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『純然たる白翼』クルーク・シュテル
『純然たる白翼』クルーク・シュテル
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かつての弟。
魔術の才能を持ち合わせており、何処か欠けた兄とは違い優しく聡明な子。
故に兄よりも期待されていたが、彼にとって周りの視線など、ほぼ無関心に近かった。
温かな時間も、歪な想いも。分かち合えるのはお互いだけであったのだから。
"影"を媒介に魔術を操り、嘗ては動物を模して役立てていた。
一族が"無辜の民"となったあの日の夜。
兄は自らの手で、弟を殺めようとした。
彼が向けた淡く、歪んだ感情に。弟は気づいていた。
理解し、受け入れてしまった。
「僕だけが、兄さんを理解してあげられる」
資料庫:https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1673216
挿絵情報
- SS『無垢なる果実が腐る刻』