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Melting・Emma・Loveの大福 黒団子による2人ピンナップクリスマス2020(横)
Melting・Emma・Loveの大福 黒団子による2人ピンナップクリスマス2020(横)
イラストSS
「……んっ」
ふわふわと浮かぶ湯気。ちゃぷり、と響く水音。
Loveの手が――粘性のそれが、フルールの小ぶりな胸に触れている。
ふに、とやさしく、柔らかに触れるその手が、ぐにゅ、と動くたびに、フルールの口から甘い声が上がった。
「……ええと。何を、なさって……」
フルールがくすぐったさに笑みを浮かべながらいうのへLoveは、些か淫靡な笑みを浮かべて見せた。
「ん……マッサージ、なの」
Loveの手が、あるいは粘性の身体が、フルールの肌を這う。そのたびに、フルールの口から甘い呻きが上がる。
「マッサージ……ですか? でも……」
Loveの手の動きは、ただのマッサージのそれではないのは明白だった。フルールの弱い所を慰撫する――フルールの下半身は、Loveの身体に半ば埋もれており、Loveの暖かな粘液に包まれて、自然、身体がほてっていく。それは、湯につかっていたからとは、違う火照りだった。
「大丈夫なの。身を任せて。素直に……」
Loveが微笑んで、フルールの頬に己の頬を寄せた。触れ合う、体温――二つの熱。
二人のバスタイムはまだ続く。そしてお互いの熱は、さらに高まっていく――。
担当:洗井落雲