シッディ・広域俯瞰で二人の行動を警戒する

基本的に超遠~遠距離を維持しつつ
R.R.I/隠し弾で狙撃を連発する
至近距離に縺れ込んだら放浪珍道中で迎撃した後遠距離に後退する
APが厳しくなったらハーフ・アムリタで回復
背水条件が整ったら至近戦にシフトし
五光/猫騙しの連続攻撃を加えていく

「此処が気張りどころだ!全力で行くぞ!」

アンナ・シャルロット・ミルフィール(p3p001701)
無限円舞
任務方針 【5】影の城
【穿光】
クリストの声を聞きながら突入なんて、あの時のよう。
同じように世界を救ってみせるわ。

パンドラの加護使用。
セララさんと連鎖行動。
イノリを狙う。
まずはROOより3段程上の強さと想定。

初手は全覚ノ奏者+終華舞閃。
イノリとマリアベル同士が近い場合、居寤清水で命中を上げ獄炎連華。引き離しを狙う。
障壁もあるしこの二人の連携は防ぎたい。

引き離せたらブロックや怒り、有効そうな手段を駆使して足止め。
副行動は天衣無縫>L.F.V.B。

そういえばパンドラで支援しているなら、見てるのかしら?
「妹に言いたいことはないの?今なら聞こえているかもしれないけど」
…我らがギルドマスター然り、こいつ然り、拗らせた男ばかりね
ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)
願いの星
任務方針 【5】影の城
【虹虎】

驚きましたわ。貴女達にも愛や大義があるんですのね
私の大切なものを散々奪っておいて?どの口が言っているのかしら
その口、二度と開けないように叩き潰してあげるから、覚悟なさい!

■行動
マリィのギフトで連絡を取り合いつつ、イノリとマリアベルを挟撃
すぐにでも決着を付けたいところだけれど、失敗しては元も子もありません
まずは相手の手札を見極め、好機を伺いましょう

隙ができれば、どっせえーーい!!!ともう一発喰らって行きなさい!で一気に仕掛けるつもりですの

アタナシアが乱入して来そうであれば、私が真っ直ぐ突っ込んで注意を引くことで、アタナシアがマリアベルに仕掛ける隙を作ります
癪だけれど、譲って差し上げますわ
仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式
任務方針 【5】影の城
さて、いよいよ本丸目掛けて突入する訳だが
流石にソロプレイでは心許ないな。かといって、レオンとあの二人の邪魔をするほど野暮でもない

──そんな悩めるねこの前に、丁度いい一団が現われたではないか!
※半ば強引に、チームサリューと合流した!※

久しぶりだな。その組み合わせを見るのは、何時ぞや以来か
いやしかし、相も変わらず前のめりな前衛構成だな、御主等?
よし。ここは一つ、私が援護役として一肌脱いでやるとしようか


チームサリューへの援護重視
絶愆・織獄六刑でのBS付与と絶禍・虚牢陰月&絶禍・白陽剣による援護攻撃を行いつつ、必要に応じて幻想福音で回復
APは験禳・搶魂汞手によるAP回復で維持

さぁ、どんどんいこうか!
アレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)
蒼穹の魔女
任務方針 【5】影の城
【穿光】
「初めまして、というのもなんだか変な感じだけれど」
ある意味で、イノリとはROOで一度会ってはいるから
「……今更だけど、あなたのやりたいことってどうしたって世界を滅ぼさないと成し得ないの?」
どうしたってわかりあえないのか、と
……戦うしかないのなら、私だって覚悟を決める
この世界は終わらせないと、誓って来たばかりなのだから!

月灯の夜花で自身を強化
相手の行動を見て、情報を集めながら戦う
副行動で清香の純花を使用して相手のBSの影響を極力抑え、主行動で陽神の慕花(複数は捧冠の恵花)で回復
倒れた仲間は極力範囲回復に巻き込んで復活を狙う
EXA発動時も同じく回復、APが減ってきたら女神の口づけで立て直し
炎堂 焔(p3p004727)
炎の御子
任務方針 【5】影の城
ここが影の城、そしてあそこにいるのが…
ここまで送り届けてくれて、今も外で戦ってる皆のためにも
世界を終わらせないためにも倒させてもらうよ!
だって、まだまだ皆とやりたいことはいっぱいあるんだから!

一気に攻めたいところだけど、何をしてくるかわからないし
何をしてきてもおかしくない相手
なら、まずは手の内を少しでも暴く!
万雷ノ舞台で動きを速めてからアッパーユアハート
通じなければイノリかマリアベルの目の前に陣取る
あとはなるべく直撃を避けながらイモータリティも使って
少しでも長く、少しでも多く、敵の技を、動きを皆に見せる
隙をみてソニック・インベイジョンで攻撃もしていくよ

麻痺・混乱系列のBSを受けたら携行品で回復
ジェック・アーロン(p3p004755)
冠位狙撃者
任務方針 【5】影の城
とうとうご対面、ってね
ようやく会えたじゃないか、魔種の首魁とやらに


アタシがやることはいつだって変わらずシンプルだ
ただ──撃つ
この弾が相手を穿つと信じて、撃ち続ける

ダニッシュ・ギャンビットを自付与、維持
副ではラフィング・ピリオドを
主ではR.R.Iを撃ち続けよう

着実に、確実に、ダメージを与え続ける
避けさせないよ
アタシの弾は──当たるんだから

きっとアタシ達の見てきたキミなら、アタシ達の強さを知っているでしょう
それは個々の強さじゃない
決して諦めない──粘り強さ、諦めの悪さだ

すずな(p3p005307)
信ず刄
任務方針 【5】影の城
……ものすっごく頭のおかしい世迷言が聞こえましたけれど。
城門が開いたならば――成すべき事を成すだけ。
乾坤一擲、此処が最後の大舞台。
いざ! 尋常に!



相手はたった二人で、此方の面子は豪華絢爛。
だからといって油断など有り得ない。
今まで培った全て、此処で出し切ります。
その結果、私の刃が届かなくても構いません。
一瞬でも隙を作れれば――この場の誰かが刃を届かせてくれる!
此処に集った面子なら……それ位の期待はしても良いでしょう?

「お膳立てはしましたよ――!」

心頭滅却、剣理到達の順で付与。
ブレイクされる、もしくは効果が切れた場合掛け直します。

以降は副行動で不退転を付与し、強化された彼岸花をお見舞いします。
マリア・レイシス(p3p006685)
雷光殲姫
任務方針 【5】影の城
【虹虎】

やぁ!
イノリ君にマリアベル君!
正直、君達からは『邪悪』さは感じないね。
もし、君達の目的が世界の破滅でなく、世界の平和ならきっと友達になれただろうね。
でもそうはならなかった。だから、私達は君達を否定する!
君達が負けたら、負け惜しみくらいは聞いてあげるよ!

【戦闘】
私のギフトでヴァリューシャと連絡を取り合いつつ、イノリとマリアベルを挟撃

焦りは禁物!速攻で決めたい所だけど、ヴァリューシャと好機を窺う

隙を狙って副行動の虚穹→グングニルフェイクでAPと回避、CTを削って仲間の火力を補助

アタナシアが乱入出来れば、一撃譲ってあげる
実は私もルクレツィア君とはもう少し話してみたかったんだ
私の分も一発頼むよ
茶屋ヶ坂 戦神 秋奈(p3p006862)
音呂木の蛇巫女
任務方針 【5】影の城
つーかさ、ちゃんドラマに、華蓮ちゃんよ
こんなとこ見つけるなんてな

…あ、これ絶対またやるやつだわ

ウチらもそろそろメインディッシュの準備しないとな
ノリがいいほうが勝つらしいからな!ちゃんとしてくれよ?ギルドマスター!

攻めるは正面!誉じゃーい
まとまってるのはジャミル・タクティールで吹っ飛ばして
向かってきたら零式羅刹でよいちょー!超攻め!

味方のHPが1000以上減少していた場合は戦神の詩使って扇動
私ちゃんも盛り上げるだけじゃなくて、ちゃんと戦ってたんだぜ?
でもま、アイドル扱いは悪くないか
華くらい添えられたってことでしょ?

ナルキスちゃんにはめっちゃ雑絡み
騒げ!騒げー!からの…ぶははっ、集中できないっしょ
ルカ・ガンビーノ(p3p007268)
運命砕き
任務方針 【5】影の城
【穿光】
「はじめまして、『お義兄さん』」
「マリアベルには言ったがもう一度言うぜ」
「俺はざんげが笑える世界を作る。それをテメェを殺さずに成し遂げる。テメェが何と言おうとそうする!」

「マリアベル、約束は守って貰うぜ。俺が勝ったら協力しろ!」
あの戦い1回きりの話だなんて言わなかったよな!
ソリッド・シナジー、完全逸脱、『Dies irae』を付与
そこから副行動はL.F.V.B、主行動はコードレッド・オーバーゾーンでイノリをぶん殴る!
「妹が可哀想だからぶっ殺す?ふざけた事言ってんじゃねえぞクソ兄貴!」
「妹もマリアベルも幸せにするぐれぇの事言えねえのか!!」
無理矢理でもテメェにハッピーエンドを目指させる!
楊枝 茄子子(p3p008356)
虚飾
任務方針 【5】影の城
「お前がイノリくんだね。初めまして、ざんげくんの大親友だよ」

両面無効付与。名乗り口上。引きつける。

シェアキムと結ばれたいから、パンドラが尽きないようにセーブしながら頑張る、なんてお行儀のいいやり方しない。

いつでも全力だよ。いい子ってそういうことでしょ。

PPP発動。どうせしてくるんでしょ、反則。
私が止める。横紙破りを貼り付けてやる。
私ができるって言ったらできるんだよ。

足りない? ならざんげくん、寄越せよそのパンドラ。私が使ってやるから。

「本当は世界とかどうでもいいんだよ。私は私の好きな人達と一緒に生きて行ければいいんだ。その中には、当然ざんげくんもいるからさ」

たかが兄如きが口を挟めると思うなよ。
ヴェルグリーズ(p3p008566)
約束の瓊剣
任務方針 【5】影の城
ここまで踏み込めたのも仲間の支援あってこそ
ならば託された分だけ切り込まなければね

俺はイノリを相手取ろうかと思う
火力を押し付けて注意を引くだけでも何か戦線に影響が出るかもしれないし
増援が到着するまでに手札は出来るだけ開かせた方がいいだろう

自身に流星光底を付与して一気に切り込み、L.F.V.Bからのジャッジメントクロスで攻撃
とにかく可能な限りの火力をぶつけていくよ、出し惜しみなんて端から無しだ

ROOで戦ったとはいえあれはあくまでシミュレーション
現実の彼の実力の底はいまだ知れないと思った方がいい
だからと行って怯むわけにはいかない、俺達は引けないし引くつもりもない!
必ず魔王座の顕現を阻止してみせる
ルナ・ファ・ディール(p3p009526)
ヴァルハラより帰還す
任務方針 【5】影の城
最速でのひと当て。

イクリプス化し、ルーンシールド、マギ・ペンタグラムを展開した上で、軌道カタパルトを付与した速度でただ走り、仕掛ける。
道中は罠対処、ビーストヘッドで奇襲やトラップを回避。

運び屋ばっかじゃ牙無しって舐められちまうわな。たまにゃ獅子らしいとこ見せてやるさ。
奇襲技術なんざいまさらかもしんねぇが、とにかく一発終焉のレーヴァテインのせた神鳴神威をぶち込んでやる。

はっ! そりゃ防ぐよな。
かませ上等! 他の奴が来るまで暇だろ? 付き合えよ!!

運命なんざクソくらえだが、運命の一手に繋げる布石になってやる。
決めんのは俺じゃなくたって構わねぇ。つーか、俺ァ そんな柄じゃねぇだろ。頼むぜ、主役連中。
囲 飛呂(p3p010030)
きみのために
任務方針 【5】影の城
レオンさん行くなら付いてく
無事に帰さなきゃユリーカさんに顔向けできねぇし、お義兄さん呼びする前に死んでもらっちゃ困る!


解析済んで後続が来るまで、敵の情報引き出しつつ、皆で生存し耐える
だからこそ全力、撃破するつもりで行く
でないと無理だ

ソリッド・シナジー>全覚ノ奏者>SV:Setの優先順で付与
B:P+攻撃集中に、途中からR.R.I+副B:Pも織り交ぜ、いつ避けづらいのが来るか分かりづらいよう
封殺通ればラッキーだけど難しいだろう
避けづらく鬱陶しいと思わせ、空間魔術や他の手の内、情報を引き出せれば十分だ

ハッピー★エリクサーで少しでも長く立ち続ける
好きな人の為ってんなら、そりゃお互い引けるわけねえよな!
ブランシュ=エルフレーム=リアルト(p3p010222)
タナトス・ディーラー
任務方針 【5】影の城
……ようやくお会い出来ましたね。
マリアベルさん、そしてイノリさん。

当機は魔種殲滅兵器エルフレームシリーズ7番機、sin。
でも、今は明日を生きたいただのブランシュですよ。

戦う前に知りたいのです。
貴方達は、何故世界を破壊する事を許容したのですよ。
ざんげさんの様に、抗う事はしなかったのか。もう未来は確定したと諦めたのか。
ただ、聞きたいのです。

戦闘時はルーンシールドと軌道カタパルトを展開。
EXAの残り次第で全力で引き撃ち。
クエスタータイムを付与しつつ携行品使用でV.B.F.Eをイノリとマリアベルに突撃。
雷陣を相手に与えたら、クリストスペシャルを展開。
機動力を活かして各戦場に飛び回れるように移動し続ける
マリエッタ・エーレイン(p3p010534)
死血の魔女
任務方針 【5】影の城
先日ぶりですね、マリアベル
ゆっくり話もしたいのですが…時間というのは厳しいもの
早速、始めましょうか。私、貴女の友達になるために色々と知りに来たんです

■行動
万華無月、アルス・マグナ、幻想纏いを自己付与
残りは真影血華で攻め込む…戦術は純粋かつ単純
それ以上に私にはしたいことがある

ええ、代償を伴う奇跡…私の一番嫌いな事
だからこそ予測されず…通せるはず

PPP発動
マリアベルとイノリ
二人の間の想い…いいえ、この戦場全てにおける
純粋な想い全てをこの戦域全体に共鳴させます

そのうえで滅びに繋がる邪悪な想いは
この私が受け止めます

そして知って迷ってください
純粋な貴方達には、信じられないぐらいの輝きになると思いますから

●キングとクイーン I
 昼夜の概念の無きが如し影の領域は常時薄暗い闇色に包まれている。
 その癖、全てが見えないとも言えない程度の『奇妙な明るさ』は或いはイレギュラーズの突入した影の城特有の機能であるかも知れなかった。
「クリストの声を聞きながら突入なんて、まるであの時みたいだわ。
 いえ、却って縁起がいいのかしら? それなら同じように世界を救ってみせられるから――」
「……ものすっごく頭のおかしい世迷言が聞こえた気がしましたけどね。
 城門が開いたならば――成すべき事を成すだけです」
 すずなは渋面で言ったが、アンナの言葉にクリストの軽口は返らなかった。
 口先は軽いが混沌最高の演算装置(クリスト)が対抗する相手はあの『黒聖女』マリアベルである。
 今も続くであろうギリギリの攻防は『この後』に続くイレギュラーズの突入路を維持する意味でも最大に重要な意味を持っていた。
「城内の造りはROOと同じかね。
 まぁ、まさか迷路でもなし――迷っても練達の兄妹君達が案内してくれるか」
 零したラダの言葉は成る程、合理的だ。
 城とは統治の象徴であり、敵からの防御の為の機能を備えるものだ。
 さりとて、この城はどうであろうか?
 恐らく城主であるイノリは全ての魔種の父であり、王である。
 七罪を従え、マリアベルを傍に置く最強の魔種を脅かす者等居なかっただろう。
『だからこの城は防御等最初から考えていないのだ』。
「ここまで踏み込めたのも仲間の支援あってこそ。
 ならば託された分だけ切り込まなければね。
 必ず――『魔王座』を阻止して見せる!」
「影の城、この先にいるのが……
 ここまで送り届けてくれて、今も外で戦ってる皆のためにも
 世界を終わらせないためにも倒させてもらうよ!
 だって、まだまだ皆とやりたいことはいっぱいあるんだから!」
 気を吐いたヴェルグリーズの言葉に焔が強く頷いた。
 この最悪の決戦は参加した人間全てにとっての最前線である。
「久しぶりだな。その組み合わせを見るのは、何時ぞや以来か
 ……いやしかし、相も変わらず前のめりな前衛構成だな、御主等?」
「思えば数奇な『呉越同舟』よな」
「ここは一つ、私が援護役として一肌脱いでやるとするから良く気張れ!」
 汰磨羈に梅泉一行、
「ウチらもそろそろメインディッシュの準備しないとな!
 ノリがいいほうが勝つらしいからな! ホント今回はちゃんとしてくれよ? ギルドマスター!」
「安心しろって。二十年振り位の絶好調だから」
(無事に帰さなきゃユリーカさんに顔向けできねぇし、お義兄さん呼びする前に死んでもらっちゃ困るんだよ!)
 秋奈にレオン、そんな彼を援護する為にここまで来た飛呂……
 バラエティに富んだ面子をぱっと見るだけで意図も思惑も様々だ。
 参戦理由は星の数程もあろうが――決まり切っているのはこれに敗北すれば明日がないという事実のみである。
 混沌のみならぬ三千世界全ての命運がこの一戦に託されている。
「いいじゃねえか、最高だ。
 砂漠を越え、滅びを救いいざ――死神クロバ・フユツキ参上仕ったてな!
 命ある未来の――緑の守護者として、世界を救いに来たぜ、なんて。
 惚れた女への土産話なら『デカい』位が丁度いい!」
 クロバの景気のいい言葉にルカがふっと笑みを零した。
 硬い石の床を蹴る連続音が響いている。
 人智ならざる運命に踏み入ろうとするかのようなこの先に何が待ち受けるか等は誰にも分かる事ではない。
 但し、少なくとも今日この瞬間に城内に踏み入った人間には微塵程も迷いは無い!

 ――バン、と。

 分かり易い程に豪奢な城の扉が開け放たれた。
「とうとうご対面、ってね。
 ようやく会えたじゃないか、魔種の首魁とやらに――」
「R.O.Oの――君の知らない『またいつか』を果たしにここまで来たよ。
 今だって、負ける気は一ミリだってしてないけどね!」
 目を細めたジェックの口元に幽かな笑みが浮かび、シキの目に何時にない強気の輝きが灯っていた。
 何の妨害を受ける事も無く駆け抜けた石造りの城の中心には玉座が存在している。
「お前がイノリくんだね。初めまして、ざんげくんの大親友だよ」
「イノリ、マリアベル……会うのは初めてだね。
 そちらの興味の有無はともあれ、名乗る位はさせてもらうよ。
 ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン……
 覚えなくてもいいけど忘れさせないよ。君達をぶん殴りに来た特異運命座標だ!」
「よお黒尼、また会ったな。ルクレツィアのことをワーキャー言う割にはお前さんも大概じゃないか?」
 声を発した茄子子、ヨゾラ、バクルドの視線の先、奇妙にねじくれ、引き歪んだ空間のその先に一組の男女の姿がある。
「嫌ね。本当に来ちゃったじゃない」
「だから言っただろう? そんなに予定通りには行かないって」
 一人――男は悠然と微笑を浮かべ、もう一人――女の方は憤慨した不機嫌面をしている。
『原罪』たるイノリと彼の恋人(?)である『黒聖女』マリアベルはまさにこの戦いの結末を決めるキングとクイーンの駒であろう。
「これが最後の戦い――世界の命運を賭けて勝負、だよ」
「黙って滅べとは言わないわよ。黙っても騒いでも滅ぼすけど」
「『上等』」
 相手が『黒』聖女ならば、スティアは天義も認めた『現役』の聖女の一人である。
 実に分かり易い宣戦布告は戦いを生じる前の極僅かな猶予の時間に過ぎなかった。
「先日ぶりですね、マリアベル。
 ゆっくり話もしたいのですが……時間というのは厳しいものでしょうか?
『お友達』になるなら必要なプロセスだとは承知しているのですが――」
「あら。お喋りに付き合うのは吝かじゃないわよ。時間切れは貴方達にだけあるのだし」
 マリエッタの言葉に華やかで毒々しい笑い声が応じた。
 その『お喋り』は間合いを図る物差しのようなものであった。
 一秒毎に高まる彼我の殺気は爆発する時を待つように――ほんの少しのお喋りを両者に対して許している。
 勝つ為の仕掛けのチャンスは――あくまで何処までも一瞬だ。
「ねぇ、イノリ。
 私は、君が世界の敵だって構わない。まず話すことから始めさせて。君のことを教えてほしい
 それが――それだけが、私の『祈り』なんだ」
「……戦う前に知りたいのです。
 貴方達は、何故世界を破壊する事を許容したのですか。
 ざんげさんの様に、抗う事はしなかったのか。もう未来は確定したと諦めたのか。
 ただ、聞きたいのです」
 シキとブランシュの言葉にマリアベルは肩を竦め、イノリは苦笑いを浮かべていた。
「R.O.Oでは一度会っているから――初めまして、というのもなんだか変な感じだけれど。
 ……今更だけど、あなたのやりたいことってどうしたって世界を滅ぼさないと成し得ないの?」
 アレクシアの問いにイノリは肩を竦める。
「分かり合えるなら――何か目的があるのなら、それだって」
 戦う覚悟は決めていた。だが、世界を壊す以外でこの魔種の望みを叶え得る何かがあるというのなら。
 確かにそれは彼女の求めるに相応しい救済だっただろう。
 だが。
「『大本から違うな、それは』」
 玉座を降りたイノリに付き合い、マリアベルも一歩を踏み出した。
「僕はこの世界の滅びを『許容』している訳じゃない。
 もっと明確にこの世界を滅ぼしたいんだ。滅びという終着こそが目的。
 魔王座(Case-D)はその為の最適な状況であり、ツールに過ぎないんだよ」
「何故、かは愚問だよな。初めましての『お義兄さん』」
 イノリはルカの声にちらりと視線をやった。
「君やレオン君が『解決』出来るレベルの話だったら良かったんだけどね。
 僕にはどうしたってあのクソ爺がまともな結末を用意しているとは思えない。
 例えば、例えばだ。この『神託』が完全に回避されたとして、ざんげに『次』が要求されない保証は何処かにあるのかい?」
「――――」
「君やレオン君が……茄子子君だっけ? 彼女も生きている間ならばまだいい。
 でも、君達はじきに死ぬ。精々五十年か百年も経ったら残らない。
 それなのに何時来るか分からない『次』に何百年も、或いは何千年も縛られて。
 あの空中神殿にくくりつけられる妹を僕は許容出来ないんだよ。
 それが僕が放り出したから始まった『使命』なら尚更だ」

 ――この場の全員が理解している話ではないかも知れないが、混沌の創生に『神』はイノリを作り給うた。

 この世界を永劫に続ける為の力ある管理者として『非常に人間らしい』彼を作った。
 だが、彼はその人間性故にその役割を嫌い、放棄した。つまり『人らしさという原罪』を纏ったのだ。
『神』なる創造者はその失敗から彼の妹(ざんげ)を作り給うた。
 よりコントロールのしやすい、自由意思の希薄な――力無き管理者を。
 唯それだけの為に産まれ、混沌の創生より空中神殿に佇む孤独で救われない少女を。
「妹に言いたいことはないの? 今なら聞こえているかもしれないけど」
「彼女には『愛してる』だって届かないよ。レオン君達が一番知ってるだろう?」
 明らかにレオンやドラマ、ルカの表情が引き攣った。
「本当は世界とかどうでもいいんだよ。私は私の好きな人達と一緒に生きて行ければいいんだ。
 その中には、当然ざんげくんもいるからさ、だからこんなのは」
「案外気が合うじゃないか、茄子子君。『僕もこんな世界何てどうだっていい』んだよ。
 まあ、僕がもう少し若かったら――マリアベルと一緒に世界を眺める位はしても良かったけどね。
 彼女、性質も寝起きも悪いから」
 イノリの皮肉にマリアベルは微妙な顔をした。
 確かに彼女の目覚めが遅れたのは彼女自身がイノリにかけた呪いが故である――
「兄のポジションでそれってかなり気持ち悪いからね!!!」
「何とでも言ってくれ」
 何れにしてもこのどうしようもない兄は妹の為に世界を滅ぼすと言っている。
 それは酷い独善で、ざんげがそれを望んでいなくても。
『彼女はそれを望めるように作られていないから、この兄は一切合切に聞く耳を持つ心算がない』。
「君には話した事があったっけ」
 朗々と言ったイノリは次にヘイゼルに目をやった。
「『誰かの犠牲なくして成り立たない世界何て滅びてしまえばいい』」
「……何方様かと思えば。あの時の方、だったのですね。
 あの時の問の意味は分かりましたが、あの時と同じく私は何方も肯定いたしませう。
 つまりは、私が貴方の世界を侵す事も肯定と云う事ですが――酒代の奢りで滅びるのは遠慮させて貰いませう」
「黒髪の女に甘い」
 かつて『ニアミス』したヘイゼルとのやり取りにマリアベルが唇を尖らせた。
「好きだから? 馬鹿なの? 死ぬの? ドシスコン」
「何とでも言ってくれ。だが、それを言うなら君だって長い黒髪の女なんだからな――」
「ええと、貴女には色々と恨みも……いえ、ドラマさんも無事でしたし?
 意外と無……そうだ、冠位色欲さんの分なのです><」
 ヘイゼルも含めた三人のやり取りは滑稽めいているが、事態はそういう状況にない。
「ようやくラストバトルの幕開けだ。
 俺は信念の為に来た訳じゃねえ。祭りがあるから来ただけさ。
 そっちの言う事も分からないでもないが、こっちの言い分を譲る心算もない。
 それなら後は――『腕づく』だろ? 俺のシャウトはこの拳だけで十分だ」
 貴道という、イレギュラーズという【穿光】は影の城さえも貫こう。
「マリアベルには言ったがもう一度言うぜ――」
 ルカは言う。もう、始まるのだ。それは誰も知っていた。
「――俺はざんげが笑える世界を作る。それをテメェを殺さずに成し遂げる。
 テメェが何と言おうとそうするから覚悟しな!」
「そういうの、妹の彼氏としちゃあ悪くないけどね。
 宜しい。ではテストしてあげようじゃないか」

 ――果たして。ルカの一喝がこの戦いを始める号砲となる。

「運命なんざクソくらえだが、運命の一手に繋げる布石になってやる!」
 一早く飛び出したルナの一撃を恐らくはマリアベルの作り出した障壁が軽く弾き飛ばす。
「そりゃあ『防ぐ』よな――頼むぜ、主役連中!」
「ボクはこの世界が大好きなんだ。だから滅亡なんてさせない!」
 続け様に飛び込んだセララの一閃が同じように弾かれたように見えた――
「絶対に世界の未来を守ってみせる!」
 ――次の瞬間、『それは錯覚だったかのように』マリアベルのドレスの裾を斬り飛ばした。
「何、今の……?」
「限定的な運命改竄かな。マリアベル、油断しちゃあいけないぜ。この連中、僕達と大差無い位に『何でもあり』だ」
「正直、驚きましたわ。貴女達にも愛や大義があるなんて!
 でも、私の――誰かの大切なものを散々奪っておいて? どの口が言っているのかしら!
 その口、二度と開けないように叩き潰してあげるから、覚悟なさい!」
「もし、君達の目的が世界の破滅でなく、世界の平和ならきっと友達になれただろうね。
 でもそうはならなかった。だから、私達は君達を否定する!
 ああ、安心して! 君達が負けたら、負け惜しみくらいは聞いてあげるからね!」
 セララの思わぬ動きに幾分か面食らったマリアベルにヴァレーリヤとマリアの連携が襲い掛かった。
「辞めてくれよ。僕の終生の恋人なんだぜ」
 イノリのマントが彼女を包み、二人の姿がイレギュラーズの真ん中に移った。
「は!?」
 この『理不尽』な展開に咄嗟に反応出来たのはクロバが優秀な戦士だからだったに他ならない。
 硬質の音で辛うじて旋回し、薙ぎ払うマリアベルの大鎌を受けた彼だったが――周囲の仲間達共々、硬い石床に叩きつけられる結果となっている。
 それで瓦解しなかったのはこの影の領域での能力向上が故であり、彼等の意志が故だったに違いない。
「強いわよ、イノリ」
「だからそう言ってるじゃないか」
「本当に簡単にはなりそうもないわね」
「勝つって部分は微塵も譲らないのが君らしい」
「惚れ直すでしょう?」
 多勢の『敵』に囲まれて瀟洒な冗句を口にするキングとクイーンは成る程、これまでとは別次元と呼ぶに相応しい『敵』だった。



※影の領域の戦闘でパンドラ38566が消費されました。

成否

失敗

状態異常
クロバ・フユツキ(p3p000145)[重傷]
深緑の守護者
ヘイゼル・ゴルトブーツ(p3p000149)[重傷]
旅人自称者
シキ・ナイトアッシュ(p3p000229)[重傷]
私のイノリ
セララ(p3p000273)[重傷]
魔法騎士
郷田 貴道(p3p000401)[重傷]
竜拳
ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)[重傷]
【星空の友達】/不完全な願望器
バクルド・アルティア・ホルスウィング(p3p001219)[重傷]
老練老獪
アンナ・シャルロット・ミルフィール(p3p001701)[重傷]
無限円舞
アレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)[重傷]
蒼穹の魔女
すずな(p3p005307)[重傷]
信ず刄
ヴェルグリーズ(p3p008566)[重傷]
約束の瓊剣
ルナ・ファ・ディール(p3p009526)[重傷]
ヴァルハラより帰還す

第3章 第3節

オデット・ソレーユ・クリスタリア(p3p000282)
鏡花の矛
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【鏡花】
「全く、こんな戦闘中だってのにイチャイチャできる二人が羨ましいったらないわ
誰が戦線維持の為に敵を薙ぎ払ってるか、忘れたらいやよ?」

仲間と一緒に行動
エキスパートで非戦を強化、ギフトで周囲の明るさを確保
オディール(凍狼の子犬)の役割も変わらず
直感、天啓と使えるものは使ってできる限り不測の事態に備える

副行動で全覚ノ奏者を付与、空いている時は弱っている対象に鮮血乙女
なるべく多くを巻き込むようにパラダイスロストで攻撃
強敵には陽光の恵みを使う

二人から戦況の様子を確認し、負傷が大きいようなら敢えて痛打を受けてバアルの契約を使用
広い範囲を回復し戦線の維持に努める
「脆い妖精だって使い道があるってことよ」
志屍 志(p3p000416)
遺言代行業
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【騎兵隊】
【イーリンの作戦概要に従う】

【1】班の仲間と連携し、防衛しつつ敵の数を削る

忍法瑞雲で騎乗戦闘
ファミリアーを高く飛ばせ上空から陣形把握
細部は超視力/鷹の目で観察し戦略眼で自軍の弱くなった場所を把握
補強するため闇の帳で察知されないように移動

>戦術
自軍に突撃してきた敵は戦闘を避けて深く入り込ませ
伸びきったところで左右から挟んで殲滅
【1】の仲間が敵陣に割り言っていく場合は
同じ事をされないよう敵指揮官を狙って攻撃し、陣形や戦略を機能不全に

>戦闘
敵軍にケイオスタイド、指揮官と思しきには闇の帳状態からソウルストライク、殺法円月でとどめ
負傷した味方には幻想福音、疲弊した仲間にはクェーサーアナライズ
ロジャーズ=L=ナイア(p3p000569)
不遜の魔王
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
パンドラの加護『一頁』
「拒絶する術が万が一、億が一、那由多が一にも存在するならば、不可能程度なので有れば、最早、その『座』、私のものと定めても文句あるまい」
混沌+『哄笑』+神格位+漢豚丼で敵の攻撃を誘導
天眼で敵の意識を此方に向ける
外世界からの漁師に騎乗、全力で目立つ
【戦闘】
『副行動』
ルーンシールド、マギ・ペンタグラム使用
その他防御集中、移動
『主行動』
名乗り口上で怒り付与
付与出来なかった対象に魔皇
周囲の味方にオーバーロード・イクリプス
危うい味方がいる場合はかばう

自身HP三割以下で門にして鍵
自身重圧時敵対存在に魔皇
自身AP不足で血意変換
「約束だ。私が『座した』暁には刹那とも掛からず混沌を滅すると」
リカ・サキュバス(p3p001254)
瘴気の王
任務方針 【2】対軍勢(防衛)

いつも心は一つ
生きて帰るために
死ぬ気で全力を

エキスパート、統治、信仰蒐集、戦争屋で援護
戦線を天眼で揺さぶり、押し上げる
携行品(HP1/4以下)も吸精も絶気昂もデスティーノ・コイントスでフル回転して喰らい瘴気を喰らわせる
雷迅月翔斬で弱った敵に止め
アークライト・インパルスで重圧治療
そしてチャームとT・Cで敵視維持
見惚れろこの姿に
叩きつけろこの巨体に
「ソシテ逝キ狂エ、私ノ媚香ニ!」

PPP使用
大嫌いなこの瘴気を、仲間のために
瘴気の王らしく仇なす者の命を奪う権能を雑兵共に
1人でも多く戦力を影の城に叩き込むために
何よりこんな姿にまでなってんのよ
最後くらい私にラスボスの面拝む権利くれたっていいじゃないのよ!
リースリット・エウリア・F=フィッツバルディ(p3p001984)
紅炎の勇者
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
引き続き、フェリクス様とアベルトお義兄様の側で指揮の補佐と護衛をします
既に乱戦、接近してきた敵は周囲の兵と共に私も排除に対応
……此処が崩壊すれば、先に進んだ部隊が後背を突かれる
故に死守します。絶対に守り抜いてみせましょう

広域俯瞰で高く、鷹の目の超視力で戦線の動き、部隊の優勢劣勢な箇所の情報を収集
適切な部隊運用の為に、迅速な情報伝達と指示をハイテレパスを以て
幻想軍としては最強の点であるザーズウォルカ殿とイヴェット様をうまく活かす必要がある
故にザーズウォルカ殿との情報共有、彼らとイレギュラーズ部隊の連携を密に

攻撃はシルフィオンとパラダイスロスト
周囲の者の負傷はエレメンタルブレスで治療します
ゴリョウ・クートン(p3p002081)
黒豚系オーク
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【騎兵隊】
【イーリンの作戦概要に従う】
刻見 雲雀の連鎖行動に乗るぜ

引き続き聖騎士団と肩並べるが、騎兵隊(【2】の面子)とも動きを合わせるぜ
モード・スレイプニルで機動力を上げ、アムド・フォートレス+ルーンシールドを維持し聖盾を手繰って攻撃を捌く

人助けセンサーを利用して押し込まれそうな所に駆け付け、招惹誘導で敵を集めて圧を下げ、立て直すまで時間を稼ぐぜ
立て直せば統率でスイッチして場を任せ、次のヘルプに向かう
騎兵隊(【1】)が突っ込むタイミングに合わせエルメリアの妄執を併せた招惹誘導で敵を集めて発光で位置を伝え、群がった敵勢を騎兵隊の攻め手にブッ飛ばしてもらうぜ!

「ぶはははッ!さぁ、押し込めぇッ!」
エレンシア=ウォルハリア=レスティーユ(p3p004881)
流星と並び立つ赤き備
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【騎兵隊】
【イーリンの作戦概要に従う】

ちっ、ただでさえ少ない隊を分けるとか無茶もいいとこだろうが
まあいい。あたしはアタシで作戦の範囲内で勝手に動く
要はこいつ等蹴散らしゃいいってことだからな!

・フリームファクシに騎乗して行動
・攻撃スキル使用時は副行動で攻撃集中使用

基本的に苦戦してる味方のフォローに回る
敵の数が多ければ(4体以上)ワイルドキングストリームで纏めてなぎ倒す
少なければ(3体以下)慟哭のジ・アースで確実に減らしていく

「何ちんたらしてやがる!アタシ等騎兵隊がフォローすっからしっかり立て直せ!こっから押し返すぞ!」
さすがにこの程度で諦め付くほど育ちは良くないんでな
「行くぞ!赤備のお通りだ!」
ルチア・アフラニア・水月(p3p006865)
鏡花の癒し
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【鏡花】

鉄帝の……ああ、あの時は酷かったわね。テルモピュライもかくや、なんて言った覚えがあるけれど……。
でも、今回は心強い味方も大勢いるもの。キケロ―に曰く、『Nihil difficile amanti.(愛する者にとって、何事も困難ではない)』よ。

広域俯瞰で得た情報は戦争屋で処理
ダブルワークで作業精度を上げ、教導で鏡禍に統率のアドバイス

付与は常に維持
奇跡優先
オデットへの能率付与も忘れず

回復はのべ回復量が最大になるように選択
但し有力な味方が戦闘不能直前なら無穢のアガペー、既に戦闘不能者なら復活優先
回復時は信仰蒐集も併用、士気を盛り上げる

居寤清水は大回復が必要な場面で使用

鮮血乙女は手が空いたら
冬越 弾正(p3p007105)
終音
任務方針 【3】対軍勢(支援)
以前どの魔種も落としきれていない状況、なかなかに厳しいが…
諦めの悪さだけは魔種より強いぞ、俺は!
この戦場に愛しいアーマデルがいる限り、膝を折るつもりはない!

ナルキス対応の味方を優先してバフを注ごう
強い柱が折れれば形勢はきっと逆転できる筈だ

回復役を絶歌極彩の範囲に入れて位置取り
Dragonsongや嘆かわしきラメント防御役を支援し、
攻撃役にはローレット・サーガ
敵の大技で味方が崩れかけたら幻想楽曲オデュッセイアで立て直し
自身もアルクル・レトワールでAP回復をしながらバフ維持のためにスキルが切れたら再付与を繰り返す

攻撃役で魔種に大技を仕掛ける者がいれば、歌唱+騎士の誓いで後押し
轟け、俺達の想いの力!
レイリー=シュタイン(p3p007270)
ヴァイス☆ドラッヘ
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【騎兵隊】
【イーリンの作戦概要に従う】

「改めて名乗るわ!私は騎兵隊の白盾!レイリー=シュタインよ!」
Spotlightの下で高らかに名乗り!
「騎戦場にある限り、勝利は確実よ!」
戦場に歌を響かせ勝利の舞台へと変える

先頭で白亜城塞を展開し多くの敵へ怒付与
皆と連携し敵攻撃を防御し受け止め
白竜泉暁と庇いで前衛攻撃役を支援

白竜偶像も騎兵隊も止まらない!
「今よ、みんな!前へゴー!ゴー!」
愛馬の上で振り返り、友軍のファンへ投げキッスやウインクで鼓舞し
皆で連携し戦線を押し上げたら
薄い所へカバーに向かい繰り返す

偶像騎士のバトルライブで皆に未来への夢を魅せ
「私が立つ限り誰も死なせない!」
だから私は最後まで倒れない
恋屍・愛無(p3p007296)
愛を知らぬ者
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
予定だと、そろそバカンスに出かけてるはずだったんだが。楽には逝かせてもらえないようだ。やれやれ、ありがとうよ。さて貰った分は働くのが傭兵だ。仕事と行くか。

広域俯瞰にて周辺状況の確認。ストラテジ―と戦争屋にて戦場の機を逃さないように心がける。防御とあわせ攻撃の機があれば携行品使用。相手の勢いに飲まれぬよう併せて鼓舞。

可能な限りエスプリの範囲に一般兵を中心に置き速度の上昇と死亡率を緩和。相手に速度で勝れば選択肢が増える。攻撃の併用が可能なら手数も増えるからな。あわせて、ローレットサーガ、ドラゴンソング使用。持久戦に備える。

自身は黒泥。ブレイクを使用する者など、厄介な相手を怒りで誘引し率先して叩く。
アルム・カンフローレル(p3p007874)
昴星
任務方針 【3】対軍勢(支援)
ナルキスを倒せれば戦線が押し上がる
それは仲間たちに任せたよ
俺の仕事は彼らを邪魔させないこと、敵を食い止める戦力を維持することだ!

ヤツェクさん、弾正君、祝音君!また肩を並べて戦えて嬉しいよ
俺達が居る限り必ず護りきってみせる!

■戦闘
できる限りの人数をR2範囲に入れて黄金色の恩寵
副行動はゲネシスで回復力を高め、可能な限りステラ・フォルティスでAP回復

主行動はデウス・エクス・アウルム
HPに余裕がある際は幻想楽曲オデュッセイア
他の付与効果を上書きしない場合に限り、英雄叙事詩でわずかでもHP底上げ

誰か戦闘不能にった場合はデウス・エクス・アウルムで復活
1人だって死なせない、負けるもんか
必ず全員で生きて帰る!
鏡禍・A・水月(p3p008354)
鏡花の盾
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【鏡花】
鉄帝国での戦いを思い出しますが、ルチアさんがいるのなら倒れるわけにはいきませんね
まだまだやりたいことたっくさんあるんですから!……惚気じゃないですよ?!


テスタメントでルチアさんの戦争屋を強化
広域俯瞰、超視力で戦況を常に確認
ルチアさんの指示で統率により周囲の味方に声をかけ防衛の効率化を図る

ルーンシールドとマギ・ペンタグラムを付与
ブレイクされない限りは副行動を使って維持

エルメリアの妄執を使った妖気の誘いで多くの敵を集め、範囲攻撃を打ちやすいように
副行動が空いたときはブルーフェイクIIIで攻撃
同行している二人が被弾するようなら決死の大壁で近くのHPの少ない人もまとめてかばう
グリーフ・ロス(p3p008615)
紅矢の守護者
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
イクリプス化し前線へ。
もとより一部の終焉獣には狙われやすい秘宝種です。ルーンシールド、マギ・ペンタグラムを展開。紅の炉心を燃やし、ユニーク&ユニーク、エルメリアの妄執で範囲拡大したトレジャーチャームⅡで惹きつけながら、デウス・エクス・マキナ、ケイオス・ハーモニクスで前線にいながら周囲を癒し、支え、復活させましょう。
能率100、EXF100。たとえこの時が永遠であろうとも、苦行には慣れています。生存執着し。明日を掴むまで、抗います。

えぇ。彼(パウルさん)に頼ることではありませんでしたね。ここに立つ以上。私が、私自身で、明日を手にしなければ。
紅矢の守護者として、彼女が護ったものを、守らなければ。
ヤツェク・ブルーフラワー(p3p009093)
人間賛歌
任務方針 【3】対軍勢(支援)
戦線を護る者、押し上げる者、どちらがかけても、この戦いは負ける。
回復の厚さを見せつけて、敵の士気を減らすことも目的に、【1】【2】のサポートを。

口笛と軽口からの約束の口吻、詩歌顕現、グラビティ・ゲートを維持。
『十六弦の叙事詩』をメインに奏でる。普段は自分を範囲に入れて回復しつつ、【1】【2】の消耗状態を見ながら援護。
大きな一撃が来たら大鼓舞で立て直し。

演説、扇動で鼓舞。今までの強敵との勝利をギフトで歌にし、歌唱と演奏、スピーカーボムでアピール。
一方で、英雄達の友、ストラテジー、戦争屋を活用して敵の嫌がるような回復を。回復だって立派なパフォーマンスだ。
意地でも、押しとどめる!!
マリカ・ハウ(p3p009233)
冥府への導き手
任務方針 【3】対軍勢(支援)
◆方針
火力支援

◆具体的な行動
<Drop of despair><Sugar void>で防御を固めつつ、
<Deadly dessert>で殲滅に徹する
【充填】と<Ice of the dead>でAPを供給しながら、
通常攻撃を交えて消費量を調節する
BSは<Death apple>で回復


◆最終目的
アタナシアが本懐を遂げた後にアタナシアを殺す
その力を得る為に、今は原罪の呼び声を内に溜め続ける
反転は耐える
『この後のお楽しみ』を以てして耐えて耐えて耐え続ける
今はその時ではない

PPPを使ってもよい
むしろ使ってでも今は耐え忍んで後で全部一気に吐き出したい
あなた(アタナシア)を殺して私(マリカちゃん)も死ぬ
祝音・猫乃見・来探(p3p009413)
優しい白子猫
任務方針 【3】対軍勢(支援)
影の城に到達できた人達も、いるのかな。
僕等もこの場を乗り切り進む為に、できる事を…みゃー!

主に回復と支援担当
友軍の人達と一緒に戦い支える

全体の様子や回復状況を確認しつつ
無穢のアガペーや幻想楽曲オデュッセイアで皆を回復
デウス・エクス・マキナも使用、各人の復活回数は把握
副行動でクェーサーアナライズ使ってBS回復
「ここを越えれば、影の城…誰も倒れさせないから…!」

余力がある場合か必要に応じて
パラダイスロストで遠距離攻撃も行う
「楽園追放…終焉(ラスト・ラスト)も、世界の破壊も終わらせる。みゃー!」

人心掌握術も使い皆を励まし支える
ここを越えれば、影の城…
マリアベルやイノリをぶん殴って、世界を救うんだ…!
フォルトゥナリア・ヴェルーリア(p3p009512)
挫けぬ笑顔
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【騎兵隊】
【イーリンの作戦概要に従う】

広域俯瞰、ファミリアー、ハイテレパス、ストラテジーで【2】側の通信、指揮役を行う。発光で目印にもなる

SS、FFA、CoHの順で自付与。切れないように付与を回す。付与とEXAの機動力で足並みを揃える
主行動一回目BFⅢ。2回目以降は希望の喊声。BSを回復しきれない時は適宜BFⅢ使用
希望をもって倒れた味方を復活させる
前線を押し上げる為にSoB使用。タイミング合わせるよ!

口角を上げて笑顔を意識、味方に安心を、敵に牙を向けるように。攻勢に合わせて騎兵攻撃陣を使い、押し返せると示し敵の攻勢を削ぐ狙い
「今! 今こそ攻め時!人の意地を示すべき時!私達で一気に押し返すよ!」
メリーノ・アリテンシア(p3p010217)
狙われた想い
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【夜守】
大丈夫よ、セレナちゃん マリエッタちゃんなら大丈夫
だってあなた達、ジョーカーを持っているんでしょう?わたしはお会いしたこともない、意地の悪い鴉
あぁんな、面白い子を、放って置くかしら?借金の取り立ても済んでないのに!
たみちゃん、そう思わない?何も心配要らないわ

やることは変わらず、戦線の維持と少しでも引き上げること
ソリッド・シナジー付与後、副行動はデスティーノ・コイントスと完全逸脱を順々に 以後切れる毎に再付与
三光梅舟をまわします 副行動ができるときはL.F.V.B
遠距離で敵が密集してるならジャミル・タクティールも

さ、そろそろ青い髪の神様も痺れを切らす頃合い
聞こえてるんでしょ?わたしの神様
刻見 雲雀(p3p010272)
最果てに至る邪眼
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【騎兵隊】
【イーリンの作戦概要に従う】

エキスパートで非戦強化
広域俯瞰/超視力/気配遮断/闇の帳常時使用
連鎖行動対象:レイリー、フォルトゥナリア、志、ゴリョウ
副:秘咒・点照、次T時紅イ月使用

初手にアンジュ・デシュ、以降EXAの限りパラダイスロストを連打し敵の回避ペナを片っ端から溜める
弱っている雑魚には恒常性グランギニョルでの恍惚付与も追加し確実に仕留められるように
広域俯瞰で常に戦況を把握し、薄い所は即座にフォローと動ける仲間に支援要請
報告・連絡・会話は全てハイテレパス使用で潜伏性を高める

終わらない。……終わらせない!
怯まず前へ!明日を掴む為に!
神が、俺たちが――ここにいる皆がそれを望んでいる!!
綾辻・愛奈(p3p010320)
綺羅星の守護者
任務方針 【3】対軍勢(支援)
各種治癒スキルを用いて戦線維持を行います
コール・ファルカウとソリッド・シナジーは常時自付与

BSには天上のエンテレケイア
AP補充に幻想楽曲オデュッセイア
HPが減っている者には無穢のアガペー
それぞれを使用して回復、防衛線を食い破られないようにフォロー
特に盾役には注視、過度な火力集中がある場合は優先してHPのフォロー
……ここまで前回同様。

加えて、攻勢に出ている部隊への支援を今回は厚めに。
敵の数が多いなら食い破らねばジリ貧でしょうから。
AP補充の頻度は多めにして、攻勢部隊の息切れが起こらないように留意します。
こちらに寄られるようであればアイゼルネ・ブリガーデで戦局の打開を狙います。
踏ん張り処ですよ…!
夢野 幸潮(p3p010573)
敗れた幻想の担い手
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【騎兵隊】
【イーリンの作戦概要に従う】

この程度の逆境はいつだって乗り越えてきた。
騎紫の旗に集う英雄等、並べ合わざれば百折不撓なる無敵の騎兵隊。
輝ける流星は今もそこに在り。
陰ることは無く何百何千何万字記された『物語』が此の証明。

『舞台掌握』し帳の王へ至り、多少の不都合は『描写編纂』にて上書き。行間は『混沌朗吟』と『幻想讃歌』にて縫合。
我が愛照らすSpotlightを描写強調。


第四の壁を越え廻り記す『意思生命体』──我が"万年筆"へは必殺の意思無き行動など無意味。
『敗れた幻想の担い手』、即ちNe-World存在定義概念拾伍項『悪魔』が偽典『悪縮魔羅』は──混沌の閉幕まで筆を執り続けよう。
レイリー。
水天宮 妙見子(p3p010644)
ともに最期まで
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【夜守】
マリエッタ様ったら借金なんかしてらっしゃんですか?セレナ様も?
妙見子も長い借金生活をしていた時期があるので同情しますよ
でしたらその方には是非ともこちらに取り立てに来て頂ければなりませんねメリーノ様!

無事に帰ってこれたら食べられる野草とか教えましょうかね!
それまで気張っていきましょう!

前回と同じく戦線の維持
自身は主にヒーラータンクをします
初手Dragonsong
前衛且つ味方をコーパス・C・キャロルの範囲内に収められる場所に位置取り
間に合わなければ熾天宝冠を
主行動はアタッカーを庇いつつ仲間を巻き込まないよう水天宮・九尾女王で敵の足止め
庇うのが間に合わなかった場合は破軍星彩・火球七曜星で攻撃
セレナ・夜月(p3p010688)
夜守の魔女
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
【夜守(3)】
マリエッタは無事に向かえたみたいね
なら、後は耐えるだけ
もっとも、ずっと足止めされるつもりも無いけど
妙見子さん、メリーノさん、もう少しお願いね

……いや、ふたりともなに言って……ああ、もう!
パウル!世界が終わる瀬戸際でも見物だけなんて、格好悪いと思わない!?
それでもアイオンの仲間だった訳!?

少なくとも、この場に居ないなら
あなたはマリエッタより、わたしより、覚悟も度胸も劣るってことになるけど!

聞こえてるなら返事くらいしなさいよね!

引き続き防衛線の維持に尽力
名乗り口上で敵を引き付けて
クェーサーアナライズでBSケアしながら、パラダイスロストで迎撃

四葉の祈りを握り締める
大丈夫、きっと負けない
星華(p3p011367)
焔竜の頌歌
任務方針 【2】対軍勢(防衛)
さっきから引き続き前線で防衛戦の支援に入るわよ!!
キリがなくても耐えきればこっちの勝ち!!

自身の消費はソリッド・シナジー自己付与で踏み倒し
Dragonsongで耐久性底上げしながら啓示の乙女入り戦神の詩で広域支援していくわ!!
自前の奇跡とかでアクアヴィタエがめっちゃ回復するから、危ない時のリカバリーに使って倒れないようにしていくわね
削る暇があるかは分からないけど、薔薇黒鳥もあるから隙を見て使ってあわよくば足止めを狙うのだ

長期戦になってきてるわねぇ
長引けばそれだけお姉さんのイライラが溜まってくるわけだけど
そうするとどうなるか、何か知らんけど怒りで火力が上がって回復力も伸びるのよ
何故でしょうね!!

●劣勢 I
「引き続き前線で防衛戦の支援に入るわよ!
 ええ、ええ! キリがなくても耐えきればこっちの勝ち!!!」
 前線で傷付きながらも気を張る星華の声が周りを強く励ました。
「鉄帝国での戦いを思い出しますが、ルチアさんがいるのなら倒れるわけにはいきません。
 ……まだまだやりたいことたっくさんあるんですからね!」
「鉄帝の……ああ、テルモピュライもかくや、なんて言った覚えがあるけれど……
 でも、今回は心強い味方も大勢いるもの。キケロ―に曰く、『Nihil difficile amanti.(愛する者にとって、何事も困難ではない)』かしら」
「……全く、こんな戦闘中だってのにイチャイチャできる二人が羨ましいったらないわ。
 誰が戦線維持の為に敵を薙ぎ払ってるか、忘れたらいやよ?」
 鏡禍の言葉にマイペースにルチアが応じれば、何とも言えない顔をしたオデットが咳払いをしてみせる。
【鏡花】の三人は努めて気楽にこの状況に構えていた。先の星華も『敢えて違う事を口にした』。
 影の領域で時間を稼ぐのは魔種達のプランである事は間違いが無いのだ。魔種の軍勢を自由にする事が敗北につながる以上は、イレギュラーズ側も応じざるを得ないだけで……時間は敵側にこそ味方する。
「長引けばそれだけお姉さんのイライラが溜まってくるわけだけど――どういう訳かそんな時の方が『好調』なのよね!」
 とは言え、気を吐いた星華の言葉はあながち強がりばかりではない。
 確かに一見すれば時間は敵にばかり味方しようというものだが、或る考え方を逆転すればその意味は逆になる。
 即ち、それは。
(影の城に到達できた人達も、いるのかな。
 僕等もこの場を乗り切り進む為に、できる事を……みゃー!)
 先に進んだ仲間達に思いを馳せ、力を振り絞るようにして仲間達を癒した祝音の思いの通りである。
『魔種陣営は魔王座(Case-D)顕現までの時間を稼げば勝利出来ると考えている。だが、人類軍が影の城に届けた仲間がそれを阻止出来ると考えているのだとするならば、この場所で時間を稼いでいるのは人類側も同じであると言える』。
「ここが踏ん張り処ですよ……!」
 愛奈の紡いだ天上の光が突出しかかった味方の兵を優しく包んだ。
「……ええ、もうずっと同じ事を言っていて少し申し訳ない位ですが!」
 無理を通せば道理は引っ込む――
 魔種は或いはその『甘い』、或いは『無謀な』見通しを笑うかも知れない。
 影の城にある原罪と黒聖女の二人を寡兵でどうにかするなどと、どうかしていると笑うかも知れない。
 さりとて、この場に立つはイレギュラーズである。
 先に進んだもまたイレギュラーズである。特異運命座標はこの世界の可能性を蒐集し、決められた運命を蹴り倒す者達だ。
「戦線を護る者、押し上げる者、どちらがかけても、この戦いは負ける!
 いいか、一歩も譲るな。僅かも譲るな。これからの一秒は宝石よりも貴重だぜ。
 世界の命運はまさにこれからの瞬間毎に掛かっている!」
 故にヤツェクは持てる全てを動員してともすれば緩みかかる戦線を引き締める。
 侵食しようとする絶望的な大波を高潔な士気に食い込ませんと声を張り続けている。
 現実問題、イレギュラーズの勝ち筋は見えていないのだ。その成就は夢見事のようなものだろう。
『だが、果たして、読みが甘いのはどちらの方か』。
「マリエッタは無事に向かえたみたい。
 なら、後は耐えるだけ。もっとも、ずっと足止めされるつもりも無いけど……
 妙見子さん、メリーノさん、もう少しお願いね」
「大丈夫よ、セレナちゃん マリエッタちゃんなら大丈夫。
 だってあなた達、ジョーカーを持っているんでしょう?」
「マリエッタ様ったら借金なんかしてらっしゃんですか? セレナ様も?
 妙見子も長い借金生活をしていた時期があるので同情しますけど!
 ええ、『その方』には是非ともこちらに取り立てに来て頂ければなりませんね、メリーノ様!」
 セレナ、メリーノ、そして妙見子。【夜守】の三人が連携良く敵に立ち向かう。
 セレナが引き付け、メリーノが叩き、妙見子が支援する動きは中々の妙だが、仲間二人が口にした不穏な言葉にセレナは自棄になったように声を張る。
「……いや、ふたりともなに言って……ああ、もう!
 パウル! 世界が終わる瀬戸際でも見物だけなんて、格好悪いと思わない!?
 それでもアイオンの仲間だった訳!?」
「彼は素直じゃないんですよ」
 セレナの言葉に応じたのは話題の当人(パウル)ではなくグリーフだった。
「たとえこの時が永遠であろうとも、苦行には慣れています。生存執着し。明日を掴むまで、抗いましょう。
 えぇ、彼に頼るのはあまりに不確実だ。ここに立つ以上。私が、私自身で、明日を手にしなければ。
 紅矢の守護者として、彼女が護ったものを、守らなければ」
 数多の敵に集られてきたグリーフは既に襤褸の有様だったが、その心は揺れてはいまい。
「以前どの魔種も落としきれていない状況、なかなかに厳しいが……
 諦めの悪さだけは魔種より強いぞ、俺は! この戦場にアーマデルがいる限り、膝を折るつもりはない!」
「ヤツェクさん、弾正君、祝音君!また肩を並べて戦えて嬉しいよ。
 俺達が居る限り必ずここは――護りきってみせる!」
 弾正の、アルムの言葉はまさに強い決意表明のようであった。
 鍛え上げられた力も、研ぎ澄ませた技も霞む泥の波に抗おうとするならば最後はやはり『それ』になろう。
「予定だと、そろそバカンスに出かけてるはずだったんだが。楽には逝かせてもらえないようだ。
 やれやれ、勘弁してくれ。そうしてついでにありがとうよ。貰った分は働くのが傭兵なら――『仕事』があるのは僥倖か」
 嘯いた愛無が広い視野で厄介な敵を引きつける。吐き出した黒泥が彼方の敵を飲み込んだ。
「拒絶する術が万が一、億が一、那由多が一にも存在するならば!
 不可能程度の事実知るものか。最早、その『座』、私のものと定めても文句あるまい!」
 哄笑を上げたロジャーズが敵の攻撃を吸い込み、尚更にその笑みを深める。
「いつも心は一つ。生きて帰るために死ぬ気で全力を、ってね」
 同時に守りに入ったリカの献身が押し寄せる敵勢を自身の目の前で堰き止める。
「何よりこんな姿にまでなってんのよ。最後くらい私にラスボスの面拝む権利くれたっていいじゃないのよ!」
「――今だ! 押し返せッ!」
 フェリクスの号令が響き、随分とたくましくなった幻想の騎士達が死力を振るう。
「リースリット!」
「はい! 此処が崩壊すれば、先に進んだ部隊が後背を突かれる……
 故に死守します。絶対に守り抜いてみせましょう!」
 共に剣を抜き最前線で影と闇を斬り払う弟(フェリクス)と義妹(リースリット)にアベルトが「ふん」と満足したような心地良さ気な笑みを零している。
「そうだ。そうしてこの戦いで――文弱と侮られたフィッツバルディの本当の武威を見せてやれ!」
 負けじとザーズウォルカ等を前に出したアベルトの采配で幾分か戦線が押し上げられた。
 人類軍は誰がどう見ても『善戦』している。
 だが同時に誰がどう見ても『不利』を否めなかった。
 幸福ではない事に彼等が踏んできた場数というものは往々にして彼等に優しいものではなかった。
 数積み重ねた決戦の悉くは薄氷の上を渡る先の勝利であり、余裕があった事等これまでに一度も無い。
 彼等が可能性の獣と称されるその理由の通りに状況は常に辛辣であり、勝利の文字は常に霞んでぼやけていよう。
 だが、『幸福な事に』そんな場慣れは彼等に諦める理由を失わさせてもいる!
「ぶはははッ! さぁ、押し込めぇッ!」
 レオパルの指揮する聖騎士団(ネメシス)と連携したゴリョウが幻想(レガド・イルシオン)の作り出した空隙に躍動する。
「改めて名乗るわ! 私は騎兵隊の白盾! レイリー=シュタインよ!」
 美しい白亜の城塞のような騎士が凛然と戦場に君臨した。
「妬ける位の名乗りだなァ」
「あら、真似してもいいわよ。
 ……それに、こんな場で貴方達と轡を並べられるのも光栄だわ。
 騎戦場にある限り、この勝利は確実よ!」
 微笑んだレイリーにゴリョウは「照れるぜ」と不敵に笑う。
 戦場に歌を響かせ勝利の舞台へと変えんとする――空気を一変させる存在感にレオパルの口角が持ち上がった。
「騎兵隊も共にあり! 突撃!」
「ちっ、ただでさえ少ない隊を分けるとか無茶もいいとこだろうが……」
 一方で脳裏でピースサインをした指揮官(イーリン)に毒吐いたエレンシアは防衛と思えない位に激しく荒々しく敵陣を薙ぎ払う。
「まあいい。あたしはアタシで作戦の範囲内で勝手に動く! 要はこいつ等蹴散らしゃいいってことだからな!」
「終わらない……終わらせない!
 怯まず前へ! 明日を掴む為に!
 神が、俺たちが――ここにいる皆がそれを望んでいる!!!」
 誰かさんの十八番を拝借した雲雀の極光が敵陣を強かに撃ち抜いた。
 防衛に攻勢に大忙しの彼等だが、何をすべきかは大将に十分言い含められている。
 束ねた力とは別に、一人一人がそれ相応の力と判断を持つのがこの部隊の強味なればエレンシアの言葉は成る程、確かに間違っていない。
『赤備』よりの大暴れに更に呼応するのは謂わずと知れた残る【騎兵隊】の面々である。
「この程度の逆境はいつだって乗り越えてきた。
 騎紫の旗に集う英雄等、並べ合わざれば百折不撓なる無敵の騎兵隊。
 輝ける流星は今もそこに在り。陰ることは無く何百何千何万字記された『物語』が此の証明!」
 乱戦こそ朗々と言った幸潮の対応力がモノを言う。
「生憎と力押しばかりは苦手な性質でして」
 何時の間にやら伸び切り乱れた敵兵の配置を冷淡に零した志の殺法円月が無慈悲に挟撃する。
 彼女は更に圧力を強めかかった後方の敵に混沌の泥をお見舞いする事も忘れていない。
「今! 今こそ攻め時! 人の意地を示すべき時! 私達で一気に押し返すよ!」
 破綻の時を、破滅の時を僅かばかりでも遠ざけようとフォルトゥナリアは無理の上に笑顔を張る。
 必死で口角を持ち上げて、味方に安心を、敵に牙を向けるように。『挫けぬ笑顔』は恐らくこの時の為のものだったから!
 この人類軍の必死の防戦は本隊の攻撃部隊の為の布石である。
 彼等が暴れに暴れ、少しでもこの場を押し止める為の尊い献身である。
 そうして産まれる攻撃部隊の奮戦もまた滅び――『神託』を回避せんとする大いなる意志の為の自己犠牲である。
 たった一つの目的を果たす為に、誰もが命を張り、誰もが自分を捨てている。
(せめて、あのナルキスを倒せれば戦線が押し上がる筈……!)
 アルムの視線は乱戦の彼方を見つめていた。
 ナルキス、フロスベクト、ラーングーヴァ……前を預かる魔種の将共を排除出来れば状況は幾らか改善しよう。
「……っ……」
 息を呑んだのが誰だったか、正確な所は分からない。
 だが、その瞬間大きく強まった敵の圧力の波は確かに人類軍陣営を侵食せんとしていた筈だ。
 新手の魔種を先頭にした一部隊は緩急の『急』であり強力に前線に喰らい付く――だが。
「……ああ……」
 マリカは思わず溜息めいた声を上げていた。
 魔種にとっては予想外な事に――そして人類軍にとっても不可解な事に。
 風のように駆け抜けた一人の騎士が最前線の魔種を撫で斬りにして敵陣を切り裂いていた。
 硝子に透けた棺に麗しの姫を納めた場違いなまでの人物である。
 本来ならば魔種に喰らい付く理由等持たなかった筈の女である――
「アタナシア」
 その呼び名はイレギュラーズにとっても、マリカにとっても確かな敵のそれ。
 傷付き、疲労し、歯を食いしばり、前だけに推進する彼女は――最早この決戦における最大の『呉越同舟』であった。
 この一連の戦いはそういう風に運命の天秤を傾けたというだけの話である。
 愛しい人(ルクレツィア)の復讐だけを胸にした彼女は恐らくは『イレギュラーズの味方』ではなく、『マリアベルの敵』であるに違いない。
(どんどんとキャストが揃っていくみたい。
 ねぇ、のんびり屋の神様。わたしの神様?
 そろそろ、焦れてきたんじゃない? ううん、わたし、そんな予感がするのよね)
 メリーノは頭の隅で考える。
 それは妄想の類かも知れないけれど、不思議に彼女は自信がある。
(素直じゃないのは鴉も神様も同じでしょう?
 でも、わたし思うのよね。貴方の方が『もっと』堪えが利かないタイプだって――)



※影の領域の戦闘でパンドラ52414が消費されました。

成否

失敗

状態異常
志屍 志(p3p000416)[重傷]
遺言代行業
ロジャーズ=L=ナイア(p3p000569)[重傷]
不遜の魔王
リカ・サキュバス(p3p001254)[重傷]
瘴気の王
リースリット・エウリア・F=フィッツバルディ(p3p001984)[重傷]
紅炎の勇者
エレンシア=ウォルハリア=レスティーユ(p3p004881)[重傷]
流星と並び立つ赤き備
ルチア・アフラニア・水月(p3p006865)[重傷]
鏡花の癒し
冬越 弾正(p3p007105)[重傷]
終音
レイリー=シュタイン(p3p007270)[重傷]
ヴァイス☆ドラッヘ
恋屍・愛無(p3p007296)[重傷]
愛を知らぬ者
アルム・カンフローレル(p3p007874)[重傷]
昴星
鏡禍・A・水月(p3p008354)[重傷]
鏡花の盾
グリーフ・ロス(p3p008615)[重傷]
紅矢の守護者
ヤツェク・ブルーフラワー(p3p009093)[重傷]
人間賛歌
祝音・猫乃見・来探(p3p009413)[重傷]
優しい白子猫
フォルトゥナリア・ヴェルーリア(p3p009512)[重傷]
挫けぬ笑顔
メリーノ・アリテンシア(p3p010217)[重傷]
狙われた想い
刻見 雲雀(p3p010272)[重傷]
最果てに至る邪眼
綾辻・愛奈(p3p010320)[重傷]
綺羅星の守護者
セレナ・夜月(p3p010688)[重傷]
夜守の魔女
星華(p3p011367)[重傷]
焔竜の頌歌

相談掲示板

[2024-04-05 13:32:07]
リュコスだよ。【1】か【2】で考えてるよ。
同じ方針の人がいればいっしょしたいな。
[2024-04-05 11:43:20]
足並み揃えて仲良しこよしで向かってちゃ、なんたらの顕現にまにあわねぇかもしんねぇんだろ。

んじゃ、俺は【5】に走るか。
付与とブリンクスター込みで機動力45、EXA80↑の運び屋だ。
さすがにチャリオッツじゃ小回りきかねぇだろうし背にのせられるのはひとりくれぇだが。
誰か突っ込みてぇ奴、いるか?
俺もこっち常にはみてねぇから。もしいんなら、かぶんねぇようにこっちで表明と、メッセージもくれりゃ助かるわ。
[2024-04-05 09:19:36]
行き先は【4】か【5】で考えているよ……!
[2024-04-05 05:42:28]
特にどこというものもないので【4】へ。
いつぞやの戦場ぶりにナルキスさんの顔を拝むのも悪くないかもしれませんね。
(顔を見せるとは言わない)
[2024-04-05 00:24:45]
第二章も【1】に行くよ。一応、鎧の魔種を狙うつもりだ。
[2024-04-04 20:54:39]
【3】でまだ支援するぞ。
[2024-04-04 17:38:38]
ボクは【4】でナルキスさんのところへいくね。
[2024-04-04 17:38:04]
俺は【5】だ。
[2024-04-04 17:35:42]
俺は【3】対軍勢(支援)に参加予定だ
バフかけながら隙を見て回復という形になる
[2024-04-04 12:43:46]
【2】だ。
連中に私が『何か』を叩きつける。
[2024-04-04 04:25:51]
わたしも【4】ないし【5】で考えてるわ。
要するにいつも通り、マリエッタに付いて行くつもり。

……とは言え、自分の事を精鋭中の精鋭、とは胸張って言えないから
バランスを見て、わたし個人で他に行く事も考え中。
別に、最短じゃなくても、辿り着けない訳じゃないんだから。
守り、送り出すのも、立派な戦い……よね?
[2024-04-03 23:48:06]
戦艦、武蔵である!!
【1】対軍勢(攻勢)で引き続き火力支援を行う予定だ。
こちらは任されよう!!
[2024-04-03 23:30:02]
私個人の表明ですが【4】か【5】で考えています
マリアベルと多少なりの縁はありますので、最短でたどり着いて何かしらができれば…と思っています
[2024-04-03 22:39:45]
フラーゴラ、アンケートありがとう。

【騎兵隊】
は暫定【4】に行くわ。
人数は過多になった場合は都合するつもり。
そのうえで、騎兵隊が【第二戦域】に行くのは「影の城への道が最速で開通した場合、数的有利、連携を必要とする場面で切れる札を用意したい」ということが主たる理由ね。
影の城で敵にアドバンテージを取られ続けている以上。少々悪形でも攻めの形を作りたい。ザーバ達が今だと言ってくれているなら、私はそれを信じたい。
次に繋ぐための強引な攻めの手をここで打つ、そう考えているわ。
[2024-04-03 21:52:36]
新道風牙だ!【1】で対軍勢、特に敵の幹部級を仕留めにいこうと思ってる。
影の城に戦力を送り込むには、まず敵軍を崩さないとだからな。
[2024-04-03 20:05:07]
岩倉鈴音。

【3】対軍勢(支援)に向かうかな
[2024-04-03 20:04:14]
アンケート置いておくねっ……!
 
1. 【1】対軍勢(攻勢) (12)
 
2. 【2】対軍勢(防衛) (6)
 
3. 【3】対軍勢(支援) (5)
 
4. 【4】第二戦域へ (11)
 
5. 【5】影の城へ (10)
[2024-04-03 20:00:57]
【4】で参ります。
[2024-04-03 19:57:49]
ようやっと参加できるぜ!天義の画家、ベルナルドだ。
俺はアネモネと共に【1】対軍勢(攻勢)に向かう予定でいる。
[2024-04-03 19:42:48]
祝音です。よろしく…みゃー。
【3】対軍勢(支援)で回復予定。場合により変更するかも。
[2024-04-03 19:42:18]
【4】第二戦域へ、ここに向かう予定。
やりたいというか、俺としちゃやんなきゃいけないことがあるんでな。
[2024-04-03 19:25:59]
星華お姉さんだよ、よろしくね!!
【2】対軍勢(防衛)かなぁ。
[2024-04-03 19:15:15]
ヨゾラだよ、よろしくね。
2章の選択肢は全部で5つ、
【1】対軍勢(攻勢)・【2】対軍勢(防衛)・【3】対軍勢(支援)・
【4】第二戦域へ・【5】影の城へ、だね。
最短次章で影の城に行けるのは【4】【5】だけど危険度も高いし
【1】【2】【3】も重要…か。

現時点では『【4】第二戦域へ』でプレイング投稿かけてるよ。
状況次第では変更するかも。
[2024-03-23 23:59:58]
【騎兵隊】からの提示連絡よ
【2】にて参加
「受け止めた敵を処分し、友軍の瓦解を防ぎつつ攻撃的に立ち回る」事を意識したわ。
第一陣は14名。
イーリン、彩陽、レイリー、エレンシア、オニキス、カイト、雲雀、トール、ゴリョウ、瑠璃、美咲、武器商人、フォルトゥナリア、エーレン

相談場所はこちら、参加者は募集中よ
https://rev1.reversion.jp/guild/520/thread/23894

第二章はまたそのときに。
[2024-03-22 21:40:52]
アルヤンっす。
鎧の魔種にリベンジしにいくっす。
[2024-03-22 20:53:57]
零、零・K・メルヴィルだ、今回は【3】の方で行動予定だ、よろしく頼むぜ。
[2024-03-22 20:47:26]
チェレンチィです、よろしくお願いします。
【3】に行きますね。
[2024-03-22 19:43:30]
イズマです、よろしく。第1章は【1】の予定だ。
[2024-03-21 21:46:21]
【騎兵隊】
からの提示連絡よ。
第一陣の出撃は【2】
友軍の崩れそうな場所を補填する攻撃的な防御に回るわ。
参加者は(14名)
イーリン、彩陽、レイリー、エレンシア、オニキス、カイト、雲雀、トール、ゴリョウ、瑠璃、美咲、武器商人、フォルトゥナリア、エーレン
となっているわ。
[2024-03-21 21:10:19]
ありがと! 早速そっちにも顔出しとくな。
[2024-03-21 18:57:15]
【4】【軌跡】

不測の事態に備えて、幻想精鋭部隊と共に行動するタグ
【軌跡】
の相談所だ。良かったら使ってくれ。
https://rev1.reversion.jp/guild/354/thread/23904

飛呂も表明をありがとさん!目的も合致してるし、一緒に戦ってくれると有り難い!
[2024-03-21 10:40:08]
よかったらヨハンナさんとこの【軌跡】参加させてもらってもいいか?
ザーズウォルカさんやイヴェットさんっていう大将格に被害出たら、士気にも関わるだろうなって思って。そこへの奇襲警戒してたから。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/10856/17032?key=a0fc4310

フリックさんの狙いと重なるとこもあるし、もし被害出たらヨハンセンさんの危うさも増しそうだから。
それに、せっかくだって言い方もアレだけど、一人より誰かと一緒に行きたいしな。
[2024-03-21 00:21:01]
承知したぜ。オレもちょっと眠いんでプレは明日にするぜ。
寝ぼけ眼で書いてもろくなもんにならねえだろうしよ!
お疲れ様とお休みなさいだ!
[2024-03-21 00:16:10]
>【軌跡】(牡丹へ)
懸念事項としては…フリックとも話していたが、正にそれだ。
幻想国が不利or他の国より劣るって事態になれば…それが反転の切っ掛けになりかねないと予測してる所。
天才ギフテッドの友軍が反転した場合のリスクはとんでもない事になりそうなんで…此処は不測の事態として対処すべきかなって。

手ぇ貸してくれるのは凄く有り難い!
明日には相談部屋を作るぜ。
[2024-03-20 23:57:41]
【軌跡】
>一つ目は惰弱極まる国軍に代表される環境と自身の力への無力感。
 更にはそれが故に悪の跋扈を許す現状への強い怒り。
 二つ目は『そんな間違い』を正すべきは自分自身であるという強い選民意識、即ち独善的な正義を疑わぬ――或いは疑えぬ傲慢である。

これ、幻想”だけ”が負けが込んで、崩れて足引っ張ったりしたら、それを間違いとして正そうと反転、幻想を自ら終わらせる、みてえなコンボやりかねねえよなあ。
ちょっと盾になりに行くぜ。
[2024-03-20 23:40:08]
 私は【1】で行かせて貰う。
 連携を意識ながら、正面でぶつかった強力な個体への対処を行おう。
[2024-03-20 23:07:57]
俺はとりあえず【4】でアレクシアとペアで動くつもり。
今のところ特別な動きはなく、温存気味に足りない場所を防衛的にサポートだ。
[2024-03-20 23:03:20]
>ヨハンナ
ン。仮プレ。
実ハ 悪魔ノ魔種トノ交戦経験カラ コウイウ危惧アッタカラ。
ヤヤ狙イウッテル。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/10856/17098?key=153f868c
[2024-03-20 22:59:05]
>フリックへ
ちと1人で突っ込むか考えてたタイミングなんで、助かるぜ!ありがとさん!
折角のラストの大戦だしな、タグ作るか。【軌跡】とかはどうだろう?
勇者王含め、今まで数多の英雄達が歩んできた『軌跡』。その軌跡は…確かに、今も幻想に。いや、全世界に息衝いてるってな。
他にもメンバー増えそうなら、相談所も作るぜ。

俺の立ち回りは…ヨハンセンがアタッカータイプなんで。俺もBSアタッカーで立ち回る予定。
BSアタッカーと言っても、行動阻害BSが中心なんで…防衛的なサポートにも当て嵌まるかと。
後は、不測の事態への対策だね。
[2024-03-20 22:53:49]
ボクは【3】で!
[2024-03-20 21:54:15]
【4】。ヨハンナ支援。
[2024-03-20 21:40:33]
ヤツェクだ。
【5】で支援をする予定だ。
[2024-03-20 19:30:24]
ウォリアだ。【3】から攻めていくとしよう。
[2024-03-20 14:31:38]
ムサシ・セルブライトであります!
【3】にて側面から突き崩します!
[2024-03-20 13:54:19]
ここで迷う必要などないですからね
【1】正面へ。向かいます
[2024-03-20 13:29:00]
俺は飛呂、【封殺】持ちのスナイパーってとこだな。よろしく。
幻想への思い入れも相応にあるんでな、【4】幻想(側面・防衛)に。
[2024-03-19 23:31:03]
【3】でディルクのアニキと暴れていくぜ。
[2024-03-19 23:16:04]
さて……正直色々と迷うとこなんですけど。
悲しいかな、単純な殴り合いが一番得意なのよね。ってことで私は【1】に向かうわよ。
[2024-03-19 21:36:34]
【騎兵隊】
よ、初手は
【2】
で味方の士気を上げつつ、この敵地に根を張れるようにしようと思うわ。
人数は21日確定予定。

それでは最後まで、よしなに頼むわね。
[2024-03-19 21:27:50]
Я・E・Dだよ。
最後の最後だからね、やっぱり一番得意な【1】に行くつもりだよ。
[2024-03-19 21:06:19]
ぶはははッ、オークやってるゴリョウ・クートンだぜ!大詰めまでよろしく頼むな皆の衆!
俺ぁ【2】だな!ガッツリしっかり守ってみせらぁ!
何だかんだで一番縁が浅かったはずの天義に所属することになるたぁ、縁ってのは分からんもんだねぇ!
[2024-03-19 18:30:29]
岩倉鈴音。
麺大盛り 塩忘れるな。
【5】で回復支援かな。
[2024-03-19 18:24:17]
>【4】幻想(側面・防衛)
幻想精鋭部隊にいる『ヨハンセン・ヴェイルシュナイダー』は俺の関係者なんだよね。
設定委託内容は此方だ。
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5864

まぁ、見てくれりゃ分かるが…「強い渇望を抱いた天才」で、状況次第で反転リスクがあると踏んでいる。
【4】の説明にも、戦に不測の事態は付き物とか総ゆる不味い状況のカバーの話が出てるし。
ちょっと誰かしら、ヨハンセンと一緒に戦った方が良さそうかなぁって考えたンよ。

ヨハンセンだけじゃなくて、ネームドの強力友軍と絡む様にした方が良いかなぁと考えてたり。
俺は──ヨハンセンと共に戦う為、ザーズウォルカとイヴェット率いる幻想精鋭部隊と合流するつもり。
もし、この方針に乗っかってくれる奴がいりゃあタグ立てるぜ。
[2024-03-19 16:58:18]
郷田貴道だ、ひとまず横っ腹どつきに行くぜ
【3】だ
[2024-03-19 08:44:50]
俺はタナトス。
死を持ってきた者!
【1】以外あるまいよ!
[2024-03-19 00:37:18]
私よりも先に世界を滅ぼすだと?
許し難い。

【2】だ。
[2024-03-19 00:14:25]
祝音・猫乃見・来探…です。よろしく。
【4】幻想(側面・防衛)に参加予定だけど
場合によっては【5】に回るかも。
[2024-03-19 00:08:29]
ヨゾラだよ、よろしくね。
【4】幻想(側面・防衛)に参戦予定。
神秘充填型で攻撃も回復もできるよ。
[2024-03-18 23:29:26]
ん?【4】ならどうせ行くところだ。
まぁ単なる盾の一枚だが、使いたいってんなら身を貸すぜ。
[2024-03-18 23:26:49]
中〜遠距離BSアタッカー、ヨハンナ=ベルンシュタインだ。
…ちとシンパシーを感じる奴関係者のヨハンセンがいるので、【4】幻想(側面・防衛)で参戦予定だ。BSでも搦手だからなぁ、被弾率軽減で防衛に繋げるぜ。

もし、【4】向かう奴で組める奴がいりゃ組みたい所か?
[2024-03-18 22:55:57]
至近物理アタッカーの昴だ、よろしく頼む。
まずは側面からの攻撃に参加予定だ。
[2024-03-18 22:32:39]
最終決戦……だね!
行き先アンケート置いておくね。
 
1. 【1】ゼシュテルの流儀(正面) (14)
 
2. 【2】聖騎士団と共に(正面・防衛) (8)
 
3. 【3】傭兵の矜持を見せてやるぜ(側面・攻撃) (14)
 
4. 【4】幻想だって負けちゃいない(側面・防衛) (10)
 
5. 【5】緑の守り(支援攻撃・回復中心) (5)
運営
[2024-03-18 21:45:01]
シナリオ[<終焉のクロニクル>Pandora Party Project]の相談掲示板です。参加者はこちらに書き込んで打ち合わせをしてください。

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