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一条 夢心地の7号によるおまけイラスト
一条 夢心地の7号によるおまけイラスト
イラストSS
囲炉裏を囲み、パチパチとすみが音を立てる、和な雰囲気の家の中。
あぐらを掻いた夢心地の目の前で……。
『ギャッギャッ……!!』
「ほっほっほ!! そうか嬉しいか! そこまで喜んでくれると、麿も楽しいのじゃ!」
と、夢心地の隣には、体長1m程の獣……いや、ウォンバットのマイケルが居た。
そして、マイケルは溢れる興奮を現わそうと、すくっ、と二足歩行で立ち上がる。
そんなマイケルの身体には、サンタクロースの帽子と、衣装が、まるで彼専用の如く、ぴったり似合っている。
「いやぁ、そなたの身体の大きさに遭うか不安だったのじゃが、思ったよりもぴったりだった様じゃの。麿の見立てに誤りは無かったという事じゃな」
『ギャッ!! ギャッ……!!』
夢心地の言葉に、甲高い鳴き声を上げて返すマイケル。
とてとてとたどたどしく歩いてみたり、くるり、と回転してみたり。
基本的には二足歩行しないので、たどたどしい歩き方はまるで赤子が親御さんに甘えるかの様な仕草を取る。
そう、マイケルが全身を使って喜びを表現する仕草はとても愛くるしく……夢心地も、その仕草を、まるで子供の成長を見守るかの如く、にっこりと笑みを零すのであった。
*SS担当者:緋月燕GM