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お洒落なバーでシルキィさんとシャイネンナハト
お洒落なバーでシルキィさんとシャイネンナハト
イラストSS
星空のラウンジから船内のバーへ移動するシルキィと廻。
シャンパンとノンアルコールカクテルで祝杯を鳴らせば、自然を笑みがこぼれてくる。
シルキィはお酒が飲めない。だから、こうして廻と二人で飲むのはこれが初めてなのだ。
カクテルのマスカットとアールグレイのフレーバーが舌を転がり、少し大人の気分。
「ふふ、何だか嬉しいねぇ。廻君とこうしてバーに来られるなんて」
「僕もシルキィさんとお酒が飲めるの嬉しいです」
吊されたランプの明かりがグラスに反射してキラキラと輝いている。
何時もより近い廻の視線に、シルキィの胸が少しだけ速く鼓動を打った。
「さっきの話の続きなんですけど。僕も、シルキィさんを守りたいって思ってます」
廻にとってのあたたかな陽だまり。失いたくない大切な存在。
「ねえ、廻君。わたしからのプレゼントがあるんだぁ。シャイネンナハトのだよぉ」
ふわりと首に捲かれたのは月の刺繍がされたマフラー。
「あったかい。ありがとうございます。僕からもあるんです。受け取ってくれますか?」
「わぁ。嬉しいなぁ。もちろんだよぉ~」
陽光の祈り
ペリドットのブレスレット。陽光に爽やかな若葉色を輝かせる石を三粒ベゼルセッティングであしらっている。不安和らげ一歩踏み出す御守の石。廻からシルキィへのシャイネンナハトのプレゼント。
※担当GM『もみじ』