イラストSS

「ハッピークリスマスイカだぜー！」
「いえーーーい！」
　ぱんぱかぱーんと景気よくクラッカーを打ち鳴らす。
　チャロロ・コレシピ・アシタ（p3p000188）と出亀炉 スイカ（p3n000098）はクリスマスカラーのセーターを着ておおはしゃぎであった。

　ここはローレット深緑支部……ということになってるカフェである。よくスイカちゃんがお仕事したりゲームしたりポテチくったりスイカ体操したりする場所だ。
　チャロロはお仕事の報告ついでに『おめークリスマスとか暇？』とふつうに聞かれたもんだから、バイト終わりによくあるアレかなと思って警戒したのだが……次にスイカの口からでた言葉に驚かされた。
「アタシと二人でクリスマスナイトしない？」

　そこからは流れるようであった。
　『クリスマスにはくそだせーセーターを着るもんだ』とか言われスイカ柄のセーターを着てきたスイカの一方、クリスマスツリーの擬人化みたいなセーターを着せられるチャロロ。
　ついでにトナカイの角を頭に装着させられたかと思えば、でかいスイカをくりぬいたものをスッと差し出された。
　なんだろうこれ。どこの奇祭？
　そう思っていると……。
「ちゃろろん、アタイこれ一回やってみたかったんだ」
　そう言って、スイカはざく切りにした沢山の果物を流し込み、その上からソーダ水をぶっかけた。
「(『スイカ 丸ごと フルーツポンチ』だぜ！！！」
　その時、チャロロは理解した。
「もしかして、オイラ、これ食べきれないからって呼ばれた？」
「モチのロン！」
　ビッと親指を立てるスイカに、チャロロはうーんと言って額に手をあてた。

　このあと滅茶苦茶パーリーした。

※担当ＧＭ『黒筆墨汁』