PandoraPartyProject

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突然、召喚されました。

「明日、世界が滅亡しますです。
 あ、嘘です。明日じゃないかも知れませんが、近い将来、世界は滅亡するでごぜーます」


 ……神託の少女の冗談のようなその台詞は、酷く理不尽な物語のプロローグ。
 たった今、貴方が降り立った空中庭園の見下ろす幻想の大地――<無辜なる混沌(フーリッシュ・ケイオス)>は、非常なる災厄の未来に瀕している。絶対に外れない神託により観測された超終局型確定未来――通称<D>の発生により、その消滅が確定したというのだ。
 総ゆる世界を内包する<混沌>の破滅は、風下に位置する全ての世界の破滅を意味する。
 即ちそれは。貴方がこの世界の住人であろうと、不幸にも他の世界から召喚された来訪者であろうとも、終局未来から逃れる術は無いという事に違いない。
 ああ、一体どうしてこんな事に!?
 色々すっ飛ばそう。座して待てば不可避の終局を前に貴方は問うかも知れない。

「結末は変えられないのか? それ以前にどうして自分はここに居る!?」

 そう、全ての事象には意味がある。
 貴方がここに居るのは、言うまでもなく『居るべきだから』に他ならない。
 滅亡だ運命だ、ましてや神託なのだと言うならばそれは偶然より必然と呼ぶべきである。
 貴方は特別な運命を背負ってこの空中庭園に呼び出された選ばれた存在。
 揺らがぬ結末に抗する唯一無二。
 確定終局を捻じ曲げる<可能性(パンドラ)>を蒐集する力を持つ特異能力者。
 即ち、<特異運命座標(イレギュラーズ)>の名を冠する生きる特異点なのだ。
 貴方は唯、この世界に在るだけで終局に立ち向かえる者。しかして、その歩みは重要だ。
 より多くの可能性を集める為? 然り。
 罪の無い誰かを助ける為? 然り。
 元の世界に帰る為、白馬の王子様を見つける為、誰よりも強くなる為――全て然り!
 貴方は世界を救っても良いし、救わなくても良い。
 ここは無数の世界を内包する場所。これは、無数の願望を肯定するRPG。

 ようこそ、<混沌>へ。

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