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オデット・ソレーユ・クリスタリアの湯葉まるによるおまけイラスト
オデット・ソレーユ・クリスタリアの湯葉まるによるおまけイラスト
イラストSS
ぬくぬくと他に人もいない天然温泉。
二人だけの湯船につかりながらルチアは月を見上げていた。
綺麗に晴れた空にぽっかりと浮かぶ月はシャイネンナハトの日だからだろうか、より一層美しく輝いている。
優雅に月見と温泉にしゃれこんでいるルチアだが一方のオデットは浮かない顔。
ルチアを見て、自分の胸元を見て、ルチア(の胸)を見て、自分の胸を見て……そのふくらみの差に肩を落とす。
服を着てる時はそれほど差がないように見えるのに、こう見えてしまうとどうしても気になってしまうものなのだ。
「ねぇルチア?」
「なあに、オデット」
「……やっぱなんでもないわ」
どうやったら大きくなるのよ、なんて結局口にできるわけもないまま、湯船に沈む。
そんなオデットをちらりと見てからルチアは再び月へと視線を戻した。
「綺麗な月ね」
「そうねー……」
ブクブクと泡を出しながらオデットは返事をする。ついでに見上げた月は確かに綺麗だったけど、それよりもやっぱりふくらみのサイズが気になってしまってしょうがない。
そんなオデットの様子に気づかないルチアは、ただただ気持ちよい温泉につかりながら月を楽しむのであった。
*SS担当者:心音マリNM