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叶の二条によるおまけイラスト
叶の二条によるおまけイラスト
イラストSS
星空煌めく夜の道、叶と恭介は約束の場所に辿り着く。
周りが青く彩られているせいで最初はお互いを認識しづらかったが、近づいたことでそれぞれを認識するまでに至れた。
叶は可愛らしい白の服に、白と赤のストライプ柄のリボンを胸元で揺らし。
恭介は黒のスーツに青薔薇のモチーフを付けたソフトハットを付けて。
それぞれの可愛らしさと格好良さが、周囲を彩る蒼の空気に溶け込んだ。
「へぇ、シビれるねぇ。シャイネンナハトにピッタリの服装だ」
「そういう恭介さんも、とても格好良いですわ」
お互いの服装に対してどんな所が良くて、格好良くて、可愛いかと軽い雑談。
白と黒、どちらがどちらの色を使うか決めただけだから、お目見えした瞬間褒め合うのが1番楽しいものだ。
そうしてしばらく雑談をしていた後。
「そろそろ行こうか。今日は特別な日なんだ、時間が惜しい」
恭介が左手を差し出し、叶を誘う。
今日の日のために準備した衣装で共に歩くのを待ちわびていたようで。
「そうですね。行きましょう」
叶が右手を差し出し、恭介の左手に重ねる。
どこか、彼が素敵な場所へ連れて行ってくれると信じて。
輝かしいばかりの聖なる夜に。
今日という日を楽しもう。
※SS担当者:御影イズミ