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巡理 リインのたぢまよしかづによる2人ピンナップ(横)クリスマス2017
巡理 リインのたぢまよしかづによる2人ピンナップ(横)クリスマス2017
イラストSS
巡理家のシャイネン・ナハトは晩餐会。
豪華な料理が並ぶテーブルはまるで遊園地のよう! リインの手作りの華やかな料理は甘い香りで食欲をそそる。
「おー! めっちゃごっちそー!」
聖夜の特別な料理たち。同郷の友人とたのしくお喋りをしながら、今日の聖夜を思う。そんなしっとりとした特別な晩餐会のつもりだった。なのに。
「リイン、たべないのー? おいしーよ」
「もう! なにしてるの! 一緒に食べようっていったのに!」
もっとも一番大きなごちそう。おにく。それにかぶりつきながらリンネが尋ねる。そもそもなんで独り占めしているのか! 切り分けて一緒に食べるのが普通でしょう!
できたてのキドニーパイを持ってきたリインがリンネを叱責する。
「どうして! いつもリンネは! こんな日くらい」
「きにすんなってー。このおにくがさ、私においしく食べてほしいと誘惑してきたんだよー。そんなことされたらしょーがないよ。それはたべるよねー」
そんなリインの叱責もどこ吹く風。注意されてももぐもぐする口は止まらない。だって美味しいのだもの!
「あ、はやくたべないとなくなるよー」
「もう! リンネ!」
巡理家の晩餐会は残念ながらいつもどおり騒がしいもののようだ。それでもきっと心にのこる一日なのだろう。