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恋歌 鼎のpesによる2人ピンナップクリスマス2018(横)
恋歌 鼎のpesによる2人ピンナップクリスマス2018(横)
イラストSS
「「サプライズ!」」
高らかな音とともに、クラッカーから飛び出したテープが舞い落ちる。
プレゼントのリボンをほどいた人間は、さぞかし驚いたことだろう。大きなプレゼントボックスの中には、大量のクリスマスのプレゼントと共に、汰磨羈と鼎が入っていたのだから。
シーツを巻き付けただけのあられもない姿の環と、花をかたどったリボンをあしらっただけの汰磨羈。つい、その柔肌に目が行ってしまうのは仕方のないことだろう。
まるでシャイネン・ナハトの雪のように真っ白な汰磨羈と、これだけ曝け出し、見つめていても底のしれないミステリアスさを醸し出す鼎。
分かってやっているのだろう。二人は、たっぷりと悪戯っぽい視線をくれる。
「どうやら成功だな」
汰磨羈の尻尾が、視線を誘うようにゆらりと揺れた。
「おや、どうしたのかな?」
鼎は目を細め、挑発的に姿勢を変えた。ぬいぐるみたちが沈み込み、汰磨羈の耳が愉快そうに揺れた。
「ふふ、ちゃんと下は付けているよ、おや、見てみたいのかい? ……なんてね」
「とにかく、今夜は楽しむとしよう……せっかくのシャイネン・ナハトだ」
※担当GM『布川』